この春からNHK教育で放送が始まった「ハーバード白熱教室」。
「NHK教育」と言う地味目なところでの放送にも関わらず、人気だと言う。
実際視聴してみると、授業の面白さにグイグイと引き込まれていく。
と言っても、授業の内容そのものは、とても難しい内容の「政治哲学」の中の「正義(・公平)」を扱っている。
番組を見ていて気が付くのが、授業と言っても一方的に教授がノートを見ながら話すと言う、日本の授業にありがちなスタイルではない。
テーマを出し、解説をしながら学生に意見を述べさせると言う、一種のコミュニケーションを要する授業なのだ。
それは「教授と学生・学生と学生」と言う中で展開される。
コミュニケーション力が必要とされるだけではなく、自分の考えをまとめ・的確なコトバを使うと言う、「ディベート」的要素も含まれている(だからといって、相手をやり込めるコトが目的ではない)。
もちろん、学生の言葉不足と思われる場合は、教授からのフォローも入るのだが、その内容を見るたびに、日本の学生がこのような授業についていけるのだろうか?と、思ってしまった。
大学生の授業と言うより、「ビジネスマンのための授業」と言う気がしてくるような内容だ。
で、今の日本の大学ではどうなのだろう?
日本における最高学府である大学の中の大学・東大。
元々「エリート官僚養成校」として、始まった大学なのだからこのような授業は、必要ないのかも知れない。
他のテレビ番組を見ていたら、「今時の東大生」と言う特集をしていた。
その中で興味深かいコトがあった。
それは「東大生って、チヤホヤされるのが好き」と、東大生自らが話しているコトだ。
子供の時からチヤホヤされ、大人になってもチヤホヤされ・・・コレでは「(エリート官僚養成校)東大」は、世間から「チヤホヤされるのが好きな人養成校」に成り下がってしまったのか?と、不安に感じてしまった。
そのためだろうか?日本の官僚だけではなく政治家も含め、どこかコトバ足らずのところがある。
「多くを語らずとも、わかってくれ」と言うコトなのかも知れないのだが、グローバル化した現在では、「語らなくてはわからない」はずだ。
それだけではなく、今の日本の政治には「哲学」と呼べるモノがあるのだろうか?と、考えてしまった。
「ハーバードと言う、世界最高と言われる大学の授業なのだから」と言ってしまえばお終いだが、改めて「学ぶ楽しさ」と、学生の頃から思考的様々な面でトレーニングをする大切さを実感している。
「NHK教育」と言う地味目なところでの放送にも関わらず、人気だと言う。
実際視聴してみると、授業の面白さにグイグイと引き込まれていく。
と言っても、授業の内容そのものは、とても難しい内容の「政治哲学」の中の「正義(・公平)」を扱っている。
番組を見ていて気が付くのが、授業と言っても一方的に教授がノートを見ながら話すと言う、日本の授業にありがちなスタイルではない。
テーマを出し、解説をしながら学生に意見を述べさせると言う、一種のコミュニケーションを要する授業なのだ。
それは「教授と学生・学生と学生」と言う中で展開される。
コミュニケーション力が必要とされるだけではなく、自分の考えをまとめ・的確なコトバを使うと言う、「ディベート」的要素も含まれている(だからといって、相手をやり込めるコトが目的ではない)。
もちろん、学生の言葉不足と思われる場合は、教授からのフォローも入るのだが、その内容を見るたびに、日本の学生がこのような授業についていけるのだろうか?と、思ってしまった。
大学生の授業と言うより、「ビジネスマンのための授業」と言う気がしてくるような内容だ。
で、今の日本の大学ではどうなのだろう?
日本における最高学府である大学の中の大学・東大。
元々「エリート官僚養成校」として、始まった大学なのだからこのような授業は、必要ないのかも知れない。
他のテレビ番組を見ていたら、「今時の東大生」と言う特集をしていた。
その中で興味深かいコトがあった。
それは「東大生って、チヤホヤされるのが好き」と、東大生自らが話しているコトだ。
子供の時からチヤホヤされ、大人になってもチヤホヤされ・・・コレでは「(エリート官僚養成校)東大」は、世間から「チヤホヤされるのが好きな人養成校」に成り下がってしまったのか?と、不安に感じてしまった。
そのためだろうか?日本の官僚だけではなく政治家も含め、どこかコトバ足らずのところがある。
「多くを語らずとも、わかってくれ」と言うコトなのかも知れないのだが、グローバル化した現在では、「語らなくてはわからない」はずだ。
それだけではなく、今の日本の政治には「哲学」と呼べるモノがあるのだろうか?と、考えてしまった。
「ハーバードと言う、世界最高と言われる大学の授業なのだから」と言ってしまえばお終いだが、改めて「学ぶ楽しさ」と、学生の頃から思考的様々な面でトレーニングをする大切さを実感している。