虎尾の会

幕末の草莽の志士清河八郎の会の名を盗用しています。主人は猫の尾も踏めません。

長谷寺

2008-11-01 | 日記
長谷寺。名前だけはよく知っていた。「花の寺」。春は桜に牡丹。夏は紫陽花。秋は紅葉、冬は寒牡丹。

源氏物語にも出てくる。長い登廊(のぼりろう、かいだん)を登る。年寄りにはけっこうしんどい。だいたい、いい寺というのは長い石段が続くから、これは年寄り泣かせだろう。本堂では、大観音特別拝観というのをやっている。なんと一人1000円だとか。ただ、観音の足元まで近づくことができ、その足に触ることができるだけだ。大観音(11面観音、10メートルくらいある)はふつうに拝観して正面から見ることができるので、特別拝観の必要はなし。途中の宗宝蔵の寺宝展は100円なので、そっちで十分だ。

本堂の舞台からの眺めはいい。五重塔も見える。紅葉の時期は絶景だろう。さすが長谷寺。
江戸時代人は、物見遊山、寺社仏閣を詣でることがレジャーだったが、以前は、なんてつまらないレジャーなんだろうと思っていたが、気がつくと、自分も同じことやってらあ。
画像は、長谷寺の登廊。よいしょ。

談山神社

2008-11-01 | 日記
奈良桜井市にある談山神社にいってきた。ここは紅葉の名所らしい。だが、紅葉はまだ。だからこそ、きてみた。紅葉の時期はそれこそ車でいっぱいにちがいない。

ここは藤原鎌足と中大兄皇子が曽我入鹿を暗殺する相談をした山だそうだ。祭神は藤原鎌足。拝殿の中には鎌足の木像や入鹿暗殺の絵巻が展示してあるが、そっちのほうにはあまり興味がなく、天誅組関係の展示を見た。今、ここで、天誅組の特別展示もしているのだ。といっても、数は少なく、なーんだ、という程度。奈良では、天誅組の研究団体の活動が最近盛んなので、宣伝活動の一環かもしれない。天誅組のグッズも売っていた。

鎌足の奥さんかだれか知らないけど、恋神社というのもそばにあり、岩をさわって恋の祈願をする場所があった。恋人同志が恥ずかしそうにさわっているのはほほえましいが、おっさんがさわるとみっともないぞ(笑)。
画像は十三重塔。

このあと、長谷寺へ。