hiroshi hara: saxophoniste

日々の思考の断片

パリへ

2015-07-16 05:16:18 | 日常
ストラスブール最終夜、プロジェクションマッピングを見に行こうと外に出ると、道路におびただしい人の波がエトワール広場に向かっており、道行く人に聞くと革命記念日の花火が行われるということで、私も見に行くことにした。



そこでもたくさんの日本人に会い、夜遅くまで楽しく過ごすことができた。

翌朝、朝食へ。


毎朝、ケネスやミベモールの皆様と一緒だったのだが、彼らは早朝に香港に向けて経ってしまい、朝食会場には私一人だけだった。


私も準備を整えて、出発する前に、最後に大聖堂にご挨拶。


美しく、そして楽しかったストラスブールに別れを告げてパリへ。


ノートルダム寺院ではちょうどミサが行われていた。

ストラスブール滞在八日目

2015-07-15 05:01:35 | 日常
コングレスの最終日で、私のストラスブールも最終夜となった。

10時から次回の開催地、そして評議委員の投票が行われ、私も参加してきた。
広大なオランジュリー公園の中の立派な施設で開催された。



次回開催地はクロアチアのザグレブに決まった。


終了後は三々五々お開きとなり、公園でフェットが行われた。


その後は市内に戻り、大聖堂へ。




大聖堂前のカフェで休憩していたところ、元弟子が通りかかって、一緒に旧市街を歩いた。

ストラスブール滞在七日目

2015-07-14 14:44:19 | 日常
6日目の夜はセルマー社130年記念パーティーが開催され、たくさんのプレイヤーが集まって、夜遅くまで楽しい時間を過ごした。



一晩明けて7日目は、3つの本番を控え、朝はセルマーの記念演奏会のリハと本番。


私の隣にドゥラングル氏が、そして世界中のプレイヤーがアンサンブルメンバーだった。


午後からはJPサックスオケ。
ソプラニーノを仰せつかり、難し場面を武士のような心持ちで臨んだ。


軽い打ち上げも行われ、こちらも楽しいひと時だった。


そして夕方はジェローム・ラランと8名のアンサンブルによるピアソラナイト。


これをもって私のすべての演目が終わり、安心して疲れが出たのか、夜にいただいたムール貝に当たってしまった。

ストラスブール滞在六日目

2015-07-13 05:25:00 | 日常
朝からリハーサルへ向かう。

疲労がなかなか取れないが、宿を出ると美しい風景が広がっていて、とても気分が良い。


サックスオケのリハーサル、今日は打楽器、ハープも加わっての練習で、本番はいよいよ明日。


ティンパニのゲージが紙、しかも針が動かないので、もやはゲージの意味も成していない。


リハが早く終わったので、宿に戻りがてら大聖堂へ。
初めて中に入ることができて、聖堂内の広さや装飾の美しさは言わずもがな、そして外との空気が違い、瞑想するように穏やかな気持ちになった。


夜はジェロームバンドのリハーサル。
PDFをプリントアウトした楽譜のレイアウトが潰れてしまった音符に戸惑う人。


練習記号Mでは松下君が、Nでは中島君が、Oでは大石君がソロを吹くという奇跡が起きた。


いずれも楽しくリハーサルを終えて楽しい気分で本番を迎えられそうだ。

ストラスブール滞在五日目

2015-07-12 07:00:45 | 日常
11時半より、ディナン関係者によるレセプションが開催されて、私も本番前だったが参加した。



昨年、ディナンで買ったご当時Tシャツを着ていったら、皆に喜ばれて楽しい会になった。

楽しい会もあまり長居は出来ず、13時半より本番。
私にとって、今回のコングレスのメインイベントがついにやってきた。


モーツァルトのホルン協奏曲第二番、そして江戸の祭りを素材にして書いてくださった"WolfieEdo"は、大変難しい作品だが、決して今回限りの演奏だけにはせず、どこかで再演したいと思う作品だった。

アルトサックス、2ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロ、コントラバス、ホルン、打楽器という編成で、私としては弦楽器との共演は初めてで、弦楽器の発音や旋律をとらえるニュアンスを間近で聴くことができてうれしかった。

夕方はジェロームバンドとサックスオケのリハーサルをして、フラフラになって宿に帰る。
それから大聖堂界隈へと繰り出して、22時の夕暮れを見ながら買い物をした。

ストラスブール滞在四日目

2015-07-11 08:28:59 | 日常
午前中は会場でフルモー氏とSaxo Voceの演奏を聴いた。

午後からクレアシオンステージのリハ。
私の前に大石くんのリハをしていた。


リハの後はSalle de la Bourseに向かい、ディナン優勝者とブリュッセル王立音楽院サックスアンサンブルとの演奏会へ。


楽屋の様子。


演奏会は盛況のうちに幕を閉じて、その後は明日の演奏会のゲネプロを本番会場で行った。
ゲネプロ最後はラースの演奏だった。


ゲネプロ終了。
長い一日が終わり、純明さんと夕食へ。
シュークルートアルザシエンヌをいただいた。

ストラスブール滞在三日目

2015-07-10 06:24:10 | 日常
今日からコングレスが始まり、午前中は登録手続きや参加費の支払いで大勢の人たちが会場に来ていた。

私も同じく手続きを済ませて、その後に会場内のセルマーのブースを探すもどこにも見当たらずに探し回ったが、実のところまだ設営されておらず、荷ほどきに大忙しの様子だった。


