日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

大晦日に見る「お正月CM」

2010-12-31 21:27:55 | CMウォッチ
NHKの「紅白」ファンではない私は、何気に民放を見ている。
そんな時、「あれ?まだ大晦日なのに?」というテレビCMを見た。
それが、フジフィルムの「お正月を写そう」だ。

このフジフィルムの「お正月を写そう」自体は、とても息の長いテレビCM。
既に30年くらい続く「お正月CM」なのではないだろうか?
数多くあった「お正月CM」の中で、今でも続く数少ない(もしかしたら、唯一)CMだと思う。
そのフジフィルムの「お正月を写そう」も、今年はチョッと違っているようだ。

これまでの「お正月を写そう」は、あくまでも「フィルムプリント」に主眼が置かれていた。
それが今年の年賀状プリントのCMでは、3DカメラのCMキャラクターの佐々木希さんとスキンケア商品のCMに登場している中島みゆきさんが登場していた。
お二人がピンクのウサギの被りモノを着て、登場すると言う可愛らしいくもチョッと楽しげなCMだった。

そして今回の「お正月CM」は、いくつかのパターンを用意しているようだ。
どちらかと言えば、「フジフィルムCM」出演タレント総出演という感じだ。
「フジフィルム商品内コラボCM」感だ。
「お正月CM」だからこそ、できるCMだと言えそうだ。

もう一つ見たテレビCMは、缶コーヒー「BOSS・レインボーマウンテン」だ(残念ながら31日現在、新しいCM情報にはUpされていない)。
登場する人物は、「宇宙人・ジョーンズ」と「宇宙人・おじいさん」。
「宇宙人・ジョーンズ」は、このCMのレギラー出演者。
この冬のCMには、「宇宙人・カセーフ」や「宇宙人・ガッツ」が登場した。
その延長として、今回「宇宙人・おじいさん」が、お正月CMとして登場したようだ。
厳密に言えば、「お正月CM」とはいえないのかも知れないのだが、「来年(今年)こそ、元気な1年にしよう」という、メッセージが伝わるようなCMの作りになっている。

「下ばかりを見ていても、今の社会的閉塞感は打開できない。だから上を向こう。日本全体が上を向いていた元気な時代を取り戻そう」というメッセージを、坂本九さんの「上を向いて歩こう」に乗せている。

この2つのCMで登場するのが、「スカイツリー」だ。
来年を象徴する一つが「スカイツリー」となるコトは、確実だろう。
でも、それを見上げる私たちの気持ちも上向きになるのか?
そんな心配もしてしまう、大晦日の夜だ。

今年1年、お付き合いを頂きありがとうございました。
感謝を込め、ありがとうございました。

年末寒波を日本を襲っていますが、どうか心の中だけは暖かくお過ごしください。
来年もよろしくお願いいたします。



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来年はどんな年?

2010-12-30 20:02:54 | アラカルト
今年も後1日。
イロイロなことがあった・・・と言うか、ありすぎた年だったように思う。
個人的な大病は別にして、日本を取り巻く環境の変化の大きな1年だったように思う。
それだけではなく、様々な変化が見られたように思っている。
その筆頭に上げられるのは、「スマートフォン」と「電子書籍」だろうか?

日経新聞のWEBサイトを見ていたら、「スマートフォンがPCを抜いた」とある。
10年ほど前に盛んに言われた「ユキビタス社会」というコトが、現実になりつつあるような社会変化だろう。
「ユビキタス」というコトバが使われはじめた頃は、「こんな社会になれば、いつでもどこでも情報を得られ便利だろうな・・・」という、あくまでも「イメージの社会」だった。
それが現実のモノになりつつある。

おかしなモノで、「イメージ」であった頃は盛んに「ユビキタス」と言うコトバを盛んに聴いたはずなのだが、現実になりつつある今は、ほとんど聞くコトが無くなった。
ただ、この様な「いつでも・どこでも・・・」という情報ツール(の市場)は、生まれたばかりなので、これからどのような拡がりを見せるのかは、まだまだ不確定なところも多い。
その点を考えれば「使う側」の変化が起こるのが、来年なのかも知れない。

このような「情報」をキーワードとしたモノが、話題になった反面もう一つ話題になったのは「環境」にまつわることだろうか?
最近では「水ビジネス」が話題になった。
この「水ビジネス」には、2つの面がある。
一つは「水道事業」などのインフラ事業だろう。
この面では、日本は世界でもトップレベルだと言われている。

