日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

街に出る、大学?-商店街の活性化-

2010-04-30 19:47:56 | アラカルト
今夜から、高速道路の渋滞が始まるようだ。
今年は、1日~5日まで何の気兼ねなく連続して休めるというコトで、遠出を考えている方も多いかも知れない。
そんな人たちを横目に、家でじっくりDVD鑑賞や読書などを楽しみにしているインドア派の方もいらっしゃるだろう。
近場の公園などで、ゆっくり過ごす「究極の安・近・短」派というプランの方もいらっしゃるのではないだろうか?

そんなGWの過ごし方に、こんなプランもあるのか?という話題が讀賣新聞のWEBサイトに紹介されていた。
と言っても、阪大の先生が教室を飛び出して、商店街にテーブルと椅子、お茶を飲みながら「科学の話をする」というコトのようだ。

最近、子供たちの「科学離れ」が、問題になっている。
私も生物はまだしも、化学も物理も苦手だった。
それも最上級クラスの苦手度だった。
その「科学」が街中の商店街の一角に「カフェ」を設け、大学の先生が講義をするというのだ。
目的の一つは、科学の面白さを広く多くの人に知ってもらうため。
もう一つは「何か面白そうなコトをしているな~」と、人を集め、商店街を活性化させたいというコトのようだ。

これまで、商店街の活性化というと商店街の再開発などが中心だった。
確かに、商店街全体の再開発で元気を取り戻した所もある。
また、
だが、それよりもはるかに多い数の商店街が、シャッター通りと化している。
その歯止めがかからないどころか、年々その数は増えている。

これまで、大学生たちが実験的なお店を作ったりして、何とか商店街の活性化を試みたところがあったのだが、それらの多くは「地産地消」をテーマにした、食堂やカフェだった。
それが悪いわけではない。
「地産地消」というテーマは悪くはないし、「地元に目を向け、地元を活性化」というテーマとしては、当然の発想だろう。
問題なのは、そのどれもが短期的に終わってしまっていることと、周囲の意識として「学生のやっていること」という、ややもすると冷かし的な見方もあったように思う。

ところが、今回の阪大の試みは「科学の専門家が、街に出てお茶を飲みながら話をする」という、まったく違った視点がある。
「大学の偉い先生の話を、お茶代で聞ける」という付加価値がある。
話をする教授側としては、大学・学部の良いPRにもなるし、「科学の面白さ」を多くの人に伝えることができる、という冒険的な楽しみもあるだろう。

もし、このような「講義」が科学分野だけではなく、古典や経済、法律などという内容に拡がっていけば、もっと面白いコトになるのでは?
そんなコトを想像してしまう、楽しく、興味のある「商店街の活性化」のように思う。

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航空各社の地方路線廃止に思う

2010-04-28 19:58:37 | ビジネス
JALの経営再建に伴い、「赤字路線」の撤退が次々と発表されている。
ここ名古屋では、県営名古屋空港を利用していたJALが完全廃止の意思を発表したばかりだ。
もちろん、地元自治体は廃止見直しを訴えている。
県営名古屋空港に限らず、地方にある飛行場の多くが廃止の対象になっているはずだ。

それだけではなく、ANAも一部赤字路線の廃止を検討しているようだ。
名古屋について言えば、セントレア発着の中四国便の廃止も検討されている。
「帰省は、ドンドン不便になりにけり・・・」という感じがしないでもないのだが、実は、さほど不便だとは感じていない。
というのも、夜行バスなどが運行されているからだ。
夜名古屋を出発すれば、朝には目的地には到着する。
1泊分の宿泊費は要らないし、朝から動き回ることが出来る。
何より、航空運賃に比べれば格段に安い。

ただ、この夜行バスにも問題がある。
それは座席と安全性だ。
夜行バスの座席がいくら良くなっても、「布団で寝る」という感覚で休むことは出来ない。
安全性という点では、ここ2、3年問題になっている乗務員さんたちの過労の心配と、女性が一人で乗車するコトに抵抗感がないわけではない。

そんなコトを考えていたら、フッと思い出したことがある。
それは、JRの「寝台列車」だ。
飛行機を利用した時の値段と時間の差や夜行バスの台頭で、「寝台列車」は次々と姿を消していったが、こんな時だからこそ「寝台列車」が便利かも知れない・・・と、思うのだ。
と言っても、一般的な「寝台列車」を利用するためには、乗車券+特急券+指定席券+寝台料金が必要だ。
この「寝台料金」が加わることで、結局飛行機を利用するのと大差ない、値段に跳ね上がってしまい、「同じくらいの値段なら、速い方が便利」というコトで、利用者が減ってしまったのだ。

