らんかみち

童話から老話まで

天気晴朗なれどゲロ吐きそう

2008年03月15日 | 暮らしの落とし穴
 朝の4時に目が覚めてしまったのは、今日が小型船舶免許の実技講習日だからでしょう。実技というのはモーターボートを操縦するだけといえばだけなんですが、自動車教習所に通った30年前の緊張がよみがえって来ます。
 
 車の運転とモーターボートの運転のどちらが難しいか、なんて比較するつもりはありません。それぞれに別次元の難しさがあって、どちらも一つ間違えば命が危険にさらされるところは同じです。今日なんて最悪でした。
 
 天気晴朗なれど波高し、本日は晴天なり、あ~あ~、イトー・ロジョー・ホコー・SOS・ツートトトツーツー、なんてモールス信号を覚えなくても、講習を受ければ誰でも船舶免許をもらえます。講習会という、いわば国家試験の近道を願い出たぼくですが、それでも初めて自力でボートを操縦するのはビビリました。というのも、今日の天気は快晴だったのですが、海上は風力3強の風が吹き、白波が立っていようかという荒天だったからです。
 
 朝の9時から桟橋に係留されたボートの上で、30分ほど発航前点検の講義を受けていたら、波に揺られたせいかだんだんと気分が悪くなってきました。他の三人を見ますと平然としているので、ぼくだけかなと思ったら皆さんゲロを吐きそうになっていたそうです。
 
 疲れたので、つづく