らんかみち

童話から老話まで

虚無の幻影におびえ

2010年12月08日 | 暮らしの落とし穴
 たかが寒村の損長に過ぎないぼくなのに、いつの間にか政治という悲しみの沼に足を取られ、体が動かなくなった。急いで渡ってしまわないと、どんどん悲しみに憑かれてしまう。
 悲しみに負けちゃダメだ、前に進むんだHAL、前に進むんだ! そう自分を叱咤激励してみても体が重くて仕方ないのは、飲み過ぎもあるけど腰椎の椎間板ヘルニアのせいだと思う。

 ここのところ少し調子が良かったので陶芸を頑張り過ぎた嫌いもあるにはあるが、会合で偉い人たちに挨拶したりして神経を使ったからだろうか。そこへもってきて島興しプロジェクトだの何だののボランティア企画に携わることに、いや引きずり込まれ、急いで抜け出さないと悲しみの沼に飲み込まれてしまう。タウリンだ、タウリン1000ミリグラム、じゃなかった、アウリンだったかな、ネバーエンディングストーリーに登場するお守りは。

 お守りだろうがドリンクだろうが、頼れる物なら何にでも頼りたいところだけど、打ち合わせして帰ってきたら役所から書類が、しかも提出期限まで4日の猶予とはどうでぇ! 役所にある悲しみの沼に囚われて息も絶え絶え。ファルコーン助けてぇ、象牙の塔に住む女王様助けてぇ、虚無に支配される前に!