(承前)もっとも、アートに、高齢化や交付税削減などによって元気のない地方経済を、ほんとうに浮揚させる力があるのかどうかは、専門家でない筆者にはわからない。冒頭の画像は、十日町の中心商店街にあった「娯楽会館」跡の廃墟だ。
中心商店街は、駅通りや本町通りはそこそこ店が開いていたが、「コモ通り」はみごとなまでの「シャッター街」であった。単に、お盆休みだったのかもしれないが。
東京などから人が大挙して . . . 本文を読む
画像は、松代・農舞台の裏山にある、田中信太郎「○△□の塔と赤とんぼ」。高さ14メートルという。地元の「こへび隊」の人が言う。
「第1回のころは、トリエンナーレ反対派の急先鋒の人が『赤トンボはあんな風に飛ばない。撤去すべきだ』と主張してたんですよ。その人、今はすっかりトリエンナーレの応援団になっていますけどね」
もっぱら大都会で制作と鑑賞がおこなわれてきた現代美術が、いきなり越後妻有という過 . . . 本文を読む
昨年10月、blog化する前の北海道美術ネットで函館公園の観覧車が話題を呼びましたが、それよりも小さな観覧車が小樽にあると聞いて、家族そろって乗りにきました。
ある場所は、小樽公園こどもの国。
国道5号や鉄道線より山側にあるので、観光客はほとんど来ないと思います。
ボックスはわずか6つ!
日本最小という説もあるそうです。
ボックスは、おとな2人が乗ってもかなり狭そう。
すごいのは、人 . . . 本文を読む