新聞の大手5社、朝日、毎日、読売、産経、日経のうち、今回の集団的自衛権に反対しているのは、朝日、毎日の2社。他の3社は賛成の立場だ。
テレビ局も、朝日放送、毎日放送は、反対の報道はするが、関西テレビ(フジ)、読売テレビなどは、無視、あるいは政府に理解を示すような解説が目立つ。NHKも似たようなものだ。
安倍政権に反対するだけではなく、今後はメデイアにも抗議をすることが必要だ。
読売、日経、産経などは、買わない、読まない、読売テレビ、フジテレビにはチャンネルを回さない。このくらいの意志表示はできる。
読売新聞の販売店からは、毎年、購読してくれ、と勧誘員さんが来る。お宅(販売店)は、悪くないのだけど、読売の社長が嫌いだし、社論が気に入らないので、購読できない、ごめん、と断っている。
孔子の「渇しても盗泉の水は飲まぬ」だ(意味ちがったっけ?)
最近、不審なのは、新宿で集団的自衛権に抗議して焼身自殺を図った男性のこと。海外のニュースでも報道されたのに、朝日では、社会面の片隅にたった4本の文章。最後が「という」という文章で結ばれた伝聞の文章で、現場での取材はしていないのだろう。
どういう人でどういう意図をもって自殺を図ったのか真相は不明だが、背広を着た初老の男性で1時間近く、集団的自衛権反対の演説をしてからの抗議自殺だとすれば、だれしも人ごとではないはずだ。本人は、たった一人で集団的自衛権に抗議し、人々の関心を呼び集めようとしたのかもしれない。しかし、メディアは無視、黙殺。その後の続報もなし。なぜ、海外ニュースでこのニュースを知らされるのか。
新聞、テレビは買わない、という抗議行動がおきても不思議ではない、日本の報道体制だ。