森信雄の写真あれこれ

日々の生活や散歩、旅の写真を掲載しながら、あれこれ思いを語ります。

子ども将棋教室

2005-09-10 22:57:49 | 将棋あれこれ
今日は午前中が子ども教室「土曜コース」だった。10時前後になるとパタパタと走って教室に来る。今日は見学が2名いたので割りと多かった。
 子ども教室の内容は初めに詰将棋のプリントを各自で解き、そして手合(対局すること)と指導対局、終わりに大盤解説をする。教室は2時間あるので、集中力が持たない子どももいる。真剣な眼差しの子、負けると泣きそうな子、みんなそれぞれ自分なりの世界に浸っているようだ。
 写真は大盤解説のシーンだ。棋力に差があるが、今日は六枚落ち(ハンディ戦)のおさらいだった。
 子どもは正直で、大盤の内容が難しかったり面白くないと、隣の子と雑談を始めたりする。よそ見を注意するより、いかに面白い内容にするかだ。
 子ども教室は指導者の方針によって様々で、私も試行錯誤の連続だ。楽しい雰囲気で、みんながマナーよく仲良く、ほどほどに上達してくれればいいが、そんなに甘くはない。将棋をどう教えるかは、答えのないテーマでもある。
 技術面だけを重視しても駄目だし、礼儀やマナーだけうるさくても興味がそがれてしまうだろう。バランスのよい将棋教室を目指しているが、言うは易し行うは難しである。
 甘すぎても恐すぎてもいけない。うまく教えようという考えはあきらめて、自分の持っている「将棋熱」を出し切るしかないなあと思っている。
 
コメント
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