日々是マーケティング

女性マーケターから見た日々の出来事

「医療の地域格差」は、医師不足だけの問題ではない?

2010-07-31 20:58:19 | 徒然
実は、昨日「乳がん」についてのセミナーがあり、チョッと出かけていた。
そのセミナーのお話の中で、気になったことがあった。
それが、本日の「医療の地域格差と医師不足」というコトだ。

この春、早期乳がんの手術をした。
私の場合、「乳がん検診~手術」までの時間というのは、比較的短かった。
間に年末・年始があったり、検査結果を聞くのに、検査から2週間程度の時間を要したという点はあったのだが、それでも私が受けた検査の数(一般的な「乳がん検診」~乳がんの確定・告知~手術のための検査~手術まで、計5回の検査を受けた)を考えれば、本当に早かったのではないか?と、思っている。

しかし多くの患者さんたちは、私より少ない検査回数で、私よりも長い時間を要して手術を受けているようだ。
確かに、「乳腺外科」という診療科目を持っている総合病院は、全国的にはまだまだ少ない。
専門医の数が多くないだけではなく、「乳腺外科」が必要とする検査機器が高額で、広いスペースを必要とする為だろう。
そのため「乳がん検診」と言っても、マンモグラフィー車などを中心に行っている自治体は数多いようだ。

結果、「乳がん検診」を自治体指定の病院で受けても、その後「要精密検査」となった場合は、検診を受けた病院よりも、規模が大きく、設備が整っている病院へ転院しなくてはならない。
それでも、「確定検査」となる「マンモトーム生検(バコラを含む)」を受けるために、「がん治療中核病院」へと再度転院をし、やっと治療方針が決められ、手術(手術前治療を含む)にこぎつけるというコトになってしまう。

この間、3ヶ月以上の時間を要する場合もあるという。
その間の患者の不安やストレスは、想像以上のものだと思う。
いわゆる「患者の検診の不利益」が発生し、それが今後社会問題になっていくというコトも考えられるという。

実際、私が実家のある鳥取で検査を受け、手術をするコトになった場合、相当の時間とお金と労力をかけ、不安やストレスを抱えながら検査に通い、治療しなくてはならなかった可能性が高い。
「医療格差」と言っても、単なる医師不足だけの問題ではないのでは?
「医師がいないから、閉院に追い込まれる」という現実は、確かに大きな問題だ。
それを解決するコトが最優先だが、「がん」だけではなく「生活習慣病」予防策として「検診施設の充実」も、同時に考える必要があるのではないだろうか?
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どこを向いて、仕事をしているの?

2010-07-29 21:25:27 | 徒然
Yahooのトピックスに、「首相責任論 退陣要求も」という内容の記事が掲載されていた。

この前の、衆議院選挙のときには自民党が大敗をし、党内から「麻生おろし」のような声が上がった。
今回の参議院選挙では、大幅に議員数を減らしてしまった民主党の菅さんに、同様の声があがっているようだ。

私が選挙権を持つようになる前から「数の力=政治力」のようなコトが、言われていた。
確かに、安定的な政治を行うためには与党が圧倒的な数を持つコトが、一番簡単な方法だと思う。
しかし、今のような「多様な価値観」を生活者が持ち、選挙区の事情も大きく異なるような時代では「数の力=政治力」とは、言いがたいのではないだろうか?

同じ党内であっても、過疎地を選挙区に持つ議員さんと、都市部の議員さんとでは、選挙のときにしたであろう「公約」が微妙に違っているのではないだろうか?
そのことを問題にする気は無いし、「公約違反だ!」と声高に言う気も無い。
そもそも「選挙公約が、守られてきた」という、記憶は残念ながら持っていない。

ただ、最近の議員さんたちの発言を聞いていると「自分のことばっかり」という気がしている。
「自分が選挙に勝つために!」というコトばかりのように聞こえる。
その声によって、コロコロと首相が代わり、大臣が代わって・・・。
だから昨日、ニュースなどで報道されたように、米国事務次官補から「日本は、総理大臣が代わりすぎるので、信頼関係が構築できない」と言われてしまうのではないだろうか?
「信頼関係」というより、「日本という国は、信頼できない」と言われているようなモノではないか?
そんな辛らつな批判を受けたばかりなのに、「選挙に負けたのは総理のせいだ!退陣しろ!!」というのは・・・。

