11月9日(日)に友人と白山麓にドライブに行って来ました、2~3日前に約束していた鳥越の新蕎麦祭りを見ながら、すでに盛りは過ぎていると思いますが紅葉の山をドライブする予定でした。
その日は朝から厚い雲に覆われていました、いまにも雨粒が落ちてくるようなお天気でしたが、この時期は渓流釣りも出来ませんし山に入る事もないドライブでしたので予定通り出掛けました、白山麓の車を停めておける場所で待ち合わせて、私の車を置いて友人の車で出かけました。
薪蕎麦祭りのほかに2か所ほど寄りたい所がありました、五十谷の大杉と下田原の上流の出作り小屋に寄ってみる事です。
最初は五十谷の大杉に行きました、ここはつい最近までは知らなかったのですが、いつも訪問させて頂いて郷土史の事を色々と勉強させて頂いている、つとつとさんのblogを見て知りましたが是非一度自分の目で見たかったので友人を誘って一緒に行きました。。
県道から大日川の支流に沿って細い田舎道を進むと、建物は残っていますが今では廃村になった五十谷の部落がありました、その入り口に八幡神社があります、石の鳥居をくぐった正面の石段の上に本殿が安置されています、本殿の右横に大杉がありますした。
八幡神社を参拝してから大杉を見ましたが、友人共々、第一声は「凄い」の一言でした、写真では大きさが分らないので人が入った写真をとりましたが、これだとご覧になっている方もこの杉の大きさが分って頂けることでしょう。
案内板によれば樹高は38.5m、人の胸の高さの周囲が7.27m、樹齢が1200年と推定されています、樹勢はまだ若く優良樹と確認されています。
枝は多く分岐して初めはやや下向きの水平方向に伸びるが、まもなくやや垂直方向に伸びて、枝張りは27.5mに及ぶ広円樹形と大きく茂っています。
水平方向に伸びた枝の自重と積雪で枝が折れないように伸びた枝には太い丸太の支えがしてありました。
上の写真でも分りますが樹勢が強い杉で枝の分岐も多く現在伸びている枝のほか、枝が切られた跡が沢山目立ちます、地上1mぐらいから出た力枝は下向きに伸びて地下に埋もれてから地上に出て、上に向かって伸びています、写真では分りにくいですが右はじで上に伸びています。
どの方向から見ても大きい! 以前に紹介した同じ白山麓の吉野にある御仏供杉(おぼけすぎ)は推定樹齢が680年余りです、その杉より一周りも二周りも大きく感じました。御仏供杉のブログへ
私の見た五十谷の大杉の説明より、つとつとさんのblogではもっと興味深い詳細な説明がされているのでリンクします、是非読んでみて下さい。
八幡神社の手水舎ですが、水盤がちと変っていたので興味をひきました、角型で表面は経年により風化が進んでいて年代を感じます。
材質は青戸室石と思われますが、水をためる所は瓢箪形に掘りこんであって、この手のものは見るのが初めてです。
石川県の神社庁によると、八幡神社は創立年代は不詳、住古村民が大杉に巣をかけたタカを捕まえて領主に差し上げ褒賞を与えられた、村民は神仏の加護によるものと大いに喜び仏体安置をしたのを起源となったようです。
ここに来て楽しみにしていたことがあります、この過疎の村に1人と一匹でくらし、つなぎなしの10割蕎麦を打って食べさせて下さる方がいるようです、その人は登龍門才次郎さんと愛犬の龍です。
八幡神社の隣で車を降りると愛犬の龍が尾を振って近付いてきました、どこがお店かわからので犬の龍の後に着いてゆけば分るらしいのですが、この日に限って龍は案内をしないのです。
仕方なく正面の土蔵の方に行ってみましたが、店の入口らしき所が分りませんでした。
土蔵の隣に平屋建ての家があって、龍門 才次郎の字が読めましたが入り口の扉は閉まったままでした、あたりを見回しても車が停まっている様子が無いので、今日は新そば祭りの方に応援に出かけているのではないかと思いました、龍は主人が出掛けた事を知っているので案内をしなかったのでしょう。
後で知ったのですがお店は土蔵の中のようです、今度行った時は土蔵の入り口を探して美味しい蕎麦を食べてきたいものです。
大杉を見ている頃より降り出した雨はそんなに強く降る事もなくシトシトと降っています、つぎに行く所はこの場所より白山麓を白峰地区に向かって、手取りダムの国道から支流に沿ってガタガタ道を8㎞程入った所にある出作り小屋です。
