らんかみち

童話から老話まで

タニタ金芽米には、してやられたぜ!

2013年10月10日 | 酒、食


 タニタ食堂に興味を引かれたってわけじゃないけど、「タニタ食堂の金芽米」という無洗米を買ってみた。
 なんでも、普通の米と同じ量だけ食べても摂取カロリーは10パーセント程度下がるという。「こんなにも減らせるんだよ」とでも言いたげに、分かり易い計量カップが付属している。

 水の量は普通の米と同じで良いが、1時間ほど浸漬したらより美味しいと書いてあり、その通りに炊いてみたら普通に美味しかった。食感も普通で、タニタ金芽米だよといわれても違いを当てることはできないと思う。
 無洗米なので汚染水は出ないし手間いらずだし、これでカロリーを減らせるなら今後はこの米に限る、とダイエットがライフワークのぼくとしては、惚れたぜ!

 産地偽装米のニュースもかまびすしい今日この頃だけど、中国米ってどよほど安く仕入れられるんだろう。そうでなかったらバレたときのリスクを冒してまで危ない橋を渡る人はいないだろうから。
 それは米だけじゃなく蕎麦やうどんも同じはずなんだけど、主食じゃないから大きな問題として取り上げられないだけじゃなかろうか。ラーメンにいたっては産地やブランドを気にしている人がどれだけいるだろうか。

 中国産の蕎麦の味は悪くないんだけど、税関でトキシン類が検出されたりする。米だったらなおのこと心配で、子どもには中国産米を食べさせたくないって母親は多いはず。ぼくだって中国産のなめ茸を買うのはやめた。といって、国産と表示してあるやつは根が張るんだなぁ。
 今日スーパーに行ったら「長野産エノキタケ200グラム68円」で安売りしていたので1キロ買った。さっそくなめ茸を作ったけど、この値段なら手間暇かけても中国産より安くできるはずだ。

 最初の話に戻るけど、タニタ米に付いていた計量カップで米を量り、普通の計量カップに入れ直したところ、写真の通りとなった。これを大きな差と見るか、それとも誤差の範囲と見るか・・・・・・。
 思うに、タニタ金芽米というのは、米に秘密があるのではなく、精米歩合が玄米に近いのではないかと。いずれにしても、この計量カップを考えた人、金メダルあげたいな。