米国事務次官補の発言の内容の多くは、「普天間の問題」を指しているようだが、それにしてもここ数年、党内の事情で首相が代わり過ぎた。
その多くが「(首相自ら)や~めた!」というお粗末なモノや、「次の選挙は戦えない・選挙の責任論」。
議員さんたちの多くが、選挙民の方へ顔を向いているとは思えないのだ。
まして、国会という論戦の場がありながら、その場所は野次を飛ばすか、居眠り、雑誌を読んだり、ケータイのメールチェックをする場と化している。
まるで「学級崩壊」のようなコトを、議員さんたちが平気でしているのだ。

「選挙で負けた」のなら、国会という仕事場で挽回すれば良いだけの話ではないだろうか?
そんな、シンプルで当たり前の考えが無いとすれば、国内外から信頼も信用もされないのではないだろうか?

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パーフェクトでなくてはダメなのか?

2010-07-28 12:21:23 | 徒然
昨日、「秋葉原無差別殺傷事件」の裁判が始まった。
昨夜のテレビのニュースや今朝の新聞では、裁判の詳細が報道されている。
裁判で話した、彼の言葉がどれだけ真実なのか、分りかねるところが無いわけではない。
というのも、彼が裁判で話した内容の一部に、センセーショナルな印象を与える話があったからだ。
その一つが、母親についての話だ。
反面、母親が描いていた(彼の)理想の姿と現実のギャップがあったのでは?と、感じる部分もあった。
母親が描いていた彼の姿というのは、いわゆる「パーフェクトチャイルド」だったのではないだろうか?と、思ったのだ。

先週末、偶然手にとった新書「一億総ガキ社会」に、偶然このコトバがあったのだ。

親の描く「パーフェクトチャイルド」は、親にとって「総てにおいて、自慢できる子ども」だとすると、まさに彼の母親が描いていた子どもだったのでは?という気がしたのだ。
「子どものため」と言いながら、その実、親の自己中心的視点で満足できる「子どもの姿」であって、本来の子どもの姿ではない。
その期待に応えようと、子どもが頑張れば頑張るだけ、どこかに歪が生まれ、心に大きな闇を作っていってしまったのでは?
 
このような姿は、最近様々な場所で見るコトができるように感じる。
何も母親に限定されるモノではない。
経済誌が発刊している「育児・教育雑誌」を見ると、このような「パーフェクトチャイルド」を期待する男性も増えているのでは?と、感じている。
男性の育児参加が叫ばれてから、久しい。
そのこと自体は、とても良いことだと思っている。
しかし、お父さんまで一緒になって「パーフェクトチャイルド」を目標としては、子ども自身息を抜く場所がなくなってしまうのではないだろうか?

この夏のドラマで話題になっているコトバがある。
それは、「ビーチャイ・プアチャイ」というコトバだ。
「ビーチャイ=ビューティフル・チャイルド、プアチャイ=プア・チャイルド」というコトらしい。
「プア・チャイルド」と言っても、「(経済的に)貧しい子ども」という意味ではなく、「心身ともに美しい子ども(=ビューティフル・チャイルド)」に対する反対の子どものコトを指すらしい。
私自身はこのドラマを見ていないし、見る気も起きないのだが、このような「二極化的」な捉え方に、危機感を感じてしまう。

子どもの頃から「(親が思うような)パーフェクトな子ども」だったら、子どもとしての成長など期待できないのではないだろうか?
おそらく、それは社会人である私たちも同じだと思うのだ。
余りにも「パーフェクトを求めすぎる」コトで、社会が窒息しかかっているのでは無いか?
それは、「自己満足の追及」でしかないのでは?
そんなコトを考えてしまった。




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猛暑で売れているモノ

2010-07-26 18:59:10 | トレンド
梅雨が明けてから1週間以上「猛暑日」が続いている(名古屋)。
そして、毎晩続く「熱帯夜」だ。
個人的には「熱帯夜」というよりも、「真夏日夜バージョン」という感じがする。

そんな猛暑で売れているモノがある。
テレビのニュースなどで取り上げられる、「エアコン」や「扇風機」、暑さで買い替え需要が増すといわれる「冷蔵庫」では余り意味がないと思うので、ここではチョッと違うモノを紹介したい。

