日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

お知らせ-老親介護-

2005-02-27 23:46:23 | ライフスタイル
「まちづくり考」についてコメントを下さった大澤遼さん、ありがとうございました。
日本の都市計画というのは、ヴィジョンと言うものが感じられませんね。
それは、東京でも地方都市でも同じでしょう。
観光名所としているようなところでも、観光スポットだけは「昔ながらの風情」なのに、一歩はなれると、唐突に景観を壊すような建物に出くわしますからね。
正に大澤さんが弘前で経験された「惨劇」と一緒です。

現在東京で進んでいる「スカイスクレイパー計画」にしても、「土地がないから上に伸びる」という事なのでしょうけど、環境などに与える影響などを考えると疑問です。
まして、少子化などによって人口減少が起きつつある今「建物の巨大化」に、意味を見出すこともできません。
そのうち、都心における巨大ビル群のゴースト化が始まったらどうなるのでしょう?

ご指摘をされていた「京都議定書の目標数値」にしても、CO2の排出が年々増えている状況を考えれば、非常に厳しい目標だと思います。
産業界では、CO2の排出などについて積極的だといわれていますが、それより問題なのは私たちの生活の中の環境問題だということにもなりそうですね。
ちなみに、私は「クーラー」や「扇風機」を一切受け付けない体質(口の悪い?友人は「体が『原始』よね~」と言います)なので、昨年のような暑さは辛かったです。
単なる夏の暑さなら良いのですが、クーラーなどの放熱、アスファルトなどによる蓄熱などは「暑さの質が違う」という気がしました。

さて、ここでお知らせです。
実は、遠くに住んでいる父がこのほど入院することになりました。
既に、老人性の痴呆症状が出始めている母に看病させる訳にも行かず、しばらく実家で両親の介護をすることになりました。
やっと、最近コンスタントにコメントやトラックバックがいただけるようになって、「さぁ!これから」というときに残念なのですが、しばらくお休みさせて頂くことになります。
再開まで、シッカリ「老親介護」を経験して、現在の「介護の問題点」等を見つけてきたいと思っています。
それらを元に、このブログでお伝えすることができれば、しばらくのお休みも意味のあるものとなる、と考えています。
多分2週間くらいで、復活できると思いますが、その時まで忘れないで下さいね。


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住むことがステータスになる-まちづくり考-

2005-02-26 12:24:11 | マーケティング
「見られていますよ!男性諸氏」の内容は、興味のあるテーマだったのでしょうか?
多くの方が、アクセスしてくださったようです。ありがとうございます。
その中でトラックバックをしてくださった「音楽が奏でられるうちに」のhatenaさん、コメントを下さった「ジユウノツバサ」の佐々木さんは、「膝下ソックス」を買いに行かれたのでしょうか?
そして「スポーツと心のバリアー」にコメントを下さったsabuさん、とても心の伝わるコメントでした。
「もし、私のブログがアクセスしてくださった方々の、雑談のネタになっているとしたら・・・」と、考えると、とても楽しく続けられそうな気持ちになりました。
ありがとうございます。

朝日新聞のWEB版asahi.comに「街をブランディングする」 と言う記事があります。
「ブランディング」と言うのは「ブランド構築」ということで、一般企業では「無形の資産」とも言われています。
その「無形の財産」は、まちづくりにも必要なこと。というのが、今回の記事のように思います。
例えば、「大都会に比較的近い・交通の便利の良い、中核都市の生活速度でゆったりとした生活をする」と言う提案が、「まちのステータス」となるともいえます。

ここ10年ほどの間で、大学の経済・経営学部には「まちづくり学科」、「地域経済・経営学科」と呼ばれる学科を持つ大学が、増えています。
実際、多くの大学では学生達が、寂れた商店街の一角に「カフェ」を作って地産地消のメニューを提案したり、地場産業の振興を兼ねて「ショップ」を展開したりしているようです。