道端の紅葉した木々が雨にぬれて綺麗です。
出作り小屋に近付いてきたら焚き火の臭いがしてきました、小屋からは煙が出ていましたので今日は小屋に来られているようです、道から沢に下って丸太の一本橋を渡って小屋に行きました、小屋にはご夫妻で来られていいました、囲炉裏で沸かしたお茶を御馳走になって、30分ほど話してから今年最後の御挨拶をして小屋を後にしました、つぎにここに来るのは来年の4月の渓流釣りが解禁になった頃でしょう。
小屋の横にある畑のほおずきの葉が枯れた茎に赤い実を沢山つけていました。
雨でぬれた山の景色を見ながら下って、帰りに新蕎麦祭りの会場の道の駅「一向一揆の里」に着いたのは午後1時半ごろでした、会場は雨降りにも関わらず大勢の人出でした、遅い昼食のおろし蕎麦を食べてから、打ち立ての生蕎麦を土産に買って帰りました。
御訪問ありがとうございました。
その日は朝から厚い雲に覆われていました、いまにも雨粒が落ちてくるようなお天気でしたが、この時期は渓流釣りも出来ませんし山に入る事もないドライブでしたので予定通り出掛けました、白山麓の車を停めておける場所で待ち合わせて、私の車を置いて友人の車で出かけました。
薪蕎麦祭りのほかに2か所ほど寄りたい所がありました、五十谷の大杉と下田原の上流の出作り小屋に寄ってみる事です。
最初は五十谷の大杉に行きました、ここはつい最近までは知らなかったのですが、いつも訪問させて頂いて郷土史の事を色々と勉強させて頂いている、つとつとさんのblogを見て知りましたが是非一度自分の目で見たかったので友人を誘って一緒に行きました。。
県道から大日川の支流に沿って細い田舎道を進むと、建物は残っていますが今では廃村になった五十谷の部落がありました、その入り口に八幡神社があります、石の鳥居をくぐった正面の石段の上に本殿が安置されています、本殿の右横に大杉がありますした。
八幡神社を参拝してから大杉を見ましたが、友人共々、第一声は「凄い」の一言でした、写真では大きさが分らないので人が入った写真をとりましたが、これだとご覧になっている方もこの杉の大きさが分って頂けることでしょう。
案内板によれば樹高は38.5m、人の胸の高さの周囲が7.27m、樹齢が1200年と推定されています、樹勢はまだ若く優良樹と確認されています。
枝は多く分岐して初めはやや下向きの水平方向に伸びるが、まもなくやや垂直方向に伸びて、枝張りは27.5mに及ぶ広円樹形と大きく茂っています。
水平方向に伸びた枝の自重と積雪で枝が折れないように伸びた枝には太い丸太の支えがしてありました。
上の写真でも分りますが樹勢が強い杉で枝の分岐も多く現在伸びている枝のほか、枝が切られた跡が沢山目立ちます、地上1mぐらいから出た力枝は下向きに伸びて地下に埋もれてから地上に出て、上に向かって伸びています、写真では分りにくいですが右はじで上に伸びています。
どの方向から見ても大きい! 以前に紹介した同じ白山麓の吉野にある御仏供杉(おぼけすぎ)は推定樹齢が680年余りです、その杉より一周りも二周りも大きく感じました。御仏供杉のブログへ
私の見た五十谷の大杉の説明より、つとつとさんのblogではもっと興味深い詳細な説明がされているのでリンクします、是非読んでみて下さい。
八幡神社の手水舎ですが、水盤がちと変っていたので興味をひきました、角型で表面は経年により風化が進んでいて年代を感じます。
材質は青戸室石と思われますが、水をためる所は瓢箪形に掘りこんであって、この手のものは見るのが初めてです。
石川県の神社庁によると、八幡神社は創立年代は不詳、住古村民が大杉に巣をかけたタカを捕まえて領主に差し上げ褒賞を与えられた、村民は神仏の加護によるものと大いに喜び仏体安置をしたのを起源となったようです。
ここに来て楽しみにしていたことがあります、この過疎の村に1人と一匹でくらし、つなぎなしの10割蕎麦を打って食べさせて下さる方がいるようです、その人は登龍門才次郎さんと愛犬の龍です。
八幡神社の隣で車を降りると愛犬の龍が尾を振って近付いてきました、どこがお店かわからので犬の龍の後に着いてゆけば分るらしいのですが、この日に限って龍は案内をしないのです。
仕方なく正面の土蔵の方に行ってみましたが、店の入口らしき所が分りませんでした。