まず当然のコトながら、スーパーマーケットで今日一番売れたのは「鰻」だったはずだ。
そして、アイスクリームや氷菓子はもちろんだが、スポーツドリンクのホームサイズが売れていて、一部商品は売り切れ状態となっていた。
今年に入ってから、炭酸スポーツドリンクが登場したことで、サイダーなども人気になっている。
サイダーの場合、「全国各地のご当地サイダー」を集め、一つのコーナーとして販売している、百貨店などもある。

コレらの商品は、ある程度想像の範囲!という方もいらっしゃると思う。
では、ドラッグストアーなどで売り切れとなっている商品がある。
ご存知だろうか?
この「熱帯夜」続きで売れているのが「保冷枕」だ。
実は、買い替えの時期に来ていた「保冷枕」を買いに、ドラッグストアーに行ったら、何種類かある中で、高い商品が売り切れていたのだった。
価格が高いのには、もちろんそれなりの理由があり、保冷時間が長いことや使い勝手の良さなどが、価格の安さではなく売れている。
「安ければ売れる」という商品ではないようだ。

もう一つが、入浴剤がある。
「夏用入浴剤」と言われる、ミントなどの精油が含まれているため、湯上りがサッパリとし、冷感が続く。
それよりも人気がありそうなのが、夏場はシャワーだけでという人向けの商品だ。
体を洗った後、ローションをつけシャワーで洗い流すという商品。
こちらの商品は、男性向け商品として作られているコトを考えると、男性に人気のように思われるのだが、案外女性が使っている可能性もある。
というのも、清涼感が強いタイプのものよりも、程ほどのモノの方が人気だったからだ。
数年前から女性の間で人気になっている、制汗シートなどを見ても「銀で臭いを拭取り、清涼感持続」というタイプの商品が随分増えていたからだ。

そして、密かに(?)売れていたのが「桃の葉ローション」だ。
余り聞きなれない商品かも知れないのだが、あせもなどに効果があるローションで、昔から売られている商品でもある。
ご近所のドラッグストアーでは「メーカーでも品切れのため、入荷予定は不明」という案内がされていた。
「クールビズ」の普及で、あせもに悩む人たちが増えているのかも知れない。

いずれにしても、そろそろ一雨欲しい(名古屋限定)。


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ドラッカーブーム

2010-07-25 05:21:12 | 徒然
ドラッカーがブームである。
ブームといっては、ドラッカー先生には失礼だと思うのだが、書店に行くと「ドラッカー関連書籍」が所狭しと置いてある。
そして、手にるビジネスマンだけではなく学生さんと思しき人たちもいる。

もちろんこの「ドラッカーブーム」の火付け役となったのは、「もし高校野球の女子マネージャーが、ドラッガーの『マネジメント』を読んだら」(通称:「もしドラ」)という、長いタイトルの本だ。
マンガチックな表紙に、高校野球、女子マネージャーという、コレまでドラッカーの本を読んできた層とはまったく違う層を登場させるコトで、「(ドラッカーには興味があるけど)なんとなく、難しそう・・・」と思っていた人たちだけではなく、それまで「マネジメント」に興味・関心の無かった人たちにまで「何々??」と表紙買いをさせた、一風変わったビジネス書だ。

そして、先日行った大型書店にはこの時がチャンス!とばかりに、ドラッカーだけではなく、様々なマネジメントやマーケティング、企業経営の本が置いてあった。
普段から、そのようなビジネス書が置かれていないわけでは、もちろんない。
ビジネス書は、爆発的ヒットは無いにしても、いつの時代でもコンスタントに売れる本だからだ。
しかし、ここ最近売れるビジネス書は「○○すれば、成功する」的な内容の本が多かったように思う。
その意味でこの「もしドラ」のヒットは、「読みながら、ビジネスを思考する」本としては、異例な気がする。

そして、そのような「読みながら、思考するビジネス本」の中に、ガイド的な小さな手書き・コピーのリーフレットが置いてあった。
手のひら大のリーフレットで、書店で見かけるPOPよりも小さい。
だが、そこには「ドラッカー」だけではなく、「思考するビジネス本」のコーナーを企画した意図と、書籍ガイドがされていた。