これまでの地方の都市計画の場合、「ミニ東京化」と目指していたようなところがありました。
それだけ「東京」が魅力的であった、と言うことだと思います。
情報量だけではなく、経済、消費物などの質・種類・量ともに桁外れに大きな市場を持っているのが、東京です。
しかし、インターネットなどの情報網の整備が進み、消費のスタイルが大きく変化、「人とのコミュニケーションに対する渇望」等もあり、団塊の世代の人たちは「帰郷・望郷指向」が強いと言われています。
かといって「スローライフの実現」と言って、これまでやったこともないような農作業は、無理な話でしょう。
とすれば「ウォーミングアップ」を兼ねて 「棚田トラスト」に参加するような提案も、地域によってはできるでしょう。
「自然の豊かさ」が、「住むステータス」となるわけです。
(実は、棚田で作られたおコメは、とても美味しいんですよ!ブランド米よりも、地元に近い棚田で作られたおコメのほうが、美味しいかったと言う経験があります)。

「東京」は確かに、便利で日本経済・政治などの中心です。
でも、日本全国「東京」になる必要はありません。
その地方の持っている「強み」を打ち出すことで、「まちの無形の資産」が「住む人のステータス」になっていくのではないでしょうか?
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企業は社会のパートナー

2005-02-25 11:34:57 | アラカルト
ここ2週間ほどの間に、企業の株取引で様々な動きがありました。
ひとつは「西武鉄道」。
もうひとつは、「ライブドアVSフジサンケイグループ」。

まず西武鉄道株についてですが、先日亡くなられた下柳前社長の自殺はとても残念に思います。
と言うのも、その後の報道などによるととても前社長が、株の不正取引を知っていたように思えないからです。
それとは反対に、今ごろになって「実はこのような取引があるのを知っていました。指示も出していました」という堤氏は、どんな神経の持ち主なのでしょう?
もし、堤氏がもっと早くこのようなことを言っていれば、前社長は自殺をしなくて済んだかも知れないのです。
「企業を私物化している」とは、よく言われることですが、それとは別に「人としての感覚のズレ・鈍さ」に驚いてしまいます。
このような人が、公共性の高い鉄道事業をしている会社のトップだったのです。
まぁ、今週放送された「報道ステーション」での「堤家 家憲」の内容にも、ビックリしましたが・・・。
きっとあの放送を見た女性の多くは「これから西武で買い物をするのは止めよう」、「プリンスホテルでの宿泊は止め」と思われたのでは?
西武鉄道沿線の住人であれば、引っ越すことも考えたかも知れませんね。
それくらい、時代錯誤も甚だしい内容でした。

そして、「ニッポン放送株」における「ライブドアVSフジサンケイグループ」です。
国会でも、取り上げられるようになってきたようですね。
国会で、一般商取引の事を取り上げること自体、違和感のあることです。
それだけライブドアの先制パンチ「時間外取引による株の買占め」が、これまでの慣例では考えられない出来事だったのでしょう。
だからと言って「成金小僧」のような発言は、場違いだと思うのですが・・・。
反撃に出たフジテレビ側は、「大幅増資+新株予約権」という方法で対抗です。
「想定済みだったけど、まさか、こんなにトリッキーな方法をするとは思わなかった」というライブドアは、司法の場での対決という方法を選びました。
まだまだ目が離せない、展開です。

二つの事件?で、気になることがあります。
それは、一般個人投資家の存在です。
どちらも、一般投資家に対して何も考えていないような気がするのです。
西武鉄道は「株を外に出すと何をされるか分からない。でも上場しておくメリットはある。違法行為であっても、自分の家を守りましょう」という姿しか見えてこないのです。
「ライブドアVSフジサンケイグループ」については、「陣取り合戦」という様相を呈してきています。
どちらも「自分達のこと」で精一杯なのでしょう。
でも、それでいいのでしょうか?

