幸せになろうね 改め しあわせだね

日々の生活の中のほんの小さな出来事をどう捉えるかで
私達はすぐにも幸せになれるのです。

スーツケースひとつで

2017年10月24日 10時17分22秒 | ひとりごと

                                                 夜明けの空 鷺が飛び立つ





確かに
住まいと決めたその家は
その人にとってその時は理想の家なのでしょう。
でも
人はその長い生涯のあいだに
様々な変化に遭遇します。

理想の住まいは、
そのときの自分の必要に合致する家なのです。


中略


身にまとう服と同じように、
住まいの場合も
自分の身の丈に合わなくなった家に暮らしていくことほど
不自然で不自由なことはないのです。

                    ドミニック・ローホー 著 「屋根ひとつ お茶一杯」より






鳥のように身軽にとまではいわないけれど
一番大きなスーツケースひとつが
私のすべての持ち物だったなら
どんなにか身軽で素敵だろうか。


先端の細い極上のお箸一膳
薄口磁器のマグカップ一個
ぽってりとした上質の漆塗りの椀がひとつ

麻綿絹で作られたお気に入りのお洋服3セット

これには部屋着とパジャマが兼用になるものも入っているの。
あ、靴下と下着類もセットにしておかなくちゃね。

あとは
ノートと万年筆がそれぞれ一つずつ


よくよく考えれば
これだけで十分


大好きな本はその時々に出会ったものを購入すればいいし
お皿やお茶碗は直接口に触れないから
用をなせばどんなものでもいい。


もちろん、洋服や下着類はお洗濯して着まわすから
3セットもあれば十分。


そう考えれば
今の我が家に
溢れているもののなんと多いことか。


「自然の一番美しい瞬間を
 どれだけ自分の中に積み重ねられるか」

今はそれが私にとっての一番の夢。

だとすれば
どれほど不要なものをため込んでいるのだろう。




なぁんて言いながら

「あっ、寝心地のいい寝具もかかせないわ~~~~~」
などと思っている私もいる  




こんな風に荷物は増えるのね・・・・・








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