らんかみち

童話から老話まで

虚礼改革

2008年11月24日 | 暮らしの落とし穴
年賀状離れに「待った」 ネットで通販・作成サービス(朝日新聞) - goo ニュース

 こりゃあ良い! ぼくの使っている年賀状作成ソフトは2002年のものです。いかに古かろうと年賀状のデザインなんて12年前のもでも同じことだろう。そう思っていたんですが、さすがに年賀文面の古さは否めません。いや元々が大したデザインでなかったのかも。
 
 そんなだからここ数年はネットで素材探しをしていたんですが、思うようなのがなかなか見つからなくて大変でした。
 それがこの郵便事業会社のサイトで探すと、自分が望んでいるものに近いデザインが簡単に見つかって楽チンです。これは郵政民営化のおかげでしょうか。
 
 しかし、素材を探している間に、苦労の代償としていろいろな情報を入手したり、気に入った素材同士を重ねたりといった、頭を使うことが無くなりそうで不安です。楽チンは人を堕落させ、不幸にさせるのではないのでしょうか。でもまあ年に一度の虚礼ですから、楽したって罰は当たらんだろうなんて思ってます。
 あ! 今やっとわかった。虚礼だと思っているゆえの心労が、ぼくを楽な方に走らせるのに違いありません。真心を贈るのだと思えばこそ意味のある習慣なのに!