らんかみち

童話から老話まで

陶芸にも衣装

2010年12月25日 | 陶芸
「アートの島」を売りに島興しをしたいけど「♪アート・アイラン~」は止めた方が良いのかと、心にためらい傷の一つ二つ。それはおいおい考えるとして、陶芸にもファッション性が求められる時代なのかなと思います。
 先日、広島の陶芸教室のドアを開けた途端、「遠いところからようこそのお越しで!」と、最初は歓待を受けたんですが、上着を脱いでエプロンを首からかけるや否や「陶芸をするいでたちじゃないだろうが!」と二人の先生から責められました。シャツにネクタイのままだったので非難されるのは無理もないけど、服を泥だらけにするほどの下手くそじゃないわい!

             

 偉そうに言ってるけど、実はつい数ヶ月前まで頭の先から足の先まで泥だらけになりながら電動ろくろを回しておりました。体に泥が着かなくなったのこの一月ほどのことです。
 写真ではいかにもぼくが作ったかのようにポーズをとっていますが、これは先生の作です。ぼくの作品は壊して片付け、手を洗った後になって写真を撮っていないことに気がつき、先生方に撮影してもらったんです。つまりヤラセか? まあそうなんだけど、似たようなものはこしらえたから、この写真で許してつかあさい! 来年からはこのナリでろくろを回してみようかと目論んでおります。