粟谷明生の能楽教室入門編『猩々』第2期生を募集しています。
能『猩々』を通して、謡いの発声、舞の動きを学ぶ初心者用のコースです。
実際に能面を付けてみることも出来る、楽しい団体レッスンです。
日時 :5月10日 17日 24日 6月7日 いずれも火曜日の19:00~90分
場所 :東京五反田駅より徒歩4分 池田山能舞台
受講料:¥30000 学割¥18000
お申し込みをお待ちし . . . 本文を読む
平成28年4月24日の読売新聞・朝刊の「著者来店」に記載されました。
4月5日に塩崎記者と一時間ほどお話させていただきましたことが、うまくまとめられています。
記事全体を投稿することは出来ませんので、ご購入、よろしくお願い申し上げます。
文責 粟谷明生
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「生成り」は(きなり)とも(なまなり)とも読めるが、この二つは大いに異なる。
「生成り(きなり)」は生地のままで飾り気のないこと、脱色や染色加工をしていない糸や布のことだが「生成り(なまなり)」は未完成で、まだ十分になりきっていないこと、そのさま、である。
能の世界では、女の怨霊に用いる面のひとつに「生成(なまなり)」がある。角が生えかけた般若になる以前のお顔だ。
女の怨霊、女の怒りを表した面が . . . 本文を読む
28年4月18日能『船弁慶』シテ・小野塚一馬氏のお調べと前シテの紅白の襟を撮影しました。
海に浮く能舞台
海に映る建物
お調べをする小鼓方・大倉流宗家 大倉源次郎氏
お調べをする大鼓方・葛野流宗家 亀井広忠氏
出を待つ亀井広忠氏、橋掛を歩くお囃子方
能『船弁慶』の前シテ(静御前)は紅白の三つ襟を付けます。白と赤の襟を重ねることで役の位の高さを表しています。
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私のお正月、年の初めは二度ある。1月1日と4月16日。
1月1日は世間がお正月気分だが、4月16日は私だけの区切りのスタート日、ということ。
宮島の厳島神社の桃花祭・神能が昨日16日より始まったが、2016年がスタートしたと思って奉納している。
神能を楽屋裏から撮影しているので、ご紹介したいと思う。
いつもの変わらぬ大鳥居の風景
神能初日はまず演者たちの神へのご祈祷からはじまる。
翁 . . . 本文を読む
デジブックへの投稿が、当方の契約手続きのミスにより昨年までの作品がすべて消去されてしまいました。
徐々に再投稿していきたいと思います。
デジブック 『27年 目黒川の桜』
文責 粟谷明生
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私の著書「夢のひとしずく・能への思い」が、4月24日読売新聞・朝刊の新刊紹介で取り上げられることになりました。
9年前、父の「粟谷菊生・能語り」を出版した時も夕刊に記載して下さいました。今回は朝刊です。素直に、とても嬉しいです。
昨日は読売新聞・編集局文化部の塩崎淳一郎氏が池田山舞台に来られ、いろいろとお話をさせていただきました。本への思い、能への思いなど、50分ほど熱く語ってしまいました。
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「よいアングルはどこかな?」とカメラ片手に桜見物の日々。
前や横の景色を見ながらシャッターを押しているが、たまに後ろを振り返ると、それまで見ていたものとはまるで違う景色が浮かびあがり驚かされることがある。
振り返ることなく横見せず稽古しろ
過去の下手を忘れずに稽古しろ
どちらも言われてきた。
今、「この時間は二度と来ないから」と撮影時間を優先し被写体に前や横、そして後方にも廻り角度を変え . . . 本文を読む