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古希からの田舎暮らし

古希近くなってから都市近郊に小さな家を建てて移り住む。田舎にとけこんでゆく日々の暮らしぶりをお伝えします。

竹林をなんとかしなくては。

2009年12月05日 01時52分31秒 | 古希からの田舎暮らし 80歳から
 三木市の観光案内に出てくる法輪寺は、細川町垂穂の山腹にあります。由緒もたたずまいも立派で、一度はゆっくり訪ねてみたいお寺です。
 写真はそのお寺に登る道の途中にある孟宗竹の竹林です。山にとりついてお寺への細い道を軽自動車で登るまで竹林があることを意識しませんでした。森の中を通って山腹のお寺まで登る道があるのだろう、と思っていました。ところが森の中はこのありさまです。
 今年の春訪ねたとき、竹林のすさまじさに息を呑む思いでした。お寺の遠望からは想像もできない荒廃です。竹以外の植物が見当たりません。これでも遠くから見れば杉の大木などに囲まれたお寺と見えるでしょう。
 はびこる竹を切って里山を復活させよう。そう呼びかけて竹を切っているボランティアグループがあちこちにあり、シルバーエイジの人たちが活躍しています。ここまではびこってしまった竹林を里山に戻すにはどれほどの人の力が要るのでしょう。
 きのうは我が家の裏の竹薮を片付けました。何百本と切って山のように積んでいる竹を、丸鋸でたきぎサイズにして畑に運びます。燃やすときにはじけないように節の間に切り目を入れます。「そのうちやろう」とずっと思っていた仕事ができて、山も気分もちょっとすっきりしました。でもすっきりしたのはほんの数坪です。その先には竹薮が広がっています。
 きょうもせめて20本竹を切ろう。そう思って竹を切り、また竹の山ができる。ちょっとだけ竹の生えていないスペースができる。まさに人力による竹薮との格闘です。
「我が家の裏の竹薮は孟宗竹でないので切りやすいし、斜面はなだらかで危なくないし、老人でもたのしめます。快い汗と竹薮を征服した達成感は他では味わえません。無料でできる里山復活体験に参加されませんか」なんて宣伝文句を考えましたがいかがでしょう。