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能の曲目にはいろいろありますが、最高峰はなんと言っても老女物です。
超お婆さんが主人公の作品で、『卒都婆小町』『鸚鵡小町』『檜垣』『伯母捨(姨捨)』『関寺小町』の五曲です。
その中でも『檜垣』『伯母捨(姨捨)』『関寺小町』は三老女と言われ、
特に大事に扱われています。
さて『卒都婆小町』について先輩から
「番組に『卒都婆小町』のふりがなをふりたいんだが、謡本には、そとわごまち となってるよ . . . 本文を読む
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そんな仕事アサメシマエ!
私に委せて下さい~
という言葉、最近聞かないし、私も言わなくなったなあ・・・
朝飯前 あさめしまえ
文字通り朝食の前にやる仕事のこと、
江戸時代は日に二食だったので、
朝食の前に仕事をしても、腹に力が入らないので、デカイ仕事は出来ない!
という意味らしい
また、昔は起きたらまず、日常生活のための準備がある
今のように直ぐに火が付くわけでも、ひねると水が出る訳で . . . 本文を読む
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平成23年上半期の能は昨日の『昭君』で〆。
下半期は、8月『枕慈童』秋田大仙市まほろば公演と10月の粟谷能の会の『天鼓』です。
あ~~終わってほっとしています。
なにしろ謡の量が多くて、閉口です。
でも、間違いなく終えて、本当にほっと一息いれてます。
朝から演能レポート『昭君』を書き上げ、校正にはいりました。
写真は前島写真店のご協力で、後シテの一シーンです。
前日のブログ投稿で、ツレの側 . . . 本文を読む
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昨日は申合後、粟谷本家で装束出しをしました。
まずは自主公演の『昭君』の装束出しです。
前シテの面は、やや色が濃いめの野卑な感じの三光尉を選びました。
前シテの装束は水衣の上に「側次(そばつぎ)」を着ることで唐風なイメージにしてみました。
着附は、やや光沢ある小格子熨斗目に濃茶色の水衣、そして一番上に側次を着る、
という組み合わせです。
前ツレも同様に側次を着けてもらうつもり . . . 本文を読む
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明日は自主公演の申合です。
『昭君』は『放下僧』シテ高林白牛口二 『杜若』シテ佐藤章雄 に続いて三番目ですので
多分、12時頃から始まり13時ごろには終了の予定です。
その後、粟谷一門は中野の粟谷本家に移動して装束出しとなります。
どのようなスタイルで勤めようかな~・・・・
最近、気になることがあります。
それは中国のお話でも、その姿・格好が日本人とまったく同じであることです。
これは . . . 本文を読む
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今週の投稿は日曜日に勤める『昭君』一色です。
『昭君』シテ 粟谷明生 ツレ 内田成信 ワキ 大日方寛
喜多自主公演6月26日(日)於 目黒喜多能楽堂 3時頃
『昭君』の能をご覧になるにはまず「本舞台中央に柳の木がある!」と想像して下さい。
想像です!
実際は何もありませんよ。
他流では、柳の作物を置いたりしますが・・・
その方が判りやすくて、親切でいいのですが・・・・、
今回の喜多流の演 . . . 本文を読む
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写真の面は三光尉です。
前シテで、この面を使用するかは決めていませんが、強めの表情をした面を選びたいと思っています。
能『昭君』の物語をご紹介します。
里人(ワキ=大日方寛)が昭君を弔うために昭君の父(前シテ=粟谷明生)母(ツレ=内田成信)の私宅に出向く名乗りからはじまります。
続いて、昭君の父・白桃(はくどう)と母・王母(おうぼ)の老人夫婦が一声で登場し橋掛にて、愛娘の昭君が胡国に嫁つ . . . 本文を読む
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来週の26日の日曜日、
平成23年度の私の喜多流自主公演の出番です!
場所は、東京都品川区、と言っても目黒駅下車徒歩8分ぐらいにある喜多能楽堂です。
開始時間は、たぶん私のは15時ぐらいからだと思います。
さあ!
昭君モード全開にして、頑張って演じますので、お時間ある方は是非ご来場下さい。
では、明生流の『昭君』の解説と演者の心意気を投稿しましたのでご覧下さい。
解説その1
曲名になっ . . . 本文を読む
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昨日から大阪です。
昨日からフェイスブックなるものに、手を染めてしまいました。
簡単に登録が出来ました。
顔写真をいれなければいけない、と聞かされていたのに
顔無し、動物が代行している人もいて・・・・
なんだか、変。
でもまあ、お友達になる方をひとり、ふたり、と選んでみると
いろいろな方から、メッセージが送信されてきます。
これには返信しなくてはいけないので、これが、どうも・・・・
小忠実じ . . . 本文を読む
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中学、高校時代を共に過ごした学友4人と久しぶりに再会。
う~~、30年ぶりに逢う仲間が二人。
さて、集合場所は、千葉方面にご帰宅の発起人・K君を優遇して茅場町を選び、私の贔屓店「蔵一」さんに決定。
ここはお安く、たいへん美味く、庶民的な雰囲気のところです。
奥に一つだけ個室っぽいところがあるので、あらかじめ予約を入れ・・・・
さて学友との再会は~
6時半からまずは発起人K君と年に二 . . . 本文を読む
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観世銕之丞さんが春の叙勲を受けられました
おめでたいことです。
こちら . . . 本文を読む
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昨日は、松山の観光港10時発の高速ジェットで広島宇品港へ移動
途中に呉港に立ち寄る便のため、音戸を通る。
音戸は昔、船が事故を起こした難所のため、高速艇もスピードダウンするが、
そのため進行方向、左側に「清盛塚」が見えるので撮影に成功。
高速艇で一時間半ほどで宇品港に到着。
宇品から定宿の広島グランビアホテルまでは、時間短縮でタクシーを利用しちゃいました。
タクシー代が勿体ないが、それ . . . 本文を読む
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松山から広島に入り、只今広島のホテルで休憩中
今週は地方稽古に忙しく、帰京が15日で直行で中野稽古場入り
16日、17日と連続で『昭君』の稽古をします。
16日はツレを勤めてくれる内田成信氏も来てくれて、
まずはむずかしい連吟を合わせからはじめます。
このツレはお気の毒様です。
多量の謡を覚えるのはたいへん、
成信君もヒィーヒィー悲鳴を上げているようです(笑)
かく言う、私もヒィーヒィーも . . . 本文を読む
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昨日は、久しぶりに阪大喜多会の稽古でした。
3月の震災以来、東北大喜多会の稽古も無いので、学生さん達に接するのは久しぶりでした。
12時から阪大校舎の稽古場で、
まず新人・岩瀬君の仕舞『湯谷』
そして来年3月に舞囃子『敦盛』を舞う辻次さん
『野守』にチャレンジする吉村君。
そして12月の自演会で能『花月』を勤める小藪さんに指導。
最後に、鈴木君『国栖』大道さん『高砂』を指導して、4時15分 . . . 本文を読む
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これから大阪・伊丹空港に飛び、
大阪モノレールで柴原で降りる、
すると、阪大の学生さん達が出迎えてくれる・・・はず
阪大喜多会は部員が増えずに、廃部の危機です。
一度潰れたものは、再生するのがほとんど無理なのは承知しているから
ここは踏ん張りどころ
どうにかして新入生を沢山入部させなくてはいけない、
と思っていますが・・・・
現在、一名らしい・・・・
でもこの一名の一年生にしっかり能楽の面 . . . 本文を読む
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