実は旧来の「寝台席」とは違う、「ノビノビ座席」という座席を設けた夜行列車がある。
「ノビノビ座席」と言っても、座席があるわけではない。
フルフラットの座席というか・・・フェリーの客室のような感じのスペースとなっているのだ。
これなら、足を伸ばしてゆっくりと眠ることが出来そうだし、定期的に車掌さんが見回りにも着てくれるという安心感がある。
何よりも「寝台料金」が必要ではない(=乗車券+特急券+指定席券で、利用できる)という、値段の面でも魅力がある。
座席の写真を見ると、私のような「お一人様向け」というより、「家族向け・小グループ向け」という気がするのだが、むしろこの「家族向け・小グループ向け」というのがポイントだと思う。

「高速道路1,000円」になって、1年になる。
その度に起こる大渋滞のニュースを聞くと、このような列車の利用も便利なのでは?
むしろ「エコロジー」という点から見れば、利用する価値は十分あると思う。
であれば、JR各社もこのような列車の利用に対して「家族・グループ向け割引きっぷ」を企画しても良いのではないだろうか?
そして、一度は引退した「寝台列車」の内装を替えて、復活させるのも悪くはないと思うだ。
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ポイントは「化粧ポーチ」

2010-04-28 11:40:57 | トレンド
朝日新聞のWEBサイトに、外出先で使う「外電」市場拡大中 働く女性に人気という記事が掲載されていた。

記事中に紹介されている「携帯音波振動歯ブラシ」は、先日、近所のドラッグストアーでも見かけた。
女性の好みそうな色を中心に、コンパクトでカラーバリエーションも充実している。
首凝りに使うマッサージ器は見ていないのだが、最近首凝り・肩こりが酷い私にとっては興味ある商品だ。
他にも紹介されている商品は、どれもカラフルでコンパクトな商品だ。

これらの商品のヒットには、職場における女性の日常的活動に着目している点が挙げられているが、私は「化粧ポーチ」なのではないか?と、考えている。
首凝りマッサージ器以外は、マスカラやアイライナー、口紅のような形状になっているのも共通している。
何よりも、「携帯音波振動歯ブラシ」のように、家電量販店だけではなく、ドラッグストアーなどでも販売されている、という点がポイントだと考える。

実は、以前から「小型脱毛器」などは、以前からドラッグストアーでも販売されていた。
実際、ドラッグストアーでの置き場所は、化粧品売り場の中の美容器具の一角だ。
男性の目にとまり難く、女性が手に取りやすい場所でもある。
価格帯もドラッグストアーで扱う化粧品と同じ位で、隣のコーナーは「ボディケアローション」などになっている。
関連付け易い商品と並べることで、相乗効果が狙えるのだ。

そのように考えれば、女性が手に取りやすく・購入しやすい販売ルートとして、ドラッグストアーなどが当然ながら考えられるのだ。
だからと言って、余りにも仰々しいというか、いかにも脱毛器然としたデザインや形状では、女性の興味は引かない。
何より、「(旅行などで)持って歩く」コトを考えれば、「化粧ポーチに入る大きさとデザイン」でなくてはならない。

その視点から考えれば、化粧ポーチに入る大きさ、形状、違和感のないデザインという点も、ヒットの要因だと思うのだ。







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職場が孤独化していません?

2010-04-27 20:57:32 | 仕事のコツ
以前、紹介した「ソーシャルブレインズ」について、新人の皆さんに知ってもらいたい、と思ったことがある。
そして、それは職場の先輩や上司となる人たちにも、知ってもらいたいことだった。

一言で言うなら、「職場で孤独化していませんか?」というコト。
「孤独化」と言っても、職場でいじめられているとか、疎外感を味わっているという意味ではない。
パーテーションなどで仕切られた環境の中で、仕事をしていませんか?という意味だ。