最近、マーケティングでは「第五のP」ということが盛んに言われるようになりました。
これまでの「場所」「価格」「宣伝」「製品」の4つのPに、「パートナー」という「新しいPが加わっている」ということなのです。
一般的には「業務提携などをする相手」を指すことになるのですが、考えてみれば「企業そのものが、社会のパートナー」なのです。
名も無い一般投資家も、大切な企業のパートナーではありませんか?
なぜなら、このような人たちが集まって「社会が成り立っている」のですから。
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スポーツと心のバリアー

2005-02-24 13:22:46 | スポーツ
「スペシャルオリンピックス」について、コメント及びトラックバックを頂いたsabuさん、ありがとうございました。
そして、「ダルビッシュ投手の喫煙問題」についてトラックバックをしてくださったzig zag roadさん、独特な視点でのブログ拝読させて頂きました。

この二つのスポーツの内容は、様々なことを考えさせてくれます。
ひとつは、「人気スポーツとスポーツ選手のあり方」。
そしてもうひとつは「観戦者の心のバリアー」です。

ダルビッシュ投手の問題は、決して彼だけの問題ではないと考えています。
それはブログでも書きました。
学生スポーツ、特に高校生くらいのスポーツの場合、「学校の名誉」というモノを彼等は背負っています。
「何をいまどき」と思われるのかも知れませんが、「春の選抜高校野球」にしても出場校のプロフィールや地元の期待みたいなものを紹介します。
これは、とりもなおさず「学校や地域の名誉」だからなのでは?
以前から問題になっていましたが、「甲子園出場のための越境入学」というのもそうでしょう。
もちろん、「今の状況で野球の名門・有名校では、レギラーは難しいけれど、田舎のそこそこの強豪校なら大丈夫だろう」という選手の思いと、「学校名を売る」という学校側の利害が一致していたからなのですが。
今では「スポーツ推薦」と言って、全国各地から「スポーツのできる生徒」を入学させるような高校も出て来ました。
それが「悪いか否か」と言うことを、論議する気はありません。
でも、その弊害として「スポーツさえできれば、後は目をつぶる」ということに、なっているように思えるのです。
何故なら、彼等は「広告塔」だからです。
「学校タレント」と言っても良いかも知れません。
「タレント」であれば、ある程度社会のルールから外れたとしても「まぁ、仕方ないね」という受けとめ方を社会(=私たち生活者)が、してきているのですから。

ところが、同じようにスポーツをするにしても「障害者スポーツ」となると、また見方が変わってきます。
特に今回の「スペシャルオリンピックス」のような「発達障害」の場合は、多くのパラリンピックの選手達のように「後天的障害者」ではなく、「先天的障害者」ということもあり、「可哀想」という同情が先にあるように思います。
本当に「同情」なのか?と言えば「何も、こんなところに出てきてさらし者にならなくても・・・」とか「頑張っているのは、分かりました。でもその頑張りを見せつけて満足ですか?」というような感情もあるのでは?
どこか「健常者が、非健常者を見下げている」と言うのか、「憐れんでいる優越感」と言うものが、あるのではないでしょうか?
いくら「ユニバーサルサービス」だとか「バリアフリー」だと言ったとしても、その実「心にバリアー」を張っているのではないでしょうか?
これは、もちろん私を含めてのことです。

「スポーツ選手に対する期待」、「障害者アスリートを見る目」そのどちらにも「心のバリアー」を張って、自分達の生活エリアへの侵入を拒んでいる・・・それも、私たちの姿のように思います。
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見られていますよ!男性諸氏

2005-02-23 10:53:06 | ライフスタイル
ダルビッシュ選手の「喫煙」についてブログを書いたら、いきなりアクセス数が増えているのに驚きました。
「恐るべし、ダルビッシュ選手」「恐るべし、プロ野球と写真週刊誌」という気がしました。
そして、このブログにコメントとトラックバックを下さった「ジユウノツバサ」の管理人・佐々木さんありがとうございました。

毎日新聞のWEB版にパンツ丈:男性の皆さま、見られてますよ 独身女性96.7%「気になる」と言う記事が、掲載されています。
元々のデータは、ジョンソン&ジョンソングループの製薬会社「ヤンセンファーマ」の「女性からみた男性の足元に関する意識調査」
です。 
このデータをご覧になって、男性諸氏はどう思われますか?

