らんかみち

童話から老話まで

活け造りは難しい

2010年05月25日 | 酒、食
 土曜日の朝日新聞に「防げ万引き対策次々」と題し、万引きGメンの活躍と被害を受ける側の「厳罰化と人件費の請求」を取り上げてました。同じく万引きGメンであらせられるコイケダさんのブログを読んで少しは裏事情も知っていたけど、思っていた以上に深刻なんですね。
 
 島のスーパーに万引きGメンがいるのかどうか知らないけど、観光客相手の店では万引き被害に遭うという噂も聞いてます。ぼくの陶芸作品を「店に置いてやってもええぞ」とは言われても、万引きされたら悲しい。いや、果たして万引きしてもらえるような作品だろうか!
 
「万引きを 捕らえてみれば 外国人」と、仕事の成果を振り返るコイケダさんは、嘘つきは泥棒のはじまりと説き、学校の週休二日制は万引きのはじまりと懸念なさっておいでです。
 そんなお方の言葉なら、よもや鳩山総理のような軽いものではなかろうと、「揚げずに唐揚げがよろしゅ推す」の教えに従ってみました。だからといって冒頭の姿造りとは何の脈絡もありません。
「漁師の女房をなめるなよ」と、地元の奥様方が左派系集会の懇親会で腕を振るってくれた天然鯛の活け造りで、あんまり見事だったので貼り付けてみました。いつかはこんな見事なのやりたいが。
 
「揚げずに唐揚げ」は悪くなかったです。ただ当地にはセンザンキとか今治風鉄板焼き鳥という食文化が根付いていて、その人気をしのげるかは疑問でしょう。そうはいっても油の管理をしなくていいので、少量の唐揚げを食いたいときは重宝します。
「センザンキ 揚げずに食べて 今治人」 意味不詳……。