たかが手書きコピーのリーフレットだが、企画者の思いがいっぱい詰まっていた。
そのリーフレットを読みながら、「面白い発想だな」と感じていたのだ。
書店側としては、「ドラッカーブーム」に乗って、様々なチョッとお堅いビジネス本を売りたいだろう。
だからと言って、ドラッカーの本と一緒に置くだけでは、中々売れない。
そこで、本の解説と共に「『もしドラ』と合わせて読みたい、ビジネス本」として紹介するコトで、「二匹目のどじょう」を狙っているのだ。
そして、多くの人が「もしドラ」と一緒に、2、3冊購入していた。

酷暑日が続いている。
来月になれば、お盆休みもある。
涼しい場所を探して「もしドラ」以外の「思考するビジネス本」をゆっくり読むのに、良い時なのかもしれない。
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トヨタ「Winglet」の使い道

2010-07-23 19:02:25 | ビジネス
今日、久しぶりに名古屋駅に買い物に出かけた。
そして、「名古屋の顔」と言われるようになった「ミッドランドスクエア」にも、初めて行ってきた。
「セントレア」に続く、かなり遅い「初」お出掛けとなったのだが・・・コレまで余り興味が湧かなかったというのが、その理由だった。

その「ミッドランドスクエアー」に入っている企業といえば、トヨタだ。
もちろん、トヨタのショールームもある。
ショールームの入り口に「Winglet」試乗会のポスター(注意:pdfファイル)があり、興味深く見ていた。
私の姿を見た、ショールームの女性がパンフレットと共に、階下にある「Winglet」を実際に見ていきませんか?と、お誘いがあったので、早速見に行くことに。
見学者は私ひとりという、やや寂しい感じではあったのだが、夏休み中とはいえ子供たちには、海外の有名ブランドには興味が無いコトを考えれば仕方ないかもしれない。

先日出かけた「セントレア」で、偶然ゼグウェイに乗った警備員さんを見かけたのだが、実際の「Winglet」は、ゼグウェイよりもやや小ぶりという感じだろうか?
色もカラフルで、ゼグウェイよりも洗練された感じがする。
ただ・・・この「乗り物」どんな場面で、有効なのだろうか?と、考えてしまったのだ。

ショールームの説明パネルなどには、イロイロなシチュエーションの提案がされているのだが・・・。
買い物に行く時は、自転車やクルマのほうが便利そうな気がする。
1回1時間程度の充電で、10kmの走行が可能だといっても、時速6kmの速さで、立って操作をするというのは・・・。
セントレアのように「広い敷地の所を常に歩いて警備をする」という場面では、有効な乗り物だと思うのだが、一般生活の中ではどうなのだろう?

もちろん、「Winglet」の技術が様々な「乗り物」に活かされ、「新しい乗り物」を創りだしていくのだと思うのだが、今の私には「Winglet」の使い道が思い浮かばないまま帰ってきたのだった。
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思考が停止する暑さ(熱さか?)

2010-07-22 18:21:15 | 徒然
先週、梅雨が明けた途端に酷暑が続いている。
猛暑というより、酷暑というコトバが合っているように思うような暑さだ。
実感としては「暑い」のではなく「熱い」。

今日の名古屋の最高気温が38℃。
お隣の岐阜県・多治見市では39℃を越したようだ。
街中を吹く風も、熱風。
「風があるから涼しい」というコトバではなく、「熱風が、体を焼き付ける」という感じだ。

そんな街中を歩いて感じることは、コンクリートの建物とアスファルトから吹き上がってくる熱風の解消する方法はないものか?というコトだ。
いくら打ち水をしても、アッという間に気化してしまい、打ち水の効果は一瞬で終わってしまう。
となると、継続的な効果を期待するのであれば、やはり壁面緑化や屋上緑化だろうか?
コレまで、建築物に関しては「建蔽率」などが言われてきたが、これからは「建蔽率+緑化率」も基準にして欲しいモノだ。
それで、少しでも夏涼しくなるのであれば、総合的な「ECO都市づくり」というコトになるのではないだろうか?

