そろそろ発想を変えたら？－選挙候補人－

柔道の谷亮子さんが、民主党からの選挙出馬の記者会見があった。
ここ数日、元プロ野球選手だとか野球解説者が、新党から出馬するという話題があった。
その前にも、タレントさんや元体操選手といった人たちの出馬が発表されている。

「参院選は、名が通った人が選挙に有利」とはいわれているが、本当に与野党・新党関係なく、このような手法で選挙戦を戦おうとしている。
立候補される方々が本気で、自分の経験を生かして国政に参加し、何かを変えるとか実現する考えがあるのなら、それも良いと思う。

でも、そんな印象を受ける立候補者はいない。
「いない」と感じるのは、私だけなのかも知れない。
言葉が適切ではないかも知れないが、「客寄せパンダ」のような気がするのだ。

もし、各政党が「有名人を擁立すれば、集票に効果的」だと考え、立候補者を選んでいるのだとしたら、選挙民をバカにしているのではないだろうか？
バカにしていないまでも、どこか選挙民を見くびっているような気がする。

そろそろ発想を変え、本当に国政という舞台で社会を変えたい！と思っている若い世代の立候補者を探し出し、彼ら・彼女たちの言葉で問いかけた方が、遥かに選挙民の心に響くのではないだろうか？