らんかみち

童話から老話まで

藪医者の功罪

2014年12月24日 | 暮らしの落とし穴
 鼻炎とか咽頭炎とかの治療って、内科とは違って専用の器具を使って治療するので、風邪をひいて辛いときは耳鼻科に限る。
 そうはいっても、鼻水を垂らした子どもたちの中で診察待ちをするのも危険なので、できるだけ空いている耳鼻咽喉科、言い換えれば藪医者と思われる医院を受診した。

 藪医者かどうかをだれが決めるんだって問題はあるけど、一度受診して自らの経験値に照らし合わせて判断する限りでは、今日の先生は圧倒的な藪医者だ。なんでかっていうと、患者の訴えを聞くには聞くけど、診断はコンピューターに頼っている感じなんだよね。

 それでも構わない。だって、やることは50年前の耳鼻咽喉科と同じなんだもん。咽の薬剤吸引や鼻の吸引は、子どものころにやったのと全く進化していないし、治療効果も、あまり進化していないと思う。

 でも風邪をひいたときは内科じゃなくて耳鼻咽喉科だよね。ただ、処方された薬は信じられないほど多かった。
 薬を飲まなくても、たぶん局所治療してもらっただけで治ると思う。なんかなぁ、藪医者と分かって受診していながら、こんなことで良いのかなぁ!