実際、現在老朽化が激しい築40年以上のマンションやアパートなどは、建替えの時期に来ているはずだ。
ならば、人口が減少しつつある点を考えれば販売戸数を減らしても、居住環境を充実させたほうが、良いのではないだろうか?
それは単に間取りだけの問題ではなく、敷地内から得られる充足感という意味だ。

ニュースを見ていたら、気温が30℃を超すと急に売れるといわれる「かき氷」も、この暑さで売れなかったそうだ。
余りにも暑すぎて、「かき氷」を食べに出かける元気もなかった人が多かったようだ。

このような酷暑の中でも、働かなくてはならない人は多い。
どうか、熱中症にならないように、程ほどに休みながらお仕事をしてください。
仕事は大切なモノですが、体あってのコトですから。
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電子書籍元年となるか?

2010-07-21 17:16:48 | ビジネス
昨日の新聞各社だけではなく、Yahooのトピックスでも、シャープが電子書籍端末発売について、取り上げていた。
アマゾンのキンドルは、日本で販売されそうな感じではないが、やはり先月発売されたi-Padの影響が大きいだろう。
シャープに続いて、PCを作っている家電メーカー各社も、この流れに乗って電子書籍端末を発売していくような気がする。

ところで、何故アメリカでこれほどまでに「電子書籍」が注目を浴び、ハードカバーの本よりも売り上げるようになったのか?といえば、アメリカでのハードカバー本の値段の高さによるところが大きいといわれている。
逆に文庫本や新書などが数多く出版されている日本では、書籍の価格そのものがハードカバー本の本も余り高くはないため、「電子書籍化」する労力や時間などを考えると、「電子書籍」そのものの利用は、限られているのではないか?という指摘もされてきた。

実際、私も先日初めて触ったi-Padの感想とすれば、雑誌のように気軽に読めるモノであれば、i-Padのような「電子書籍端末」でも読んでみたいと思った。
新書や文庫本の手軽さに比べると、「電子書籍端末」は重たいし、取り扱いにも注意が必要だ。
旅行カバンにポンと入れて、電車の中で取り出して読んだり、時には本を閉じて居眠りをしたり車窓の景色を愉しんだり・・・という、自由さという点ではどうなの?という感じを今でも持っている。

もう一つ思っていることは、docomoのスマートフォン「Xperia」に代表される、日本のスマートフォンの操作についてだ。
先日、量販店の店頭でイロイロ販売担当の方にお話を伺うと、「直感的操作」という点では同じだが、その自然でスムーズな動きという点では、遥かにi-Phoneの方が優れているという。
日本の得意(?)分野である、「小さなモノに様々な機能を集め、利便性を高める」という点では、シャープさんが発売する「電子書籍端末」も様々な機能が付加されているのでは?と、考える。
だが、付加された様々な機能よりも大切なコトは「本や雑誌のページをめくるよう感覚」だ。
日本の技術を持ってすれば!と、思うところも勿論あるのだが、今の現状ではi-Padに軍配が上がるような気がする。

とはいえ、日本のメーカー各社が本格的に参入するコトで、市場は一気に広がっていくだろう。
この春、盛んに言われていた「テレビの3D元年」よりも、「電子書籍端末元年」となるような気がしている。
それだけ、市場規模が期待できるだろうし、これまでに無い新しい市場を創りだす可能性があるからだ。


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ハブ空港って・・・

2010-07-19 18:07:08 | アラカルト
昨日、友人に誘われ知多半島へ出掛けた。
途中、最近人気となっている「地産・地消」のお店に寄り、野菜をいくつか購入。
このような「地産・地消」のお店が人気となっているのは、やはり「新鮮・作り手が分る」など「安心・安全」を求める生活者が増えてきているからだろう。
昨日も、大人気で店内が多くの人で溢れ返っていた。
ただ、このようなお店は「生産者直売で安い」と思っていらっしゃる方も多いかも知れないが、総てが総て安い分けではない。
生産者である農家も、「市場」を意識しているのだ。

のんびり知多半島をドライブをし、買い物をしたりしていたのだが、「実は、セントレアに行った事が無い」と、友人に話すと「それなら!」というコトで、開業5年にして初めて「セントレア」に行った。

ご存知の方も多いと思うのだが、「セントレア」が開業した時「単なる空港ではなく、遊びや買い物、食事が楽しめる空港」という考えがあった。
そして、現在でも「空港」を利用するだけではなく、食事をしたり、買い物をしたりするお客さんが数多く来ている。
今回の私も、そんな「買い物客の一人」だったわけだ。