いつ頃からだろうか?日本のオフィスでも一人づつ仕切りがされるようになり、周囲を「壁」に囲まれて仕事をするようになってきた。
個人の成果を求めるためには、周囲と一緒に考えたり、チョッとした(無駄)話をしたりする時間は非効率的であると、考えられるようになってきた。
アメリカのテレビ番組などでも、ごく当たり前のようにパーテーションで区切られた半個室のような状態で仕事をするのを目にした。
最近の事情は知らないが、なんとも「孤独感・孤立感」のある雰囲気だったような覚えがある。
確かに、それなりにカッコ良さそうな感じはあったし、パーテーションで区切られた壁に、家族の写真など「自分の部屋」のように、カスタマイズして仕事に励む姿もそれはそれで、アリなのかも・・・と思った。

実際私もそのような環境(=パーテーションで机一つ自分の部屋状態)で仕事をした経験があるのだが、私には合わなかったようだ。
確かに、集中して考えごとはできるのだが、それよりも壁に囲まれたようで息苦しくてたまらない。
何より考えに煮詰まった時、気分転換になるような話が周囲とは出来ないし、外の景色も見えない。

いきなり周囲の人に話し掛けるのは、傍迷惑のように思えるかも知れないが、考え事をしながら、周囲の雰囲気や会話というモノはある程度把握している。
それは「注意力散漫」というのではなく、周囲の気配を常に感じ取るような感覚なのだ。

そしてそのような会話をするコトで鍛えられるのが、「コミュニケーション力」だろう。
職場で一番コミュニケーション能力が鍛えられる方法は、飲み会などの幹事を引き受けることだといわれている。
①参加メンバーを募り
②スケジュールを調整し
③予算を決め
④場所をピックアップし
⑤お店と交渉をし
⑥参加者に連絡をする
というステップは、プレゼンテーション力も必要だし、予算管理能力や交渉力も必要だ。
パーテーションで区切られ、メールだけのやり取りをしていては、目の前にいる「相手の気持ちを覗う」コトは出来ない。

「相手の気持ちを覗う=相手の気持ちを想像する」コトが出来ずに企画を立てても、それは独り善がりなモノだろう。
そのような企画のプレゼンテーションをされる側にとっては、時間と労力のムダだ。

これらの基となっているのが「ソーシャルブレインズ=社会能」というコトなのだ。
とすれば、パーテーションで区切られたオフィスやメールだけのやり取りは、企業にとってプラス要素はさほどないのではないだろうか?
それだけではなく、企業という組織の連帯感も失われてしまうのではないだろうか?
(「飲み会=組織の連帯感を高める」訳ではないので、嫌がる人を無理に誘わないコトも大切な「社会力」だ)

時々、若い人たちと話すときに感じる「自分と他者との境界線のあやふやさ」や「自由や個性のはき違い」を考えると、この「孤独化」なのでは?と、思い至ったのだった。
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オマケ付き雑誌ばかりでは・・・

2010-04-26 22:59:06 | トレンド
以前、「オマケ付き雑誌」について、エントリをした。
4月に入り、「オマケ付き雑誌」の中心的出版社・宝島社だけではなく、大手出版社も次々と出している。
その理由は、季節の変わり目や新生活のスタート時期というコトがある。
と言っても、付いてくるオマケはポーチだったり、シュシュなどで、余り変わりばえしないようだが、そこはキャラクターモノにするなど、あの手この手の工夫がある。
実際、夕方の書店の女性ファッション誌売り場の近くでは、「へ~、こっちの付録は○○なんだ・・・。可愛いね」と言いながら、友人たちと話す女子高校生たちの姿が目立つ。
さすがにOLさんたちは、そのような会話をしているような感じは無いが、それでも興味深そうに店頭に飾ってある雑誌のオマケを手にとって見ている姿が目立つ。

この「オマケ付き雑誌」の中心となっているのは、上述を下通り宝島社だ。
その宝島社から発売されている「オマケ付き雑誌」にも、最近チョッとした変化が現れてきている。
それは、昨年のような「イヴ・サンローラン」や「キッドソン」と言った、ファッション関係のモノだけではなく、「マリメッコ」や「リバティー(プリント)」と言った海外のテキスタイルメーカーのモノを出し始めているのだ。
テキスタイルブランドとしては有名な「マリメッコ」や「リバティー(プリント)」だが、果たしてどれだけ若い女性に馴染みがあるのだろうか?と、考えてしまったのだ。

宝島社の「オマケ付き雑誌」は、確かに面白い発想と編集だと思う。
その反面、「ムック」本としてどれだけの読者が、雑誌を読みブランドに対して共感したりしているのだろう?と、考えてしまうのだ。
特に「マリメッコ」や「リバティー(プリント)」などは、その企業のあり方や歴史が、その企業の価値を創り出している。
そのようなコトよりも「カワイイ」という理由だけならば、協力をしている企業にとってどれだけ魅力がある企画なのだろうか?