土蔵の隣に平屋建ての家があって、龍門 才次郎の字が読めましたが入り口の扉は閉まったままでした、あたりを見回しても車が停まっている様子が無いので、今日は新そば祭りの方に応援に出かけているのではないかと思いました、龍は主人が出掛けた事を知っているので案内をしなかったのでしょう。
後で知ったのですがお店は土蔵の中のようです、今度行った時は土蔵の入り口を探して美味しい蕎麦を食べてきたいものです。
大杉を見ている頃より降り出した雨はそんなに強く降る事もなくシトシトと降っています、つぎに行く所はこの場所より白山麓を白峰地区に向かって、手取りダムの国道から支流に沿ってガタガタ道を8㎞程入った所にある出作り小屋です。
道端の紅葉した木々が雨にぬれて綺麗です。
出作り小屋に近付いてきたら焚き火の臭いがしてきました、小屋からは煙が出ていましたので今日は小屋に来られているようです、道から沢に下って丸太の一本橋を渡って小屋に行きました、小屋にはご夫妻で来られていいました、囲炉裏で沸かしたお茶を御馳走になって、30分ほど話してから今年最後の御挨拶をして小屋を後にしました、つぎにここに来るのは来年の4月の渓流釣りが解禁になった頃でしょう。
小屋の横にある畑のほおずきの葉が枯れた茎に赤い実を沢山つけていました。
雨でぬれた山の景色を見ながら下って、帰りに新蕎麦祭りの会場の道の駅「一向一揆の里」に着いたのは午後1時半ごろでした、会場は雨降りにも関わらず大勢の人出でした、遅い昼食のおろし蕎麦を食べてから、打ち立ての生蕎麦を土産に買って帰りました。
御訪問ありがとうございました。
まだまだ樹勢が有るとのことなのでパワースポットになるかも知れません。
雨にシットリと濡れた紅葉も良いものですね。
樹齢1200年の杉は他の人のblogの写真で見せて頂いていたのですが、実際に実物を見た時には感動しました。
1200年も経つと樹勢が衰えてくるものですが、この杉は枝葉を沢山伸ばして凄い勢いがあります、よほどこの辺の環境に順応しているんでしょうね。
コメントを下さって有難うございます。
この大杉はの鎮守様の八幡神社の境内にあります、と云うより大杉を祭るために村人がそこに八幡様の御神体を祭ったようです、大杉を見る前に八幡様にこの杉にあやかって健やかに過ごせるように願ってきました。
ここの来て大杉のパワーをもらって年老いても元気でいられればいいですね。
林道の紅葉した木々が雨にぬれて綺麗でした、北陸は2~3日前から荒れたお天気でしたので山では紅葉した木々にうっすらと白いもので化粧されたと思います。
コメントを下さってありがとうございます。
そば名人が打つ十割そば、一度食べてみたいものです。
北陸のこれから季節は水森かおりの能登半島の歌のように「♪空が重たい鉛色・・」になるのでしょう出作り小屋も雪に閉ざされるのでしょうか
こんにちは、さすが推定1200年の樹齢の杉に圧倒されました、この辺の昔の住人の焼畑や薪炭の犠牲にならずによく生き伸びたものです、住人が御神木として守ってきたからでしょうね、この木を見ているとパワーを貰ったような気がしんます。
登竜門才次郎さんの蕎麦を食べそこなってしまいましたが、次の楽しみです。
NETで登竜門才次郎さんを検索すると出ているらしいです。
北陸もこれから退屈な季節が始まります、冬の美味しい魚でも食べて春を待つとしますか。
1人で観ていると、しばらくその場から動けなくなってしまいました。。登竜門さんは不在で残念でしたねえ、でもリュウ君には出会えたようで^^次回は間違いなく案内してくるでしょう^^
小松と白山の境目にはいろんな山間の風景や地形が見られて興味深いですねえ。
おはようございます、五十谷の大杉を見た時の感動は今でも忘れません、つとつとさんのblogを見なかったら大杉を見られなかったでしょうね。
御佛供杉も初めて見た時は大きいと思いましたが、推定ですけれど680年と1200年の違いは大きいですね。
この杉の事について、つとつとさんのblogのように読者が納得出来る説明が出来ませんのでリンクさせて頂きました、ありがとうございます。
登竜門才次郎さんが不在だったので楽しみにしていた蕎麦を食べる事が出来ませんでした、龍に土蔵の方向を指さして案内してくれるようにお願いしましたが龍は反対方向に行ってしまいました。