人事のお知らせです。
2006年2月1日付けで八雲支局から本社編集本部に異動します。
すでに八雲と札幌を往復する生活に入っています。
今年に入り
1.「北海道美術ネット」と関連ブログの更新頻度が減る
2.メールが読めない
という状態が続いておりますが、電話の回線工事をはじめその他もろもろの事情により、この状態は2月7日ごろまでつづく見通しです。
この期間中は、フリースポットをさがしてサ . . . 本文を読む
道立旭川美術館の常設展「北の形象」は、道北ゆかりの抽象画家難波田龍起、上野憲男、山口正城、彫刻家板津邦夫の4氏の計23点(うち2点は寄託、ほかは所蔵品)を展示しており、見ごたえがあります。
1997年に同館でひらかれ、とても良かった記憶のある「北海道の抽象絵画」展を思い出しました。
旭川生まれで、日本を代表する抽象画家の難波田。「初夏の粧い」(1953年)は、初期の難波田らしい加工はなされ . . . 本文を読む
或る年の冬、富良野の小野州一さんのアトリエにおじゃましたことがある。
山小屋風のとてもすてきなアトリエだった。晩年の「窓辺の静物」に出てくるような、大きな格子窓があり、窓の外には冬らしい、葉を落とした木々がどこまでも続いていた。林の向こうは劇作家の倉本聰氏の家だということだった。
いちばんおどろいたのは、道路からアトリエまでは数十メートルあるのだが、車が楽に通れるようにきれいに除雪がなされて . . . 本文を読む
バゴノさんは札幌アリアンス・フランセーズ院長。昨年秋、台北のアリアンス・フランセーズから移ってきました。
今回は、台湾の男性をアップでとらえたモノクロ写真ばかりです。モデルは若者から老人まで何人かいるようです。いずれも、被写界深度が極端に浅いため、目にピントが合った写真は口がぼけているといった、ごく狭い範囲に焦点が合った状態。あるいは、無精ひげの生えた口だけのクローズアップだったりします。男性 . . . 本文を読む
もうちょっと本質的な話をすると、ファインアートがこれまでみたいに
「武士は食わねど高楊枝」
を偽装しとくことが、ほんとうにいいんだろうかってことになってくる。
偽装は言いすぎか。でも「食っていかなくちゃいけない」ことに関しては、作るものがなんであれ、人間が生きていくことからは切り離せないはずだ。でも、その部分には目をつぶってきたんじゃないの? っていう気はする。
もちろん、20世紀のファイ . . . 本文を読む
で、そういうファインアートや商業美術のビジネスモデルって、これからも有効なの? という疑問がとうぜん出てくるワケで、この文脈でかならず登場する時代の象徴がインターネットやデジタルなんです。
ネットはべつにしてもファインアートの世界はこれからいっそうきびしくなるだろうと思う。外国はわかんないけど、とりあえず日本では。
理由その1。大口のクライアントだった地方公共団体が財政難のため、公共施設の建 . . . 本文を読む
なんだかカタカナばっかしのタイトルってヤだな。頭悪いみたいで(笑い)。今回はカタカナだらけになりそうな予感がする。
で、北海道経済産業局が編集発行した「SELECTED CREATORS OF HOKKAIDO IN 2005 北海道のクリエイターセレクション」を読んで、じゃ、じぶんが見てきた美術(アート)ってこれからどうなるの? っていう疑問が、このエントリーの発端。あるいは、これまで「商業 . . . 本文を読む
道内のコンテンツビジネス振興を図るため、経済産業省北海道経済産業局が編集した本。北海道を拠点に、個人あるいは自らの会社で活動するクリエイター30人が紹介されています。失礼な物言いになりますが、お役所のつくった冊子とはとうてい思えないほど、おしゃれな造本で、眺めているだけでもたのしいです。
30人の選定にあたったのは、
Sapporo ADC事務局のグラフィックデザイナー寺島賢幸(まさゆき)さん . . . 本文を読む
ことしから変わりました。
掲載が月曜から金曜になり
「今週開催中」
の展覧会を載せるスタイルが
「来週から開催」
の展覧会を、スタート日ごとにまとめて載せる方式になりました。
すっきりして見やすい、と思います。
内幕を話せば、1990年代から札幌を中心にギャラリーが増えて「美術メモ」の行数が膨れ上がってほかの記事を圧迫していたのです。どうやって圧縮するかは筆者にとっても頭痛の種でした。
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