午後からクレパン氏率いるブリュッセル王立音楽院のアンサンブルと、まずは彼らの宿の中にあるホールで軽く合わせて、夜は本番会場でのリハーサルだった。

ディナン優勝者とブリュッセル音楽院サクソフォンアンサンブルの共演。
アレクサンドル・ドワジー氏には本当に久しぶり会い、彼の貫禄の凄さに驚いた一幕だった。

ストラスブール滞在二日目

2015-07-09 15:50:01 | 日常
ストラスブールに到着して翌日、早速リハーサルだった。

ストラスブールを拠点に活動しているアンサンブル・リネアのメンバーと鈴木純明さんの新作が初めて音を出す。

写真は私の前のリハの様子。


初のリハは、アンサンブルの音やソロとの動きを聴きながら吹くため、難しい箇所などはとても吹けなかったが、次回のリハまでに修正して臨んでいきたい。

リハ終了後は純明さんと夕食。
牛肉を食べて元気をつけたい。


帰りは有名な大聖堂の前を通ったが、ちょうどライトアップされる直前で多くの人たちが集まっていた。


ライトアップされて、想像以上の大きさと鮮やかさに驚いた。

コングレスへ

2015-07-08 06:03:23 | 日常
今日からコングレス参加のためフランスへ。

パリ東駅から無事にTGVに乗ることができて、ストラスブール駅へ、そこからコングレスのボランティアスタッフの方の送迎により宿へと案内された。

詳細はまた追って書いていきたい。

尚美授業2015年度(第11回)

2015-07-07 00:52:45 | 尚美
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授業メモ

C限
本2年生 ベーシックトレーニング
・視聴CD: Jacques Ibert: Ouverture de fête (chef: Jean Martinon)
・J-M.Londeix: Exercices Mécaniques vol3 p8
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先週はアルルの女を、そして今日はイベールの祝典序曲を聴いたが、マルティノン指揮、フランス国立管弦楽団の盤のサックス奏者がわからず、聴いた限りでは想像できるのだが、確証はないので、知っていそうな人に聞いてみたいと思う。

イベールが日本政府の委嘱により書いたこの作品を、我々日本人は、そしてサックス吹きならば尚のこと、もっと知らなければならないだろう。
フーガ風につくり込まれた雄大な旋律を聴きながら、イベールの、個人の依頼ではなく、国から頼まれた作品にサックスを編成に加えたということへの思考と勇気を想像して、色々込み上げてきた。


夕方は洗足へ。
コングレスのためのサックスオケの練習初日で、隣席の楽譜に釘付けになった。


塩尻へ

2015-07-06 00:25:07 | 日常
昨晩、長野県の塩尻に宿泊し、今日は塩尻の中学校に伺い、木管分奏と合奏を聴かせてもらった。

今日は雲が多かったが、ひんやりした空気が気持ち良かった。


吹奏楽コンクールも近づき、一所懸命に練習していた。

ノートが

2015-07-05 00:43:01 | 尚美
今日は急遽、午後から尚美ディプロマの前期試験の審査を仰せつかることに。



クラリネット14名、サックス8名。

クラリネットは今夏大きなコンクールをいくつも控えている様で、みんなコンクール課題曲を演奏。
クラリネット作品も色々あるものだと楽しく聴かせてもらった。

バリオホールの舞台裏に興味深いノートが置いてあった。


2000年4月から記録されていたが、ここのピアノそのものはもっと古く、おそらく昭和からかと思う。

終了後は学生たちとも会わず会場を飛び出し。
新宿から特急あずさに飛び乗って3時間、塩尻へ。

ビニールを止めるテープ

2015-07-04 00:19:57 | 日常
今日も洗足レッスン。

いつも昼食に時間をかけたくないので、行きがけに駅近くのパン屋さんでパンを買うが、午前中に行くと昨日の残り物が安く売られていることがあり、見つけるとついついそれに手が伸びてしまう。
ただビニールを止めてあるテープをきれいに外すのが至難の業で、いつもビニールがズタズタに破けてしまう。



今日は湿度が影響したのか、初めてきれいに開けることができた。


中には3つのパンが入っていたが、しかしながら全て同じパンだった。

武蔵小杉で

2015-07-03 00:40:12 | 日常
今日も洗足でレッスンし、その後は譜読み鬼練。

数日前、思いがけず私の女神のピアニストが帰ってきており、武蔵小杉で落ち合う。

彼女がしばしば口にする「練習が間に合っていなくてキーッッってなる」が、私も今その状態だと話すと笑っていた。

また再来週、今度はパリで落ち合うことになる。

全員乗り

2015-07-02 00:53:49 | 洗足
今日は洗足で、学生たちのサックスオケ本番だった。

数年前からサックスオケもブラスと同様に通年科目の授業となり、1年生から4年生まで、ほとんどの学生が履修している。

今日の指揮に大井剛史さんをお迎えして、ドヴォルザークのセレナーデ、ダフニスとクロエ第一、第二組曲などを演奏した。

ゲネプロにて、ダフニス前のセッティングの様子。


ダフニスとクロエでは履修者全員乗り。
迫力ある舞台となった。


楽屋口ロビー。