昨日は粟谷能の会の申合で、その後は装束出しとなり、写真の着附を着ることにしました。 今回の『安宅』は「延年之舞」の小書付きですが、実は「滝流之掛」という新しい演出を加えて舞います。 この伝書は土佐堀池家の型附です。 故・後藤得三先生が書き写され我が家に保管されています。 下記のように記されていますのでご紹介します。 @@『安宅』瀧流のかかり@@ 「落ちて巌に響くこそ」と下を巻差しヒラキ。 「 . . . 本文を読む

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昨日は午前中の稽古能を見て、夜の「かつしかシンフォニー」の公演まで時間があったので、雨が心配でしたが、葛飾柴又の帝釈天に行くことにしました。 目黒駅から三田駅で乗り換え、浅草線の青砥駅で金町線に乗り換え、一駅で柴又駅です。 駅を降りると「フーテンの寅さん」の像があり、思わずミーハーと言われようがカメラを向けて撮影!カシャ! 参道を歩くと、右や左に土産屋や御菓子屋がずらりと並んで楽しく歩ける。 . . . 本文を読む

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昨日は今年初めての装束附の稽古日でした。 モデルをしてくれるのはいつもお世話になっている愛弟子のI・Aさん。 今回は主(前)を佐藤 陽君、副(後)を長男の尚生での練習となりました。 まずは大口袴に水衣という基本形を学習して、何度も繰り返して稽古して慣れてもらうのがネライ。 時間があったので、最後に鬘の付け方も学習して充実した一日となりました。 尚生にとっては初体験の装束附け、付けられてきたが、付 . . . 本文を読む

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「サライ」は大人の男向けの、かなりマニアックな雑誌でして、 私は好きですが、その「サライ」の今月は能の特集です。 是非、能ファンや能楽師は一冊ご購入して下さい! 私も本日購入します。 で~~~ 気になること・・・・・ う~~~~ 気に入らないこと・・・がある。 それは~~~~ ちょっとパラパラと見ただけなのだが・・・・ 林望氏が書かれているページの記載写真は「望月」だが、 キャプションの . . . 本文を読む

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毎年4月16日から三日間、安芸の宮島・厳島神社では桃花祭神能が行われます。 神能は初日と三日目を喜多流が担当し、執事・出雲康雅氏を主に粟谷家一門と御神能に所縁ある喜多流能楽師にて執り行われています。 この御神能に、粟谷明生から皆様へ提案がございます。 あの海に浮かぶ厳島神社能舞台で、 私と一緒に能の地謡を謡ってみてはいかがでしょうか? 滅多に着れない長裃の正装にて、能舞台に上がり地謡に参加す . . . 本文を読む

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酒田の弟子から聞いた話をご紹介して、本日の投稿とします。 やや、能の世界から離れますが・・・・・ ご興味のある方は、下へ進んで下さい。 先生、私に「かみの君」という友人がいまして・・・ 「上野」って書いて「かみの」なんですが・・・。 ほ~~珍しいね・・・・ そいつが結婚することになりまして・・・・ はい、よかったね お相手の女性が脇野さんって仰いまして・・・・・ はい、で・・・なに? . . . 本文を読む

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昨日は酒田で稽古でした。 ここはお医者様とMRと言われる薬を売る人たちが、 謡いを習われています。 その、お医者様に 「先生、先月のお約束のお薬、お持ちしました」 と、クスクス笑いながら手渡たされたものが・・・・ この写真の薬。 内用薬と書かれ くしゃくしゃした時に イライラした時に 退屈した時に 寝つけない時に 家庭にひとつ 車内にもひとつ 一日三回一年分 飲み方、 朝、昼、夕、寝る前 . . . 本文を読む

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『安宅』の事前解説の希望者が多いのに、驚いています。 ご来場予定の方々から、「是非読ませて下さい」とのメールが殺到して、 たいへん嬉しく、送信しています。 もしこれから御希望の方は、ワードソフトでご覧になれるか否かをお知らせいただけると助かります。 このブログは出来る限り「能」を中心に投稿して行こう! と考えていましたが、昨日はつい昔、聴いていた音楽の事などを書き込み、ちょっと脇道にずれてしまい . . . 本文を読む

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中学・高校と音楽を聴いていた仲間から、突然連絡があり 「粟谷、クラプトンとベックが一緒に観られるぜ、懐かしいだろ~~行こうぜ!」 と誘われた。 う~~~懐かしい、あの頃を思い出す~~ あのころは~~ 若かった~~~ 能なんて、 片手間に、 と、まあ~~ 毎日レコードを聴いては、新譜や古いレコードを買いあさっていた時代だったな。 オヤジはこんな息子をどう思っていたのだろうか・・・・ で~~~ . . . 本文を読む

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2月7日の「かもん山能」で『白田村』を謡ってきましたが、 写真は後シテに使用した「大天神」です。 番組チラシに使用して細顔のものとは違う、 ややふっくらタイプの面です。 はじめは、ややシマリがないな~~と思っていましたが、 これが、実際、白装束に、白鉢巻をするとキリッとしてみえて、 なかなか良かったのです。 もちろん、面は役者の力量が必要ですが、 シテの力量が充分感じ取れて、そのエネルギーが . . . 本文を読む

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またまた投稿がお留守になりまして、すいません。 本日は、かもん山能です。 横浜能楽堂は久しぶりです。 今日の演目は喜多流にしかない、 『白田村』 シテ・粟谷能夫で、私は地謡を勤めます。 ところで、この『白田村』ですが、私も4月16日の厳島神社御神能で勤める予定ですが、 気になることがあります。 それは梨打烏帽子の折り方です。 どちらに曲げるか・・・・・・ 先日の友枝昭世氏のNHKでの放送で . . . 本文を読む

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昨日はみちのく明生会の稽古で仙台にお邪魔した。 駅を降りると残雪があり、普通の皮靴を履いていたので、いきなりツルっとこけそうになった。 こんなところで転んではいけないと、稽古場までは近かったが直ぐにタクシーに乗り稽古場に向かった。 これから雪国での稽古にはそれようの靴がいいですね。 靴購入考えてます。 で~~ 男性の謡は「富士太鼓」でした。 一曲全部稽古して、はい今日は終了! ではお食事にと、 . . . 本文を読む

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昨日は「出雲康雅の会」終了後、恒例の神楽坂の「寿司幸」でお食事会があった。 寿司幸は父が生前「週刊・人間国宝」の取材でお世話になったお店で、カウンターの角に腰掛けて一杯呑んでいるところを撮影したが、父のとてもいい笑顔が残っている。 今、その席には現在の人間国宝の友枝昭世氏が座られている。 そして左の席から年齢順に着座するようになっている。 で~~ 私の右は京都の杉さん、左は鵜澤洋太郎君となっ . . . 本文を読む

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