俳優のハリソン フォード氏が
「これからの20年は、今までやって来た事を、もっと上手にやれるようになりたい」
と話していた。なるほど自分も、と思う。
11/26(日)喜多流自主公演で『蟻通』を勤めるが、恥ずかしながら初演である。
今まで演じたことがないので、ハリソンフォード氏の言う様にはいかないが、今までに体得した技芸を駆使して上手く勤めたい、と思っている。
11/18(土)粟谷明生の「体 . . . 本文を読む
混んでる車内で鞄を身体の前に抱え込んでいる人が多くいて、あっ!と気づき自分のショルダー鞄を胸元に移動した。
最近、鞄で嫌な思いをしたが「他人様より、まず自分!」と反省した。
良いことは直ぐに真似たい
良い芸は真似て自分のモノにしたい
「芸は盗むもの」
真似ることを盗むと言わなかった父
「芸は黙っていただくもの」と話してくれたのを、また思い出す。
11/18 土曜日の「体験しよう!能楽の . . . 本文を読む
昨日は亡父、菊生の命日でした。
亡くなりまして、もう12年目となりました。
「人は二度死ぬ」
最初は肉体の死で、二度目は生きている者から忘れさられた時、と言います。
来年3/4(日)の第101回 粟谷能の会は粟谷菊生十三回忌追善として、私は『卒都婆小町』を披かせていただきます。
父の演じた数々の舞台を思い出しながら精一杯勤めたい、そう思っています。
文責 粟谷明生
写真
粟谷 . . . 本文を読む
万物は常に変わり一定しない、と説く釈迦の無常観。
先日、たまに行く料理屋の名物の一品「もやし炒め」を注文すると、
「あれはメニューから外しました、もうありません!」と言われた。
「え!なぜ? 美味しかったのに」
「すいません、もうありません」
人の世は変わりやすいもんだなあ、と無常を悟ったような気になったが、その後、麺を注文したらなんと、もやしがたくさん入っていた。
この世は変わっているの . . . 本文を読む