馬年になったばかりだから、馬の話がうけるはず。
「馬耳東風」、東風とは春風のことで、春風が吹くと人は喜ぶが、馬はなんの感動も示さない。他人の意見や批評を聞き流すこと。
「馬の耳に念仏」、馬に念仏を聞かせても、その有り難みがわからない。つまり、いくら説き聞かせても、その価値がわからない、何の効もない例えだ。
新年早々、随分と馬を馬鹿にした例えばかりのご紹介となってしまった。
あ! またここにも「馬 . . . 本文を読む
最近、昔のような時間ギリギリ生活から、時間に余裕を持たせる生活に自然と変わって来た。加齢現象なのだろうか?
品川発9時7分の「のぞみ」に乗るのに一時間も前に着いたのは、少々現象が過ぎるかも。指定券を早めの「のぞみ」に変えて京都に向かった。
車窓から富士山が見えたが雲一つ無い最高のお天気、気分も爽快。
爽快、爽快、と思いながら、うとうと・・・目が覚めたら名古屋。
京都に10:33に着くと、ど . . . 本文を読む
我が家の近所に小鼓の大倉源次郎さんから紹介して頂いた「金多楼寿司」があります。最近は食べ物屋さんの紹介を控えている私のブログですが、今回は特別。
「粟谷さん、お父様の写っている写真があったから差し上げるわ」
とご主人の奥様、節子さんから一枚の貴重な写真を頂戴しました。
2003年12月7日と記載されているので、9年前の出来事です。
美味しそうに盃で日本酒を呑んでいる父がいます。
その後 . . . 本文を読む
湯島の「鳥榮(とりえい)」に行って来ました。
鳥榮は軍鶏鍋のお店で、かなり前から予約をしないと入れない有名な老舗店です。
実はここは年末になると能楽師の方々が集まる秘密の場所です。
私もいつかその会合に参加させて伺いたい、と思っていましたが、なかなか機会がありませんでしたが、今回お弟子様の菊田肇氏が予約して下さり、美味しい軍鶏を堪能して来ました。
私の出版した「粟谷菊生・能語り」にも、父と人間 . . . 本文を読む
広島ロータリークラブ創立80周年記念行事の幕開けとして、一調『八島』を小鼓・横山晴明師と勤めて来ました。
一調(いっちょう)とは楽器奏者一人と謡い手一人の一騎打ちのようなもの。
小鼓の奏者は、普段打たない複雑な打ち方をするので、謡い手はそれに合わせなければいけません。
両者共、難易度が上がるハイレベルの出し物です。
6時開演と同時にはじまり、5分ほど、あっという間に無事終わり、横山晴明師からオ . . . 本文を読む
昨日の酒田の稽古は参加者が少なく、
後席に付き合えるのウェンツ瑛土似の中村君だけ
24歳、独身 長野県出身、ご興味のある女性は
こちらまで akio@awaya-noh.com
ということで「僕がおごるから付き合ってよ~」と
私の贔屓店に誘う。
ここは地元で捕れた魚を中心に美味しい魚を出してくれる
寿司屋「こい勢」さん。
まずは、ウニがアテで出てきて、ビールで乾杯
次に「ウマヅラ . . . 本文を読む
昨日は粟谷能の会機関誌「阿吽」の22年秋号の打ち合わせ。
場所は最近続いていた天現寺「桂寿司」から、
久々に新高円寺の「千倉」へと移動。
ここのお料理は、美味しいのでオススメ
ご主人とも長いおつきあいをさせていただいているが
そのご主人も還暦だという。
あ~~~
時間が超スピードで過ぎている!
