らんかみち

童話から老話まで

行政との協働を断る理由も無し

2011年05月22日 | 暮らしの落とし穴
「まちづくりコーディネーター講座」の最終回となり、いよいよ結論が出るのかと期待したけど、3回の講座は「行政との協働をお願いします」の一点に集約されるようです。

 同じ話を角度を変えて聞かされたに過ぎないのですが、聞く方も忘れかけていたので新たな発見というか、スルーしていたことが理解できるようになりました。

 同じ話を何度も繰り返す年寄りをバカにしてはいけません。面白くない話だと思うのは、話す年寄りの生きた時代背景を理解できていない可能性があります。「ガチョ~ン」や「シェー」が可笑しい時代を経て今があるのです。

 あ、いやそういうことではなく、何度も繰り返して説得しないと人は理解しない生き物だということです。行政はそこのところを良く知っておられるようで、地球温暖化のようにゆっくりと、しかし確実な手口で民を丸め込もうとしているのでしょうか。

 そうだとしたら、ぼくたちは長いものに巻かれて生きるべきか、それとも体制に抗う場合も想定して自己主張すべきか。反原発を叫んでいた団体が原発事故を待たねばメジャーになれなかったことを考えても容易に理解できるが、体制に迎合するのを潔しとしないメンバーもいるはずだ。

 難しいことを考えていても始まらないし、悪いことをやれと行政に強要されているわけでもないし、民のためになることなら島おこし組に断る理由はありません。婦人会などとも協調して、やれることはやってみてから是非を検討したい所存にございます。