そんなコトを考えながら、雑誌のコーナーを歩いていると「ファッション誌ってなんだけ?」という気がしてきた。
「VOUGE」などは、「i-Pad」などに対応できるように、「ネットファッション誌」というあり方を模索し始めているようだ。
その特徴は、パリやミラノ、NYといったコレクションやデザイナーのインタビューなどの動画を配信し、雑誌の上でファッションショーが見られるようにするコトだという。
それはそれで魅力的なのだが、それは「VOUGE」という雑誌の編集の中心が、コレクション中心だから出来るのだろう。

であれば、他の一般女性ファッション誌は何を提案すれば良いのだろうか?
やはり「普通の女性たちの、等身大のお手本ファッション」なのではないだろうか?
それも「How to」ではない、「素敵な大人」が登場するような内容だ。
「生き方のお手本」というような、そんな素敵な大人が見せる「生活美の中のファッション」という提案がもっとあっても良いのではないだろうか?


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人目を引いた広告

2010-04-26 11:24:37 | アラカルト
今朝、朝日新聞の中面総て(13版・全面)を使った広告が掲載されている。
雑誌で言うなら、センターフォールド。
寝ぼけ眼で新聞をパラパラとめくっていても、「これは何の広告?!!」とビックリしながらも興味を引く広告だ。
今朝の私が、そうだった。

広告は、写真ではなくイラスト。
イラストというよりも、マンガのワンシーンのような感じ。
もっと言うなら、「バガボンド」を連載している、井上雄彦さんの絵のような感じだな~、と思って見ていた。
そんな大きな広告の左下に、小さく(といっても、一般的な3段程度の新聞広告なら普通の大きさ)URLがあり、広告の絵の中には不釣合いなQRコードがある。
「何の広告なのか、QRコードでアクセスしてくれ」というコトだろう。

そして、実際にアクセスしてみた。
やはり「バガボンド」や「スラムダンク」の作者・井上雄彦さんの「最後のマンガ展・仙台」の広告だった。
名古屋では開催されなかった(というか、このような作品展などは「名古屋飛ばし」と言われるくらい、飛ばされることが多い)ので、どのような作品展なのかは不明だが、過去の会場ではなかなかの好評だったようだ。
会期中には、ワークショップを開くなど「マンガ家」を知ってもらうような内容も含まれているようだ。
しかし、残念ながらこのGWに開催される仙台会場が最後となり、その告知広告だったようだ。

そこで考えてしまったことは、「何故全国版として広告を打ったのだろう?」という点だ。
もちろん、GWという行楽時期と重なるため、これまでの作品展に来たくても来られなかった人に対して、「最後の開催」という告知の意味もあるだろう。
もう一つは「最後の開催だから、全国にいる見逃した人は仙台に来てください」という、意図もあるだろう。

私のような「バガボンド」ファンではない人にとっては、「ハァ~・・・?」だろうが、井上雄彦さんのファンや「バガボンド」ファンにとって、「これが最後か!」と思えば、仙台まで駆けつけるだろう。
おそらく、その様なコトを期待した広告なのではないだろうか?

ただ、このような作品展を全国紙でこれほど大きな広告を打つこと自体、これまでに無かったのではないだろうか?
そのことに驚くと共に、全国にいる「バガボンドファン・井上雄彦ファン」が仙台に集まった場合の、地域経済効果というモノを考えると、新しいアプローチなのでは?と、考えてしまった。

追記
間違いのご指摘があり、訂正をさせていただきました。
ありがとうございました。
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安売りが、安売り思考を呼ぶ

2010-04-24 23:02:17 | ビジネス
朝日新聞のWEBサイトに、とても興味深い記事が掲載されていた。
それが、値引き競争がデフレ招く…「安さ」求める消費者意識とはという記事だ。