と恐くなった。
さて、いつも御世話になっている司会役の某氏を
待っていたが・・・・
「遅れます . . . 本文を読む
昨日は、産経学園「銀座おとな塾」で指導
それだけの一日、
で~稽古の後は一杯だが、
銀座と言うと「お値段が高い!」
というイメージが・・・・
で~
恵比寿や中目黒など、出来る限り自分家に近い所に
戻るようにしているが、それではちょっとツマラナク
なってきた。
そこで産経学園の裏にある以前から気になっていた
飲み屋に勇気を出して行くことにした。
暖簾をあげて、つま先立ちして中を見ると~~
う . . . 本文を読む
本日は広島での社中の発表会
皆様のご来場お待ち申し上げます。
昨日のリハーサルも順調に終わり
能『船弁慶』の萬谷和子さんもをはじめ
皆様日頃の成果をご披露されることでしょう
さて、昨日は申合後、お手伝い下さる喜多内とワキの森常太郎さんを
市内にある食事処「たこつぼ」にご招待、
美味しいお料理をいただきました。
13名のビールが揃うまで、お預けの皆様
「本日はどうも有難うございました。
明 . . . 本文を読む
広島のとある寿司屋で息子と従兄弟と
おいしくいただきながら、能の話をして来ました。
親子だとなかなか照れて話せないのが
もう一人入ると~話もスムーズに流れる
そういえば私も父親とじっくり、ゆっくり
能の話を出来るようになったのは、だいぶ加齢してから
40代になってからだな~~
だから、まあ~~
こんなもんでしょ
今日は申合、息子にはいろいろと経験してもらいたい
書生の佐藤 陽君もだいぶこの . . . 本文を読む
今日はこれからANAで広島に飛びます。
明日は申合、明後日広島社中の発表会
広島アステール能舞台は普通の能楽堂と違い
いろいろと準備がたいへんなのだ
息子尚生と10時から準備して皆様をお待ちして
13時から順調にスタートしたい。
で~~~
今日は、広島のある寿司屋を予定している。
メンバーは私と尚生と、そして能夫さん
おいしいお寿司食べながら、
能夫さんに、尚生にいろいろな能の話をしてもら . . . 本文を読む
酒田の稽古の後は居酒屋「兵六玉」が恒例だったが
マンネリはやはりいけない。
お弟子さん達から
「先生、場所変えません? 兵六玉・・・飽きません?」
と言われ、
「飽きてはいないが、違う店も知りたいね~」
と返答すると
「では次回は庄内藩にしましょう!」
ということで
昨日の稽古後は、酒田駅前にある居酒屋 「庄内藩」
店内は壁にぎっしりメニューが貼られている。
気になるお値段だが~~~
メ . . . 本文を読む
梅、桜、松
となると能『鉢木』のシテ・佐野源左衛門が拝領した土地
ワキの最明寺殿は
「加賀に梅田 越中に桜井 上野に松枝(松井田)」
と語るが
今、言いたいのは、そんなことじゃない
また、寿司屋の品書きの話でもない
最近、気になる春から夏にかけての花のこと
梅、桜 躑躅、紫陽花
梅が咲き、桜が散ると、ツツジが咲き乱れ
次は~~紫陽花(あじさい)が待ち遠しい
紫陽花といえば~~
自宅のご近 . . . 本文を読む
またまた昇月庵のご紹介
月二回、必ず行くようになって、
我々も常連さんになったようだ。
以前、安くて美味しい、ふぐをご紹介したが
またいつか、ふぐが食べた~い
今日はあるかな~?
と期待していたが、なかなか当たらなかったが・・・
若女将さんが
「必ずいらして下さるから、ふぐ仕入れておきましょうか?」
と言って下さった。
「え~そんなことできるの?」
「はい、大丈夫」
そんな会話が成立し . . . 本文を読む
これは先週日曜日の出来事です。
1月9日三宿の金多楼寿司で大倉源次郎氏と観世銕之丞氏と会食後
源次郎君が
「ここがね~気になるから入ってみない?」
と誘われたのが、ここ
9487 (クシハナ)
入ろうとしたら、観世さんが、
「僕、帰るよ」
というので、我々も諦めて帰りました。
翌日、恒例の喜多自主公演の後の鳥伝の会食後、
帰宅途中に、なんだか気になったので
内田成信君とちょっと寄っ . . . 本文を読む