もう一つは「水資源」という点だ。
この秋、東京都が東京都の水道水を取水している地域の土地を買い取ったことが話題になったことは、記憶に新しいトコロだ。
東京都のように、自治体が積極的に「水源確保」をしているトコロは、まだあまり多くないのではないだろうか?
先日、偶然見た夕方のニュースでは「日本の水資源が海外(特に中国企業)に狙われている(のでは?)と言う特集があった。
日本の山林価値と言うのは、林業的価値が中心で「土地保全」という視点や「水資源保全」という視点がほとんどない。
もちろん、国内のミネラルウォーター製造・販売を手がけている企業は、積極的に森林資源=水源資源と考えている。
しかし、このような発想で森林価値を見出している例は、まだまだ少ないのではないだろうか?

「21世紀は、水の時代」と言われているにも関わらず、元々水資源の豊かな日本ではどうもその「価値」が低く見られているように感じる。
そのような「価値変化」が山林地主さんだけではなく、社会全体が求められるようになるのでは?

いずれにしても、混迷するばかりの政治をあてにするのではなく、「企業が積極的に動く」コトが必要な年となるのが、来年のような気がする。





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モスバーガーは日本テイストで、アジアを目指す?

2010-12-28 20:19:28 | ビジネス
モスバーガーの新しいテレビCMを見ていたら、「アジア同時発売」と言っている。
ハンバーガーを「アジア同時発売」って、チョッと大袈裟なんじゃ・・・???と言う気がしていた。
ところが、モスバーガーは本気だったようだ。
と言うのも、モスバーガーの新商品「塩バターチキンバーガー」のサイトを見ると、日本語だけではなく、ハングルや中国語、タイ語までも登場する。

モスフーズ「塩バターチキンバーガー」サイト

実は、このテレビCMを見たとき「モスバーガーって、アジアでも店舗展開をしているんだ・・・」というコトを、初めて知ったのだ。
と言うのも、モスバーガーはご存知の通り、店舗展開をしている地域内で野菜などを調達するために農家と契約をしているからだ。
もちろん、「モスバーガー」としての味を大切にしなければ、「モスバーガー」としての意味はない。
日本国内であれば、その「モスバーガーの味」を作り、守ることは簡単だろう。
だが、アジア(正確には「東アジア」というべきか?)で、同じ様なある意味「均一の味」を出す・作り出すというコトは、とても難しいのではないだろうか?

日本の飲食チェーン店やファストフード店が、アジアへ進出している。
そこで問題になるのは、進出した先の国の味覚と日本の味の違いなのではないだろうか?
味覚と言うのは、それぞれの国の食文化と結びついている。
時には、社会文化を背景としている場合もある。
そのことを考えると、進出した国で「日本の味を出す」ことが、難しいのでは?と考えるのだ。
それだけではなく、できる野菜の味も微妙な違いがあるのでは?

そんなコトを考えると「アジア同時発売」というのは、モスバーガーの自信でもあり、挑戦でもあるような気がするのだ。
だが、そのリスクを少しでも減らすためだろうか?
いかにも「日本の味」ともいえそうな醤油味ではなく、「塩・バター」を調味の主役に置いたのか?

いずれにしても、今回のモスバーガーは「和風」ではなく、「日本味」で挑戦しようとしている。
そのことが、モスバーガーにとってとても大切なコトなのだと思う。



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グーグルとテレビ

2010-12-27 07:51:23 | CMウォッチ
昨日、夕方のニュース番組を見ていた。
この後の番組はお料理番組で、日頃の料理のアイディアなどの参考にしている。

そのつもりで、チャンネルを変えることも無く見ていたら・・・「???グーグルの番組?」という番組が始まった。
この時点で、思わずチャンネルを替えてしまったのだが、「遂に、グーグルもテレビ番組を持つようになったのか?」という気がしたが、どうやら「年末特番」だったようだ。
番組の内容は、タレントさん4人がコタツにあたりながら、ノートPCを使いながら今年話題になったコトや出来事などを「検索する」というコトらしい(とてもシュールな光景のように見え、チャンネルを替えてしまった)。