女性は、いろいろなところをチェックしているのが分かりますね。
それも、男性ファッション雑誌に取り上げられるようなところではなく、意外なところを何気なく見てチェックしていることが、分かります。
まぁ、「爪」等は「髭剃り」の延長線にある「グルーミング(=身だしなみ)」の範疇だと思いますが、それにしても・・・厳しくチェックをしているようです。
最近では「手フェチ」と言われる、「男性の手」に興味を持つ若い女性もいるようです。
ちなみに、「サッカー選手の手は相対的にきれいだ」と、感じるこの頃です(笑)。

さて、このデータで取り上げられている男性のパンツ丈(「ズボン丈」とも言う)ですが、男性は気にされていますか?
ここ数年、「腰ばき」というのでしょうか?下着をわざと見せるようにしてパンツをはく10代の男性の姿が目に付きます。
でも・・・「日本人体型には、合わないから止めて欲しい」というのが、個人的な感想です(それを言うなら、ローライズジーンズの女性もなんですが・・・)。
まぁ、未だに「モッズスタイル」をしているオジサンもですけどね。

今回のこのデータの協力企業である、福助の藤巻社長は以前「日本の男性って、ソックスに気を使わないんだよね。だから足を組んだときパンツと靴下の間から生足が出ていても平気なんだ。でも、イタリアなんかでは、男性が膝下まであるソックスを履くのが、常識。日本でもそういう服飾文化を定着させたいね」と話していました。
正に、藤巻社長の観察眼が的中しています。
さすが、伊勢丹百貨店やバーニーズニューヨークでキャリアを積まれ、「カリスマバイヤー」と言われた藤巻社長です。

男性が、女性を見てアレコレ言うこと以上に、女性のチェックの方が厳しいと言うことでしょうか?

今週末、早速ソックスを買いに行きますか?

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「障害者スポーツ」-スペシャルオリンピックス-

2005-02-22 23:35:40 | スポーツ
「組織に押し潰されないために」にコメントを下さった、カミナリ弟さんありがとうございました。
おそらく、日本の多くの企業が「社会と企業の関係を見直す」時期なのだと思っています。
ただ、同様の事件は二度と起きて欲しくないですね。

元JOC会長が、西武の堤義明氏だったからと言う訳ではありませんが、今日は今週末から長野で開催される「スペシャルオリンピックス」についてです。
おそらくインターネットの検索サイトとしてYahooをよく利用される方は、右上のに掲示がされているので、ご存知の方も多いかと思います。
このスペシャルオリンピックスと言うのは、「知的障害者」を対象とした大会です。
身体障害者の大会としては「パラリンピック」が有名ですが、「障害者カテゴリーのスポーツ」という意味では、とても大切な大会でしょう。

ただ残念なことに、日本ではこのような障害者スポーツに対して、なかなか理解されていないと言う現実があります。
ハンディがある分、どうしても様々な人たちのサポ-トがないとスポーツそのものが楽しめないと言う問題だけではなく、障害者を支援するスポンサーそのものも少ないと言う現実です。
また、「障害者は、家で静かに過ごすものだ」というある種の偏見に似た考えを持っている方も、少なからずいらっしゃるようです。
彼等の問題は、「障害があるために、一般サラリーマンと同じような職場環境で仕事ができない」という経済的理由があります。
「身障者を受け入れるように」と言う、行政指導がされていても実際仕事に就いている方は限られています。
ハード面でも冬季パラリンピックで問題になったように、競技施設の管理と言う問題も抱えています。

