(goo映画より)第二次世界大戦後の1948年、中国共産党の人民解放軍と国民党軍が戦いを繰り広げた中国の国共内戦。グー・ズーティを連隊長とする人民解放軍中原野戦軍第2師139団3営第9連隊は、華北地方の最前線に送られることになった。リウ団長は第9連隊に旧炭鉱の防衛任務を与える。撤退命令の集合ラッパの合図が鳴るまで、最後の一兵になるまで戦い続けること?それが第9連隊の役目だ。やがて国民党軍の激しい砲撃が始まった…。
中国映画史上最高という17億円の巨費を投じて製作された戦争大作。中国国内では約400万人を動員する大ヒットを記録、先の釜山国際映画祭でオープニングを飾るなど、国際的な評価も高まっている作品だ。中国映画で戦争映画というと、太平洋戦争(日中戦争)における抗日戦に材を求めるものは多々あったが、そのあとに始まる国共内戦を描くとともに、英雄譚ではなく戦場における葛藤、逡巡、後悔といった個人のドラマにスポットを当てたものは珍しいのではないか。韓国映画『ブラザーフッド』を彷彿とさせるような激しい戦闘シーンもさることながら、決して戦争を美化することなくその残酷さを前面に押し出し、その中で翻弄される主人公の過酷な運命を通して、戦争の非情さを訴える好篇だ。
詳細は戦場のレクイエム goo映画
戦場のレクイエム 公式サイト
1月17日(土)より順次上映。
台湾人的には、教科書で勉強してきた歴史とは逆の立場から描いたストーリーなので、興味津々だ。流血場面が「プライベートライアン」に匹敵する緻密な描写で、そこからも作品全体がていねいに作り上げられていることが伺える。とにかく、早くみたい!
台湾華語・繁体字中国語は任せて!台湾人による中国語教室・翻訳・通訳サービス T-Chinese
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