もちろん、この番組の提供は「Google」だ。
この秋から「Google」は、積極的にテレビCMを展開している。
第一弾となったのは「ファッションショー」だった。
若い女性4・5人が集まり、一人が大きなスクリーンの前に立って、「Google」で検索したファッションサイトを使って、ファッションショーを繰り広げると言う内容だ。
このテレビCMが始まったのが、丁度「Googleがファッションの通販サイト事業展開」というニュースがあった。
私などは、そのための布石としてのテレビCMなのか?と思ったのだが、その後も「Google」は新しいテレビCMを展開している。

その一つが「Google earth」を使ったテレビCMだ。
「ファッションショー」の時く同じ様に、プロジェクターを使って大きなスクリーンに「Google earth」を映し出し、スカイダイビングを楽しんでいるような姿をビデオ撮影する・・・と言う内容だ。
こちらは、「ファッションショー」の時よりも、相当大掛かりなテレビCMだ。

もう一つは、「ブラウザーでアニメーションを作ろう」と言うテレビCMだ。
最初は高校生たちが集まって、一人ひとりが一つのテーマに沿って「絵」を描いて、それを重ね合わせて一つのアニメーションを作っている・・・と言うテレビCMかと思ったのだが、サイトを見ると高校生だけではなく、様々な世代の人たちが参加しているようだ。

これらの「Google」のテレビCMは、「Googleは決して検索だけではありません」というコトを伝えると同時に、「Googleで出来る、いろいろなコト」という提案をしている。
それは、ファッション(通販)サイトであったり、Googleearthであったり、Googleクロームだったりする。
それを伝えるために、ライバル媒体(?)であるテレビCMを使っているのだ。
ただそこには、一般的な企業・商品CMとは違う「コミュニケーションの楽しさ」を伝えている。
それはインターネットと言う「非対面」ではない、「対面型のネットの楽しみ」を提案している。
そんなコトを含め、とても興味深いテレビCMだと思っている。
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そろそろ「お正月モード」?

2010-12-25 20:09:46 | 徒然
多くの百貨店や、ショッピングモールでは閉店をした今頃から、お正月用の飾りつけが始まっているのではないだろうか?
1夜明けると、百貨店やショッピングモールは「お正月モード」へと変わる。
そして週が明けると、「お正月休み」となる企業も多いだろう。

ところで、この年末になって思うコトがある。
それは「今年は一体どんな1年だったのだろう?」というコトだ。
事件・事故と言うのではなく、経済や政治と言う点で「何か、ハッキリしない年だった」という気がするのだ。
「デフレ経済」といわれ、ファストファッションが注目を浴びたのは、昨年のこと。
特に、ユニクロやH&Mなどが次々と銀座に進出をした。
今年に入ると、そのようなファストファッションブランドの名前をパタリと、聞くコトが無くなった。
それどころか、ファストファッションが進出をした銀座では、海外の有名ファッションブランドショップが、次々と撤退をし始めた。
このような話題が出るたびに言われたコトが「既に、日本市場は魅力的ではない」というコトだった。

テレビCMにしても、やたらと目にしたのが「携帯(電話)ゲーム」だった。
今一番流れているテレビCMの一つが、「携帯(電話)ゲーム」なのではないだろうか?
それも、いわゆる若年層を対象に考えているのではなく、大人=テレビゲーム第一次世代といえそうな、今の30代~40代を対象にしているように感じている。

全体的に感じるのは、「元気の無い・内向きの若年層、いつまでも(消費の)中心でいたい?バブル世代」というコトだ。
単純な世代割が出来るわけでもないし、そもそもメディアが作っているブームや話題があり、それに影響されている部分も多いと思う。
その一つがNHKのドラマ「セカンドヴァージン」だろう。
ドラマそのものを見たことが無いのだが、この秋~冬にかけ雑誌の見出しタイトルで、このドラマの話題が多かった印象がある。
その取り上げられ方というのは、アメリカのドラマ(⇒映画化)「セックス・アンド・ザ・シティ」に良く似ているように感じた。

もちろん、「電子書籍」や「スマートフォン」、「3Dテレビ」などの「次世代」を感じさせる商品も多かった。
多かったのだが、それらの真価が問われるのは来年なのかも知れない、
と言うのも「電子書籍」にしても「3Dテレビ」にしても、「ソフト」の充実があって初めて、使い手としての満足感が生まれると思うからだ。

さてさて、来年はどんな1年になるのだろうか?
生活者の「生活サークル」が小さくなるコトを嘆くのではなく、「生活サークルを充実させる」という提案が、必要な時代が来ているのかも知れない。
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クリスマス・イブ、どんな過ごし方をしますか?

