北海道美術ネット別館

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【告知】30歳で亡くなった異才画家・神田日勝をしのぶ馬耕忌

2010年07月28日 21時00分49秒 | 展覧会等の予告
 新聞紙を壁一面に張った部屋ですわりこむ人物を克明に描いた異色作「室内風景」、上半身だけがリアルにベニヤ板に描写された未完の遺作「馬」などで、北海道の美術史に大きな足跡を残した神田日勝。
 彼の遺作を集めた十勝管内鹿追町の神田日勝記念美術館と、隣接の鹿追町民ホールで、彼をしのぶ「第18回馬耕忌」と、関連のイベントが8月に開かれます。
 一部はすでにツイッターなどで告知しておりますが、ご案内をいただいたので、もう一度まとめて…。

第18回馬耕忌
8月22日(日)午後2時、鹿追町民ホール
鼎談ていだん「個人名を冠した美術館の明日を探る」
=岡部卓・木田金次郎美術館学芸員
 富安玲子・マリー・ローランサン美術館学芸員
 菅訓章・神田日勝記念美術館副館長

トーク/松浦範子
ギター演奏/田中光俊
交流会(午後5時半)は参加料1000円

当日の神田日勝記念美術館は入館無料です。


松浦範子写真展「彼らの居場所」
8月21日(土)~29日(日)10:00~5:00
鹿追町民ホール

自らの国家を持たない世界最大の民族といわれるクルド人。イラクやトルコなどにまたがって住む民族を撮り続ける女性カメラマンの写真展


●勘六山房展 角りわ子の陶芸と小山久美子の竹紙の世界
8月18日(水)~29日(日)10:00~5:00
神田日勝記念美術館

「越後つついし親不知」「飢餓海峡」などで知られる小説家水上勉が晩年を過ごした長野県東御とうみ市の勘六山房で制作を続ける芸術家の作品展


丸木俊の世界
8月18日(水)~29日(日)10:00~5:00
神田日勝記念美術館

夫・位里と合作した大作「原爆の図」で知られる、空知管内秩父別町出身の洋画家。創作絵本や童画も制作した画家による珠玉の23点。



 いただいた案内状には記載がありませんでしたが、8月10~16日には神田日勝記念美術館でベン・シャーン絵本原画展が、鹿追町民ホールで第五福竜丸展示館展が開かれるそうです。




(追記)新得駅、帯広駅から北海道拓殖バスの便あり。神田日勝記念美術館前で降車


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