そんな中、静岡新聞のWEB版で音の出る球使い“卓球” 視覚障害者も楽しく大会という記事を読みました。
健常者と視覚障害者が一緒になって、楽しめる大会だったようです。
筋肉系スポーツ雑誌(と勝手に呼んでいる)「ターザン」には、毎号「ハンディキャップのある人たちのスポーツ」を紹介しています。
今回の「スペシャルオリンピックス」のスポンサーとして、ユニクロが参加しています。
昨年末から年明けにかけての折りこみチラシを良く見られた方は、お気づきだったかも知れませんね。
D.ブルーナーの「ミッフィー」をキャラクターに使った、子供向けのウェアを「スペシャルオリンピックス協賛グッズ」として販売していました。
ユニクロは、昨年のアテネオリンピック、パラリンピックなどのユニフォームを提供しています。
「みんなのカジュアル服」という企業姿勢が、このようなサポートをしているのだと思います。

日本では、まだまだ認知の低い障害者スポーツです。
でも、いつか「みんなが、楽しくスポーツができる環境」となれば、日本のスポーツ文化が成熟したということになるのでしょうね。

先日のダルビッシュ選手は、自分の恵まれた環境に感謝して欲しいですね。
そして、このような視点を与えてくれた、サッカーファンで聴覚障害プレーヤーN君、ありがとう。 
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お礼

2005-02-21 23:43:22 | アラカルト
このブログを始めたのが、昨年の11月20日ごろでした。
それから、地味に地味に綴ってきています。
時折、コメントやトラックバックをいただけるようになり、「いろいろな方が見られているんだな~」と感謝したり、反省をしたりを繰り返しています。

お礼が遅くなりましたが、「時代の移り変り」にコメントを下さった「大澤遼」さん、ありがとうございました。
コメントを拝読させて頂いたとき、幅広い趣味をお持ちの方のように推察いたしました。
レーザーディスクが発売されたのは、20年くらい前になりますね。
当時は「絵の出るレコード」と言われていたように思います。
結局、市場的にはカセット式のカラオケの代替品として「きれいなおねいさん」のいるスナックでの需要が殆どで、一般家庭には余り普及しなかったように思います。
もちろん、画像や音質の良さで映画ファンには、とても魅力的な商品だったのですが・・・。
録画と言う点が問題だったように思います。
そして「ソニー」さんですが、実はβマックスを持っていました(爆)。
画質などは良かったのですが、「レンタルビデオ店に行ってもソフトが殆ど無い」というのが、ネックでしたね。
トリニトロンもありました。
トリニトロンの「タコの赤ちゃん」というCMも好きでしたし・・・。
現在使っているPCは、VAIOです。
別にソニー好きと言う訳ではないのですが、「ソニー」というブランド力の凄さは感じています。
すっかりiPodに市場を奪われた「携帯音楽機器」ですが、ここにきて「携帯電話」にその機能を持たせると言う機種も登場してきました。
まぁ、1000曲以上のダウンロードは無理でしょうけど、その日の気分で着替えるように音楽を聴く層にとっては、iPodよりも便利かも知れません。
固定電話についてのコメントも、とても意味が深く、専門的な視野に立たれているような感じがいたしました。
いずれ、「音声・文字・映像」がひとつの情報となって、無線によって「いつでも、どこでも、自由に気軽に、安価に」という時代がやってくるでしょうね。
その時、どれだけの情報を取捨選択する力があるのか?ということが、私たちに求められるような気がします。

マーケティングの大切なことは、様々な人から頂くお話からどれだけ自分の発想を広げられるのか?ということです。そういった意味で、皆さんから頂くコメントはとても刺激的であり、感謝の気持ちで一杯です。

まだまだ、勉強足らずだということを実感しながら、皆さんから一杯刺激を受けたいと思っています。
これからもよろしくお願いします。
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イメージと現実-高校球児-