確かに、テレビの消費者(多くの場合は、スーパーなどで買い物をしている主婦)インタビューなどでは、ひとりが「そりゃ~、お安い方が良いですよ。家計を預かる者としては・・・。節約しないとね~」と答えると、大体周囲にいる買い物客が頷き「そうですよ・・・」と言っている。
そして次の人も、同じ様なコメントをし、そのような場面が3,4回続く。
それを見ている視聴者は、「そうなんだ・・・。世間ではそんなに節約思考が高まっているんだ。うちも節約しなきゃ・・・。それに、やっぱり安い方が良いよね。なんてったって、不況なんだもん」という、意識が働く。
まして、一昨年の「リーマンショック」以降、世界の金融・企業は危機的状況に陥り続けている、と思い込んでいる。
それの繰り返しが、消費者の「安売り思考」を強めているのでは?という指摘も以前されていた。
ただこのような指摘は、実感的なトコロもあり、ハッキリしたデータが公表されていたわけではない。
それが、データとして発表されたコトがとても興味深いのだ。

最近では、牛丼チェーン店の「価格競争」が話題になった。
1社が値下げを発表すると、その値下げを上回る値下げを次の企業が発表し、まるで「体力勝負の値下げ競争」となってしまっている。
「そんな状況を続けて、本当に儲かるの?」と思えるような状況だ。
10年ほど前には、「マックVSロッテリア」で同じような、低価格競争があった。
結局、ロッテリアが大きく利益を落としたことから、低価格競争から撤退し、マックも子供向けの「ハッピーセット」だけが残る結果となった、と記憶している。

だからと言って、調査にあるように2割程度の価格アップが良いのか?といえば、決してそうではない。
一番大切なことは、メディアに踊らされない「生活審美眼」を持つ、というコトなのではないだろうか?
ブランド品を買い漁るのも、一つの価値観だろう。
だが「ブランド品とは何か?」というコトを理解した上で、買い物をするのと、「雑誌に紹介されていたから」とか「有名人が持っているから」という理由で、選んでいるのであれば、生活者としては、幼いのかも知れない。

逆に、企業は「生活者に対して、適切な情報発信とコミュニケーション」をし、より「目に見えない付加価値」を創造するコトが大切なのではないだろうか?
むしろこれからが、「企業の生活者創造力」の試される時代なのかも知れない。
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名前を変えてやってます

2010-04-23 22:10:06 | CMウォッチ
しばらく前から、夕方~夜時間帯に頻繁に流れるテレビCMが気になっていた。
それは、家族が食卓を囲み、楽しげにそして美味しそうに、食事をしているCMだ。
最後に企業名が出てくるのだが、聞きなれない企業名なのだ。

新しい企業の割には、テレビCMが流れる量と時間帯から考えると、随分とCMに力を入れているな~、と思っていた。
最近では、地方のスーパーが共同開発したPB商品などもテレビCMをしているので、てっきりそのような企業CMなのかと考えていたのだが、その割には一部の食品に偏っている。
企業名から察して、海外企業の日本法人なのか?とも思われたのだが、CMに登場する食べ物が洋風のメニューではない。
鍋とかうどんなどのどちらかといえば、日本的なメニュー。
これは?と思い、調べてみた。

その企業名は「テーブルマーク」
冷凍うどんなどの製造で有名な「加ト吉」が、社名変更した名前だったのだ。
ご存知のように、「加ト吉」は中国毒入り冷凍餃子事件で問題になったJTフーズの完全子会社だ。
しかし、JTフーズは毒入り冷凍餃子事件でダメージを受けた。
結果、JTフーズは一部の事業を加ト吉の子会社にし、事業の建て直しをはかっている。
この経過を見ると、複雑な関係の中で出来上がった企業という感じがするのだが、名前を変えることによって、JTフーズは毒入り餃子事件のダメージを払拭するコトに成功している。
もっとも、「テーブルマーク」が扱っている商品の中には「冷凍餃子」は現時点で含まれていないようだが・・・。

このテレビCMを見ていて感じることの一つに、日本的商品を扱う海外企業という印象があることだ。
その理由は、企業ネーミングというコトもあるのだが、そのロゴに影響されているのでは?と、思っている。
個人的には「赤+白」という組み合わせは、アンディ・ウォーホールの「キャンベルスープ」を思い出させる。
もちろん「赤+白」は、元気なイメージがあるだけではなく、食卓で映える色でもある。
食品を扱う企業としては、基本的な色の組み合わせだともいえる。
人によっては、「味の素」を思い浮かべる色の組み合わせ、という方もいらっしゃるかも知れないが・・・。