2010-12-23 19:06:32 | アラカルト
Yahooのトピックスを見ていたら、面白い意識調査がUpされていた。
「ウェザーニュース」が調査をした「クリスマス意識調査」だ。

「ウェザーニュース」は民間の気象予報会社で、「花粉情報」や「紫外線情報」、「桜の開花情報」などを毎日テレビのニュースなどのお天気コーナーで、「お天気にまつわる生活情報」を発信している会社だ。
だから、このような「クリスマスの意識調査」をしていると言うのは、チョッと意外な気がしたのだ。
もちろん、調査内容を詳しく知ると、なるほど!と納得できたのだが・・・。

この「意識調査」を見て、思い出すコトがある。
それは、20年ほど前のバブル経済の頃だ。
当時の若いサラリーマン、OLたちは、「クリスマス・イブを一人で過ごすなんて、ありえない!!」という雰囲気があった。
それだけではない。
「家族と一緒のクリスマス・イブだなって、恥ずかしくて友人に言えない」という程だった。
「クリスマス・イブは、恋人と一緒に豪華なディナー+シャンパンを頂き、ホテルで一夜を過ごす」と言うのが定番と言うか、暗黙の了解のようなところがあった。
残念ながら、私はそんなクリスマス・イブを過ごすことは一度も無かったが・・・(シクシク)。

そのため、若いサラリーマンは、半年以上前からホテルの予約に懸命になり、おしゃれで豪華なディナーを予約し、クリスマスプレゼントのために、海外の有名宝飾店のネックレスを買い求めるために、百貨店に殺到する光景が見られたのだった。

そんな「クリスマスの過ごし方」は、バブル崩壊とともに去り、今では「家族で過ごすクリスマス」が、当たり前になったような気がしていた。
事実、このシーズンに流れるクリスマス関連のテレビCMなども「家族」が中心となっている。

クリスマスの過ごし方=クリスマスへの関心度の変化がおきると言うのは、日本人にとってクリスマスが宗教的な意味よりも、一つの年中行事・イベントとして捉えているからだろう。

実は、NHK教育の「再現!19世紀のクリスマス~ビクトリアン・ファームへようこそ~」と言う番組を見ながら、そんなコトを考え、エントリをしていた。

さて、明日のクリスマス・イブはどんな過ごし方をしますか?
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改めて考えてみたい「お値打ち感」

2010-12-21 13:35:52 | ビジネス
先日何気なくテレビを見ていたら、「今年のヒット商品分析」のようなコトをしていた。

「今年ヒットした商品のキーワードから、ヒット商品の分析をする」と言うアプローチだった。
ところで、今年にヒット商品のキーワードというと何を思い出されるだろう。
その番組で取り上げられていたのは3つ。
1.「激安」
2.「プチ贅沢」
3.「品切れ」
1と2に付いては、何となく分るような気がする。
3の「品切れ」と言うのは、「食べるラー油」など今年「品切れにつき、ご迷惑をおかけいたしております」と言う広告が、掲載された商品が多かった、と言うコトのようだ。

私がこの番組を見て感じたことが、「お値打ち感」と言うコトだった。
単に「お値打ち感」と言うと、「(価格が)安い商品」であったり「大幅割引商品」と言う気がするのだが、もしかしたら「価格以上の価値を感じた」と言うコトが、「お値打ち感」となるのでは?と言う気がしたのだ。

例えば1の「激安」で取り上げられていたのは、牛丼チェーン「松屋」だ。
私自身、あまり外食をしないため「吉野家」も「松屋」にも縁が無い。
ただ「松屋」のテレビCMを見る限り、昔ながら(と言うべきか?)の牛丼ではなく、様々なトッピングや丼サイズを選べるコトで、幅広い客層を掴んでいると言う。
ある意味「お客様メイドの牛丼」のような感じだろうか?
そのような提案のある牛丼チェーンは「松屋」がはじめてだろう。
その結果、1杯280円の牛丼に対して、「300円くらい払っても食べたい」と言う価値をつけるコトに成功しているのだ。