2005-02-21 12:14:35 | スポーツ
今日のスポーツ新聞のWEB版のトップは、日本ハムに入団したダルビッシュ有選手の「パチンコ店での喫煙」のようですね。
彼は以前も、写真週刊誌に掲載されていたと思います。
そして、今回のパチンコ店へは「先輩選手と一緒に行った」ということのようです。
と言うことは、その先輩選手も注意の対象だと思うのですが・・・。

それにしても、どうして「高校球児」というだけで「品行方正」「健やか」「健全」と言うような、イメージがあるのでしょう?
高野連が「茶髪禁止」という通達をしたのは、昨年の暮でした。
でも「今更何?」という印象をもった人は、少なくなかったと思います。
現実は違うのに・・・。
20数年前、田舎の文武両道校の生徒(と勝手に周囲が言っていた)だった私にとっては「高校球児」のイメージと、現実の彼等の姿のギャップに驚くよりも、周囲の気遣いに驚いたことがあります。
彼等は「当校の名誉を掛けている生徒」という、一種の特別扱いをされる存在でした。
当時でも、喫煙をしたり飲酒をする高校球児は、普通にいたのです。
パチンコ店は、田舎過ぎて無かったので分かりませんが、麻雀くらいはやっていたと思います。
まぁ、それを周囲がもみ消していたと言う事実もありますけど。
そして、そんなことは生徒の殆どは知っていたし、だからと言って騒ぐこともありませんでした。

それから20年以上経っても「品行方正」「健全」等ということを、特定のスポーツをする選手達に求めるのは、おかしいのではないでしょうか?
彼等も、ユニフォームを脱いでしまえば、どこにでもいる普通の高校生なのです。
むしろ、ある意味優遇されている生徒ですから「世間知らずのワガママ坊」であったりするのです。

「高校球児」というフレームが外れた時、初めて社会と対峙するとそのギャップが大きいのではないでしょうか?
今年に入ってから、大学のスポーツ部の学生による不祥事がいくつかありました。
高校生の頃は、周囲からちやほやされる存在であっても、大学に上がれば同一レベル以上の選手ばかり。
自分と同じような生徒が入学してくるのですから、誰もちやほやしてくれる訳でもありませんし、高校生の頃のように守ってくれる人もいません。
過度な良いイメージが、彼等自身、本当の姿を見失わせているように思うのです。
それは、メディアを含め周囲の大人たちも同じでしょう。

もうひとつ、楽天に入団した一場選手の時も思いましたが、ダリビッシュ選手も「手入れをしすぎた眉」ですね。
あれでは、何をいっても「作りモノ」の言葉にしか聞こえません。
「知性を現す眉」とは言いますが、「作りモノの知性」では信頼を得ることができないと言うことも、周囲の大人は教えてあげて欲しいですね。

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「組織に押しつぶされないために」-企業の透明性-

2005-02-20 11:21:36 | アラカルト
昨夜のニュースのトップは、「西武鉄道前社長の自殺」でした。
ご存知のように西武は株取引の問題で、今揺れに揺れています。

元々西武鉄道よりも企業規模が小さく、企業実態が明らかにされていなかった非上場企業の「コクド」が親会社で、その親会社が西武鉄道の株式の殆どを所有していました。
西武鉄道の上場により、コクド所有の株を上場発表前に取引先企業に引き受けるよう要請した事が、今回の事件の発端です。
もっと問題だったのは、その取引が抵触することだけではなく、表向きコクド所有だった株の多くが西武グループの総帥堤氏の個人所有だったと言うことが、分かったからです。
そして、「いよいよ堤氏逮捕か?」ということまで言われるようになっていました。

こういう事件で思い出すことがあります。
それは、実力者と言われる政治家が何らかの事件を起こした時、必ずと言っていいほど「秘書」が自殺をしている、ということです。
まるで、「私が、先生の秘密を持って三途の川を渡ることが、先生をお守りすること」とでも言うように。
まぁ、その先生自身から何らかの圧力が、あるのかも知れませんが・・・。
そして、これは政治家と秘書と言う関係だけではなく、企業とその社員と言う関係でも起きていることです。

