巣の中を見ると、まだ卵はなかった。
生む前にまず巣のリフォームが必要らしい。子供が巣から落ちないように、巣の欠けていた部分を泥で補修、増築していた(黒い部分)。また、巣の中は新しい枝をしきつめ、ベッド作り。
ツバメってかしこい!
朝、わたしが朝刊をとりに外に出ると、必ずツバメがわたしの前に飛んでくる。「おはようございます」といっているのだろう。仕事から帰った時も、同じく飛んできて「ご主人様、お帰りなさい」という。
わからないことがある。このツバメは、昨年、この巣で子供を生んだ親なのか。それとも、昨年、誕生した子ツバメなのか。それとも、親戚、友人、他人なのか。こういうことを研究している学者はいないのだろうか。企業の利益にはならん、金にはならんと、こんな研究をする学者はいないのだろうか。
大きな鳩が、また電線に止まって、巣のようすを見ている。
今度、水鉄砲を買ってくるつもりだ。