森雅之さんは札幌在住の漫画家です。同姓同名の有名な俳優さん(札幌生まれで、文豪有島武郎の長男)がいましたが、関係ありません(たぶん)。
森さんの漫画は、少年少女のささやかな日常を、淡々と描いたものが多いです。ずーっと続くおなじ大きさのコマ、正面や真横から描かれた人物、大きな波乱のないストーリー。でも、それが、読者の心にしずかな感動を呼ぶのだと思います。
今回の「りんごの星…」という題は、リンゴが土星みたいに環をたずさえて空に浮かんでいる絵があるからだと思います。
森さんは以前「天文ガイド」にも1ページの連載を持っていました。夜空へのあこがれが、今でも感じられる作品が多いです。
筆者の胸にストライクで響いたのは、「星座物語」の1枚。
「みなみのかんむり座」の神話を考えた-という一文にきゅんとしました。
この文に出てくる、草下英明さんの文庫本「星座手帖」、わたしも愛読してましたよ。
メカが苦手な肉眼派の天文ファンには、バイブルのような書物だったと思います。
会場では、サイン入りの漫画本や、森さん自作の缶バッジなどが発売されています。
また、これまで出たコミックスを自由に読めるコーナーもあります。
絶版本や、長万部町民に配られたレア本「オ・シャマンペ」もあるので、ファンは絶対行きましょう。
筆者は、初期作品を集めた「夜と薔薇」を買ってきました。
「ガーネット」という作品のラストで、作者がこうつぶやいています。
僕は
手紙のような
漫画を
かきたい
なるほどなあ。
07年12月5日(水)-24日(月) 13:00-20:00(土・日・祝日 12:00-19:00) 月曜休み
B.C.S(中央区南3西7)
□公式ホームページ http://www11.plala.or.jp/calencf/sub3.html
■冬のファミリー文学館 「散歩しながらうたう唄」 森雅之まんが原画展(03年)
森さんの漫画は、少年少女のささやかな日常を、淡々と描いたものが多いです。ずーっと続くおなじ大きさのコマ、正面や真横から描かれた人物、大きな波乱のないストーリー。でも、それが、読者の心にしずかな感動を呼ぶのだと思います。
今回の「りんごの星…」という題は、リンゴが土星みたいに環をたずさえて空に浮かんでいる絵があるからだと思います。
森さんは以前「天文ガイド」にも1ページの連載を持っていました。夜空へのあこがれが、今でも感じられる作品が多いです。
筆者の胸にストライクで響いたのは、「星座物語」の1枚。
「みなみのかんむり座」の神話を考えた-という一文にきゅんとしました。
この文に出てくる、草下英明さんの文庫本「星座手帖」、わたしも愛読してましたよ。
メカが苦手な肉眼派の天文ファンには、バイブルのような書物だったと思います。
会場では、サイン入りの漫画本や、森さん自作の缶バッジなどが発売されています。
また、これまで出たコミックスを自由に読めるコーナーもあります。
絶版本や、長万部町民に配られたレア本「オ・シャマンペ」もあるので、ファンは絶対行きましょう。
筆者は、初期作品を集めた「夜と薔薇」を買ってきました。
「ガーネット」という作品のラストで、作者がこうつぶやいています。
僕は
手紙のような
漫画を
かきたい
なるほどなあ。
07年12月5日(水)-24日(月) 13:00-20:00(土・日・祝日 12:00-19:00) 月曜休み
B.C.S(中央区南3西7)
□公式ホームページ http://www11.plala.or.jp/calencf/sub3.html
■冬のファミリー文学館 「散歩しながらうたう唄」 森雅之まんが原画展(03年)