どうして、反社会的行為をしていることを隠して、自らの命まで絶つ必要があるのでしょうか?
会社に与えるダメージが大きいからでしょうか?
確かに、企業のトップが反社会的行為と知りつつ「会社のため」と信じていたとすれば問題です。
その行為によって、路頭に迷ってしまう従業員が何千人、何万人といるのですから。
では「会社のため」というのは、「利益」ということなのでしょうか?
高度成長期の頃盛んに言われてきたのは「企業の発展が、従業員の生活を豊かにする」ということです。
しかし、右肩下がりの時代では「企業の発展が、従業員の生活を豊かにする」ということはありえません。
「企業の利益が上がっても、従業員の生活が豊かになっていない」という事などは、普通になってしまいました。
それどころか、「企業の利益は、『リストラと言う名の首切り』で上げている」という現実があります。

もちろん、今回の件で亡くなられた方を冒涜する気はありません。
ご遺族の皆様には、ご冥福をお祈りします。
ただ、もう「企業などの組織の利益のため」という発想を止めませんか?
「企業は、生活者の豊かな生活を支えるためにある」のです。
企業のトップであれば、何千人、何万人と言う従業員を路頭に迷わせないために「透明性のある企業経営」と言う考えの方が、遥かに「会社のため」ではありませんか?


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既得権と新規参入

2005-02-19 22:33:45 | アラカルト
ここ一週間以上に渡って賑わしていることがある。
ライブドアVSフジサンケイグループです。
しかし、ここにきて少し様相が変わってきました。

以前、このブログでも書きましたがライブドアが商取引としての株取引は、いたって普通のことでした。
確かに「時間外取引」という変則的な取引は、一般個人投資家ではできないことです。
そういった意味では「情報の不公平感」があります。
でも、そのこと自体は認められた取引でもあるのです。
とすれば、問題とされるのはその制度であって、ライブドアの問題ではないはずです。
金融庁が、「その取引について調査をする」という報道が、全国紙でされています。
言い換えれば、「金融庁は、「時間外取引によって、このような取引がされる」と言うことを想定していなかった」ということなのでしょう。
企業の多くは、様々なリスクを考え想定し、総ての生活者に不利益を与えないようにと言うことが、求められています。社会もそれを要求しています。
企業における「透明性」ということは、そういうことなのです。

そして、なぜか政治家の皆さんもいろいろなことを言い始めました。
どうして、一民間企業の株取引に対して「お金さえあれば」等と言うことを言うのでしょう?
「社会の空気が、読めていない」というのは、こういうことなのでしょうね。
あきれ返ってモノがいえません。
それとも、既得権益のようなものが政治家の皆さんにあるのでしょうか?

フジサンケイグループの不快感と言うのは、昨年のプロ野球の新規参入で不快感を表した球団オーナー達とよく似ています。
まぁ、既得権を失うと言うことは企業存続に関わる問題ですから、当然と言えば当然なのかも知れませんが、株を買われた「ニッポン放送」の社長さんよりも、フジサンケイグループのグループ会社の会長さんとか新聞の社説のほうが、ヒステリックな反応をしているようにも思えるのです。

「生活者にとって良い放送とは?」「良心あるメディアのあり方とは?」ということを、メディアそのものだけではなく私たち生活者も考えることになったのが、今回のライブドアVSフジサンケイグループかも知れません(NHK問題もそうですね。同時期にこのようなことが起きたのは、偶然だけではないかも知れません)。
それだけではなく、日本では「新規参入」ということをするためには様々な障壁が横たわっていて、まったく関係のない人たちまで口を出してくるのだな~と言うことが分かりました。
だからこそ「イノベーション(改革)」ということが、日本の企業にも社会にも必要なのだと思います。
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