ネーミングだけではなく、そのロゴの色の組み合わせ・トーンなども、企業イメージに大きく影響するというコトが良く分るCMでもある。





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新党ブームで・・・

2010-04-22 21:04:37 | 徒然
新党ブームだ。
与謝野さんと平沼さんの「たちあがれ日本」に続き、首長さんたちが集まった党ができたり、大阪府知事の橋下さんが「大阪から日本を変える」ために立ち上げた。
そして「総理になって貰いたい候補1位」の舛添さんが新党を立ち上げると発表した。

「雨後の竹の子」のように、ボコボコと新党が立ち上がっている。
その背景にあるのは、国民の期待を一身に集めたはずの民主党が、国民の期待に応えられていないというコトだけではなく、野党となった自民党もパッとしない。
大阪府知事の橋下さんの「大阪維新の会」はともかく、民主党とも自民党にも期待感が無い層への受け皿となりたいというコトなのかも知れないが、どの新党も「どんなビジョンを持って、日本を創っていきたいの?」というコトが、見えてこない。

確かに「たちあがれ日本」は、高齢者に対して積極的な政策を考えているようだが(党員の皆さんが世間一般的に言われる「高齢者」ですから)、だからと言って、将来的ビジョンはどうなの?という気がする。
「高齢者が幸福と感じる日本は、国民の多くが幸福と感じる日本なのか?」と言えば、「・・・???」だと思う。
そして、今日自民党を離党し新党を立ち上げる舛添さんだが、コチラもまだまだビジョンが見えてこない。
「たちあがれ日本」にしても、舛添新党にしても「自民党ではできないから、新党を立ち上げました」というか「自民党では選挙が戦えないから」という

新党というのは、「既存の政党では、自分(たち)の政策ビジョンが実現できない」というのが、立ち上げる理由だと思うのだが、どうも・・・烏合の衆という感じにしか見えない。
これまで政策ビジョンが同じだった人たちが集まった政策集団としての新党ではなく、頭揃えの新党にしか思えないのだ。

「選挙を見据えて」というコトなのかもしれないが、それにしては自分たちのことしか考えていない新党ブームという気がしてならない。
とても生活者・選挙民のコトを考えた新党ブームだとは思えないのだ。
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ファーストフードにもローカル色?

2010-04-20 21:21:13 | ビジネス
朝日新聞のWEBサイトに、もみじまんじゅう風ドーナツいかが 広島のモスド1号店という記事が掲載されていた。

モスバーガーとミスタードーナッツが、業務提携を行うと発表したのは2008年なので、既に2年が経過している。
発表当時は、テレビCMなどが盛んに流れたので「モスド」そのものは知っていても、実際ミスタードーナッツやモスバーガーの店頭で見かけるというコトは無かった。
というよりも、私自身は見かけたことが無かった。

その「モスド」計画第3弾として、いよいよ店舗展開をするようだ。
その第1号店が、広島にオープンするらしい。
そのメニューの中に「もみじ饅頭」風のドーナッツが、この1号店限定で発売されるというのが、この記事の内容だ。

確かに、モスバーガーはそれぞれの店舗エリアにあわせた、地域ごとの野菜を独自に仕入れるという方法をとっている。
そのことで「安心・安全」を強く打ち出し、ファーストフードといっても「健康志向」の強いイメージがある。
一方、ミスタードーナッツといえば、ドーナッツを上げる油を「トランス脂肪酸」を使わないというコトが話題にはなったが、取り立てて「健康志向」という感じでもなく、まして「地産地消」というイメージはまったく無い。
むしろ、「日本全国どこに行っても同じ味が楽しめる」という、ファーストフードの典型の店舗運営をしている。

そんな、異なる企業文化(というほどでもないが)を持った、2つの企業が「共同で何かをする」というコトに対しては、「???」なところがあったし、今でもあるのではないだろうか?
そこで見出したのがこの「ローカル色豊かな『もみじまんじゅう風』ドーナッツ」というコトなのだろうか?
これをきっかけに「モスド」店舗では、ローカル色豊かな地域限定メニューが、次々と登場するのだろうか?
そんなコトが気になってしまった。

もう一つ気になったのは、1号店が何故広島だったのだろうか?という点だ。
ファーストフードの雄・マックが日本で初めて作った店舗は、銀座だった。
それも銀座三越の一角だった。
それが話題となり、ニュース映像として今でも残っている。
モスバーガーは成増に1号店を、ミスタードーナッツの本社は吹田にある。
もしかしたら、「モスド」をやりたい!といって、手を上げた方が広島の方だった・・・という理由なのかも知れないが・・・。
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