自分の昔の写真を見る必要に迫られ、いろいろな思いが湧き出て来てしまった。そこで「写真を見て」と題して投稿していこうと思う。ご興味のお持ち方はどうぞ覗いていただきたい。
能『三輪』に「八百万の神遊び、これぞ神楽のはじめなる」の詞章がある。天照大神が天の岩戸にお隠れになって世の中が暗くなり、困った神々は相談し岩戸の前で、わいわい楽しんで天照大神が顔を覗かせるのを待つことにした。その時の、わいわい楽し . . . 本文を読む
能楽体験教室『高砂』第三期生はあと3名の余裕があります。
日本の古典芸能の能楽。お祝いの席で謡われ、舞う『高砂』を基本からお教えいたします。
稽古場は五反田駅から徒歩4分の「池田山舞台」です。
綺麗でオシャレな空間で、能に挑戦してみてはいかがでしょうか?
ご参加登録をお待ちしております。
連絡先
粟谷明生事務所
akio@awaya-noh.com
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平成27年8月24日(月)午後6時より7時半まで
納涼 あぜくらの夕べ
能『松風』特別座談会にゲスト出演します。
自分はなにを喋りだすのか・・・と、少々不安ですが、観世銕之丞氏や武田孝史氏とお仲間とご一緒させていただけますので気が楽です。
また司会は石井倫子先生が進めて下さるので、こちらも安心、楽しみにしております。
この催しは、あぜくら会員のための企画なので、入会をお勧めいたします。
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入場券受付開始は、8月24日(月)10時よりですが、粟谷能の会メール会員の先行予約は7月24日(金)よりはじまります。
今回の粟谷能の会能楽鑑賞講座は、ゲストには野村万蔵師をお迎えしてお話に加わっていいただきます。
日時:9月28日(月)18時~19時半
会場:国立能楽堂2階 大講義室
チケットご購入された方は無料です。
講座のみの方 参加費¥1000
粟谷能の会メール会員は粟谷能の会の活 . . . 本文を読む
観〇光(KAN-HIKARI ART EXPO)2015、鎌倉展に行って来ました。
円覚寺~浄智寺~建長寺とまわりながら、写真撮影と出展作品の鑑賞で楽しんで来ました。
中堀慎治作 日月波濤図 二曲一双
作品と光
円覚寺方丈 光と影
建長寺 扉の向こう
撮影 文責 粟谷明生
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今まで知らなかった能楽の世界をちょっとだけ、体験してみませんか?
白足袋をはいて、扇を持って、舞台にあがり、摺り足をして、大きな声をだして謡ってみる
能面にも触れて、実際に面を自分の顔にあててみて・・・と
粟谷明生の体験教室が大阪で行われます。
7月11日(土)午前、午後 二回
7月20日(月・祝)午前、午後 二回
参加費 一回 ¥10000
会場 山中舞台(西田辺駅徒歩5分)
関西圏の . . . 本文を読む
昨日は仙台青葉能、大勢様のご来場を賜り、無事盛会に終わりました。今年の仙台での能公演は、秋に「仙台萩能」もございます。
私、仙台萩能実行委員会より公演の企画を依頼され10月31日(土)電力ホールにて、「鬼」をテーマに狂言『清水』シテ・野村萬斎、能『黒塚』シテ・粟谷明生、ワキ・森 常好、アイ野村萬斎で勤めます。
「仙台萩能」は特に能をはじめてご覧になる方々を対象とした番組作りに専念したしました。 . . . 本文を読む
「降って来た~~」と言われるより
「降らなかったから、出来たじゃないか!」
と叱られる方がいい。
屋外での公演となる薪能は天候が気になる。主催者は、気が気じゃ無く、ストレスが溜まって健康によくない。
朝から雨の場合、演能中降り出す雨、また雨天が予想される場合と、いつ中止や延期、会場移動などの判断を下すかが大事だ。
その判断の基準は、お客様が嫌な思いをなさらないように、会場が混乱しないように、 . . . 本文を読む
「へい、お待ち! にぎり一人前!」
と、能楽師の一人前も寿司屋の様にスピーディーに出来上がれば楽でいいが、そうはいかない。
そもそも、一人前の能楽師ってなに?
そこを考えてみた。
まずは一人で「出来る」。
「出来る」とは、謡えて、舞えて、装束付けも、興業の企画も交渉も、すべていろいろを含んでいる。先生や先輩、仲間の手助けを借りなければ出来ないのは、まだまだ一人前にはほど遠い。
次に.早く . . . 本文を読む
こどもたちが遊ぶ、鬼ごっこ。
自分も昔「明生はオミソね」と仲間に入れてもらい楽しく遊んだ。だが捕まっても鬼にならないのなら逃げる意味がない、オミソつまらない、と思うようになった。鬼ごっこの、“オミソ” と前回投稿の “叱られない人” この二つに共通するのは「特別扱い」だ。
甘やかされた“オミソ君” だれからも注意されない“叱られない君”は、能の世界でも特別視されているが、周りによい影響を与える . . . 本文を読む
「あぶないでしょ、だめよ」
「そんなことしちゃいけません!こちらにいらっしゃい」
と注意を促す大人に
「わ~~ん」
と泣き出す子どもと
「ワン」
と犬が吠えて応えたのには驚いた。人とペットの境は、ある特定の人たちには、無くなりつつあるのかも。
人も動物も躾は大事。
叱るときはちゃんと叱り、躾けないといけない。叱られるのはあまり気分の良いものではないが、今回は「叱られなくなったらオシマイ」という . . . 本文を読む
東京能楽囃子科協議会にて、幸流の亀井俊一師をお相手に一調『女郎花』を勤めます。
6月10日(水)18時半開演、国立能楽堂へのご来場をお待ちしております。
舞台やステージと呼ばれているところは観客席よりも一段高いところにあり、そこで演技は披露される。
舞台に立つ者は目立ち、注目を浴びる。それはとても気持ち良いのだが、同時に「間違えないだろうか・・・」とミスへの恐怖心も起こり怯える。
演者をはじめ . . . 本文を読む