3の「品切れ商品」の中には、お米からパンを作る「GOPAN」が取り上げられていた。
量販店などの店頭に現在も並んでいないので、どのような商品なのか実際に見たことは無い。
ただ、一般的なホームベーカリーの2倍以上の価格の商品でありながら、実際に使っている方は、販売価格の5万円ではなく8万以上の価値があると、インタビューで答えていた。
その理由は、お子さんが小麦アレルギーで市販のパンはもちろん、通常のホームベーカリーで作れるパンでも、食べることが出来ないからだ。
「何もパンにこだわる必要は無いのでは?」と思われる方もいらっしゃると思う。
でも購入された方にとっては「家族揃って、同じモノを美味しく食べるコト」と言うことに、とても高い価値を感じていらっしゃるのだ。
むしろ、そのようなご家庭は増えつづけているのではないだろうか?

もちろん「品切れ」が市場に一種に飢餓感を与え、「なんとしても、手に入れたい」と言う欲望を起こさせると言うコトもある。
だが、作為的に作られた飢餓感では、今の生活者が「価値」を感じるわけではない。
そこには「期待以上のモノ・コト」があって、はじめて「価値」を感じ、「お値打ち感」を得るのではないだろうか?
その意味で「お値打ち感」の意味が、変わりつつあるような気がする。
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CD売上とヒット曲

2010-12-20 21:09:56 | ビジネス
今日、今年1年で売れたCDの発表があった。
ベスト10は、「AKB48」と「嵐」が分け合うと言う、なんとも変わったベスト10だったようだ。
最初、このニュースをYahooのトピックスで見たとき、一瞬トピックスの見出しの意味がわからなかった(恥)。

このベスト10を見て、「あれ?」という違和感を感じたのは私だけだろうか?
確かに、「AKB48」も「嵐」もそれぞれの楽曲がヒットしたとは思う。
思うのだが、テレビドラマやテレビの歌番組をほとんど見ず、音楽情報の多くをFMで得ている私としては、この2つのグループの楽曲がそれほどヒットしたと言う印象が無いのだ。

そのことが気になり、夕方のニュースを注意してみていたら、それぞれ独自の「販売戦略」があったようだ。
「嵐」は、多くのアーティストが行っている「音楽配信」をしていないと言う。
「嵐」の楽曲を聞くためには、CDを購入しないと例えシングルであっても、総てを聴くことが出来ないのだ。
そのためファンは、CDを買わざる得ないと言うコトになる。

もう一つの「AKB48」は、CDに「握手券」などの「特典」付きで販売だったようだ。
確かに、「AKB48」のCDが発売された数時間後には、「AKB48」のCDがネットオークションに多数出品された、と言うニュースがあったという記憶がある。
ファンとしては、CDが欲しかったわけではなく「特典」が欲しかっただけのようだ。
だからと言って、この「特典」なしCDがネットオークションで多数出品されたからと言って、CD売上とは関係はない。

実はもう一つ、あまり実感の無いヒット曲というものがある。
それが「K-Pop」と呼ばれる、韓国のアイドルグループの楽曲だ。
「この楽曲が『少女時代』『KARA』です」といわれれば、「どこかで聞いたことがある・・・」程度であって、オバサンである私には「少女時代」や「KARA」と「AKB48」の楽曲としての差が良くわからない。
似たり寄ったりの楽曲ばかりで、特徴が無いように感じるのだ。

しかし、韓国では国を挙げてK-Popアイドルグループ育成に励んでいると言う話を聞く。
そのため、グループのメンバーを選別し、日本語をトレーニングし、流暢な日本語で歌を歌えるような訓練をしていると言う話を聞いたことがある。
確かに、「韓流ブーム」をキッカケに、韓国の芸能界は「日本を一つの大きな市場」と考えているように思う。
日本人ウケする楽曲を作り、プロモーションをするのは当然だろう。
だからと言って「官製アイドル」と言うのは・・・「音楽」と言う自由さとは相容れなような気がする。

ところで、私がFMで聞いていたJ-Popのヒット曲というのは、「ダウンロード」はされても、CDではヒットしなかった・・・というコトだろうか?
とすれば、CD売上=ヒット曲だとは言い切れないのでは?
ヒット曲という考え方もまた、変わる時のような気がする。


