虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

各局が総力をあげた12日のテレビ報道

2012-04-14 | 新聞・テレビから
12日新聞朝刊の番組欄から書く。

NHK、
早朝のおはよう日本「燃料注入で最終段階、いつ発射?」
午後7時
ニュース7「発射予告期間に沖縄で警戒態勢強化」
午後9時にゅーすウオッチ「北朝鮮、「衛星」発射か

MBSテレビ
みのもんた朝ズバ「けさ発射予告期間突入 北朝鮮ミサイルに緊迫」
ひるおび「北朝鮮のミサイル燃料注入開始 厳戒中継」
ちちんぷいぷい「本日発射?北朝鮮ミサイル高まる不安」

ABCテレビ
モーニングバード「列島緊迫!きょうにも北「ミサイル」発射か 厳戒の現場から生中継」
スクランプル「発射へ北ミサイル緊迫の列島」
キャスト「北朝鮮の「ミサイル」発射どうなった」
報道ステーション「北ミサイル今日発射か 沖縄・官邸緊迫の一日」

関西テレビ
めざましテレビ「発射秒読み北ミサイル厳戒態勢の韓国・沖縄は首都防衛は」
とくだね「ミサイル予告初日、迎撃態勢は」
アンカー「北朝鮮のミサイルきょう発射?」

読売テレビ
スッキリ「緊迫中継 北朝鮮の「ミサイル」けさ発射予告期間突入」
ミヤネ屋「速報北朝鮮ミサイル発射か 多元中継 厳戒と不安」
ZERO「今日にも北「ミサイル」発射か 緊迫の一日を総力取材

あきれてしまったので、メモした。
朝からお昼、夕方、夜まで、ワイドショーや報道番組は、北朝鮮の“ミサイル”と緊迫の情勢を伝える。しかし、ふつうの人は、だれも、緊迫感なんかなかったのではないか。なんの関心もなく、生活を送ったと思う。すくなくとも、わたしは、ミサイルが日本に飛んでくるなんてありえないと思った。ましてや、飛んでくるミサイルを迎撃ミサイルで打ち落とせるなんてありえない。だれもが、北朝鮮も日本もつまらないショー、茶番をやっていると思ったのではないだろうか。
メデイアは、「人工衛星」と称するミサイル(NHK)といったり、民放は、番組欄を見るかぎりり、“ ”つきだが、ミサイルと強調した。これほどの熱心さで、原発問題を報道してほしいものだ。

昨日の、政府の発表は、「なんらかの飛翔体が発射された」だったが、飛翔体には笑ってしまったぞ。たしかに、飛翔体が正しいのかもしれない。

緊迫もなにも、発射から40分後に、発射を確認するというのんきな出来事であったわけだ。

今の政府は、ぼくらの政府でないのと同様に、メデイアも、ぼくらのメデイアではない。