そんな「セントレア」内を歩いて・見て、思ったことがある。
それが「ハブ空港って?」というコトだ。
日本には、成田や羽田だけではなく、「ハブ空港を目指して」建設された空港が、いくつかある。
この「セントレア」も、確かその一つだったと記憶している。
しかし残念ながら、開業当時就航していた航空会社のいくつかは撤退し、海外の航空会社の利用は数少ない。
このような傾向は、「セントレア」だけではないのかも知れないのだが、もしかしたら「ハブ空港」を造り過ぎたのでは?という、気がしたのだった。

「ハブ空港」は、海外から国内空港へ移動するための「中継地点の空港」というのが、本来の目的なのではないだろうか?
とすれば、「国内空港へアクセスが便利な場所」というコトが、ポイントになるのでは?
ところが、何となく「都市部に近い所に大きな空港を造る=ハブ空港」という感じで造られてしまっているような気がしたのだ。

国内の空港については、JALの撤退が相次ぐことで、改めて「本当に必要な空港だったの?」という疑問が出てきている。
「日本のお粗末な航空行政」と言ってしまえばそれまでだが、今からでも「ハブ空港と地方空港」という関係や、海外からのアクセスとしての空港の利便性というものを、もう一度考える時が来ているのではないだろうか?

と同時に、「日本の地方文化の素晴らしさ」を、地方自体が考え・伝える努力をしなくては「東京と京都が、日本の観光地」になってしまい、「ハブ空港と地方空港の関係」も意味のないモノになってしまうのでは?と、セントレア内をウロウロと歩きながら考えていた。







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i-Padの素は?

2010-07-17 20:48:37 | アラカルト
先日、やっとi-Padを某量販店で触った。
「何を今更・・・」と、思われる方は多いと思うのだが、アップルストアーや量販店に出かけるチャンスも無いまま、過ごしてきたのだった。

そして触るコトで、「直感的操作」という意味が分った。
本当に、本や雑誌のページをめくるように操作をすると、ページが繰れる。
拡大したいところを軽く触ると、大きくなる・・・。
そんな、i-Padユーザーからすれば「当たり前」と感じるコトが、ある種の驚きのような感覚を持って、操作をしていたのだった。
もちろん、電気量販店の販売担当者の方説明付きでのお試し操作だ。

販売担当の方の説明を聞きながら、一つ思い浮かんだコトがあった。
それは「MacBOOK」との関係だ。
「MacBOOK」はPCで、i-Padは「i-Pad」というまったく違う電子情報ツールという意味ではなく、「i-Pad」の発想のエッセンスが「Mac BOOK」にあるのか?という点だ。

そのことを販売担当の方に聞いてみると、面白いことがわかった。
その一つが、画面を触って操作をする、という発想の素はPCのタッチパッドにあったという点だ。

現在、PCの世界では圧倒的に「Windows」が優位になっている。
一般的な職場では「Windows」が主流で、「Macユーザー」はどちらかといえば、グラフィックなどを仕事でされるような方がほとんどだ。
私も、今回久しぶりに「Mac BOOK」に触ったのだった。
その時、操作性の感覚が「i-Pad」によく似ていることに、少し驚いたのだった。

おそらく、「Mac BOOK」のタッチパットの操作性が、「i-Pad」や「i-Phone」のタッチパネル操作の素となっている様に思っている。
その「感性的な操作」に注目したのが、イマイチの評判だった「Vista」だろう。
何故なら「Vista」のポイントの一つが「タッチパネル操作」だったからだ。

しかし残念ながら、PCという画面上では「タッチパネル操作」は、「感性的な操作」ではなかった。
むしろ、マウスやタッチパッドの方が、遥かに使いやすかったからだ。

もう一つ販売担当の方から聞いた話では、いくらdocomoのエクスペリアなどのスマートフォンのタッチパネルは、i-Phoneやi-Padに比べると、感知度がイマイチだという。
タッチパッドの操作性で磨きをかけ、その技術をi-Phoneやi-Padに発展させているように思えたのだった。

それにしても、何故日本のメーカーにはこのような「感覚」が技術として、創られなかったのだろうか?
そのことを思うと、「日本のモノづくり」には+αが必要なのかも知れない・・・。

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