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トヨタが仕掛ける「エコカープロジェクト」

2010-12-19 20:24:00 | ビジネス
ポータルサイトYahooのトップページに、イロイロな企業の広告が登場する。
その中で、「おや?」と思った広告がある。
トヨタの「みんなのエコカー会議」と言う広告だ。

エコカーと言うと真っ先に思い浮かぶのは、いわゆる「ハイブリッド車」ではないだろうか?
そして「ハイブリッド車=トヨタ・プリウス」と言うイメージが強い。
ハイブリッド車の後発となったホンダの「インサイト」に比べると、やはり売れ行きなどでは群を抜いている。

もう一つのエコカーとなると、この冬から盛んにテレビCMを展開しはじめた、三菱自動車の「i-MiVE」という、電気自動車ではないだろうか?
こちらは、既に一部官公庁などでリースとして使われ、この冬から本格的に一般販売をされるようになった。
前後して、日産自動車も電気自動車「リーフ」を、日本発売に先駆け米国で販売をはじめた。

三菱の「i-MiVE」のテレビCMを見ていると、「電気自動車のある暮らし」が何となく分るようになっている。
と言うのも、自宅の土間が駐車スペースになっているからだ。
自宅に土間のあるようなご家庭は、田舎に行かなくては無理だと思うのだが、「排気ガスを出さないクルマは、生活スペースとの距離感を短くする」と言うコトをさり気なく伝えている。

もちろん電気自動車(EV車)の開発は、何も大手クルマメーカーだけが取り組んでいるわけではない。
産学協同での開発や、中小企業がそれぞれの得意分野の技術を持ち寄り、大手メーカーとは違う「クルマ創り」に取り組んでいるといわれている。
イマイチ影が薄い感がある水素自動車は、マツダ・フォードが中心となって開発を進めているようだ。

とすれば、大手・産学協同ベンチャーを含め、日本のクルマ産業は大きな転換期に来ているのではないだろうか?
だからこそ、トヨタは「みんなのエコカー会議」と言う、プロジェクトを立ち上げたのではないだろうか?
「エコカー=ハイブリッド車という時代ではない」という、一種の危機感をトヨタがもっているのでは?と、この広告を見たときに感じたのだ。




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クリスマスだから・・・チッと心を分けましょう

2010-12-18 19:02:57 | アラカルト
今月に入ってから、ファストフードのテレビCMが「クリスマスバージョン」になり始めた。
チキンもハンバーガーも、「クリスマスには、チキン」と言った感じだ。
そんな「クリスマスチキン」は、何もファストフードだけに限ったことではない。
コンビニも「クリスマスはチキン」とテレビCMを、積極的に展開をしている。

その中で、「オヤ!」と気になるテレビCMがある。
ファミリーマートの「フライドチキン」のCMだ。
CMそのものは、取り立てて変わった内容ではない。
私が「オヤ!」と思ったのは、CMの最後に登場するテロップだ。
「チキンで世界に愛を。」とある。
どうやら売上金の一部を、国連WFP協会に寄付されるようだ。

そしてもう一つ、同じ国連WFP協会に寄付される「クリスマスプロジェクト」が、今日の朝日新聞WEBサイトで紹介されていた、NPOワールド・ビジョン・ジャパンの「ラブケーキプロジェクト」だ。
クリスマスケーキの1P分を、ケニアの子供たちの食糧援助に充てる、と言う内容の全国のパテシエが集まり展開をしているプロジェクトだ。

このようなプロジェクトを見ると、一つ思い出すコトがある。
それは、26年ほど前イギリスのロックアーティストたちが集まって作った「バンドエイド」だ。
楽曲のタイトルは「Do they know it's christmas?」。
発売されたのも、丁度今頃だったように思う。
この「バンドエイド」の結成と楽曲のヒットが、その後の「USA for Africa」へと繋がっていく。

多くの日本人にとってのクリスマスは、一種のお祭りのようなものなのかも知れない。
しかし、反面「歳末」と言うコトもあり、チャリティーなどへの意識が高まる時機でもある。
そんなコトを思いながら「チョッと、心を分けあいたい」と言う、気持ちになるようなチャリティーが、増えはじめているように思う。
それも、無理をしないで楽しめるようなチャリティー参加だ。
そんな企業の仕掛けもまた、時代と言うコトなのかも知れない。
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