地元広島で永年ご活躍され、私も何度もご一緒に舞台を勤めさせていただきました大鼓方 葛野流の三王清(本名 藤井清)氏が66歳という早さで、誠に残念な事にご逝去されました。
昨年12月の高知での「土佐女子中学高等学校新校舎落成記念能」では体調を崩されながらも私の舞囃子『高砂』と半能『石橋』をお勤めになられ、これが最後のお相手となりました。
三王清様の楽屋での写真は、昨年私が撮影しました厳島神社 . . . 本文を読む
粟谷能の会HPに記載しておりました「粟谷明生の演能レポート」は、新設いたしました粟谷明生オフィシャルサイトに移動いたしました。
「演能レポートが見られない!」
とのお問い合わせがありましたので、粟谷能の会HPの読み物からもご覧になれるようにリンクいたしましたので、アクセスをよろしくお願い申し上げます。
また粟谷明生のオフィシャルサイトはPCでは一覧がご覧になれますが、申し訳ございませんがスマ . . . 本文を読む
趣味の写真撮影などでお世話になっている山縣基与志氏より
「東海道かわさき宿交流館で能の話をしていただけないか?」
とご依頼があったのは昨年の夏でした。
なかなか予定が合わず
「来年の2月17日(土)ならば大丈夫です」
とお答えした時は、随分と先の話だなあ、と思っていたが、月日の経つのは早い、もう一ヶ月後となってしまった。そこで、皆様にご参加いただきたく、宣伝させていただきます。
東海道かわさき . . . 本文を読む
平成28年12月24日、クリスマスイブとは無縁の行動です。
大阪からの帰京、途中で京都に寄り道して帰りました。
来年1月8日(日)は喜多流自主公演で『賀茂』シテ・出雲康雅氏の地頭を勤めます。
新年早々、おめでたい曲目を謡わせていただきますので『賀茂』ゆかりの地を謡蹟めぐりして来ました。
写真探訪でご紹介します。
上賀茂神社の大きな鳥居
本殿への入り口右手に謡蹟保存会の駒札が立てられてま . . . 本文を読む
安芸の宮島、厳島神社能舞台で毎年行われる観月能は、今年で20回目を迎えました。
「月が出て」「潮が満ちる」二つの条件を最優先して日時は決められて来ました。
16時に楽屋入りし出番まで時間があったので、久しぶりに愛用の一眼レフカメラで遊んでしまいました。
引き潮だから見られる風景を意識して、「影」や「裏」をテーマにシャッターを押してみました。
これは単に自分の記念作品として投稿ですが、作品へのご意 . . . 本文を読む
謡の会も無事終わり、ホテルに戻るとまだ17時。原爆ドームまで歩ける距離なのでカメラ片手に散歩撮影して来ました。
原爆ドームを間近で見るのは、そう息子がまだ子方時代だった15年ぐらい前のことかな?
原爆投下前の建物の写真がありました。
撮影 粟谷明生 平成28年7月10日(日)
文責 粟谷明生
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28年4月18日能『船弁慶』シテ・小野塚一馬氏のお調べと前シテの紅白の襟を撮影しました。
海に浮く能舞台
海に映る建物
お調べをする小鼓方・大倉流宗家 大倉源次郎氏
お調べをする大鼓方・葛野流宗家 亀井広忠氏
出を待つ亀井広忠氏、橋掛を歩くお囃子方
能『船弁慶』の前シテ(静御前)は紅白の三つ襟を付けます。白と赤の襟を重ねることで役の位の高さを表しています。
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私のお正月、年の初めは二度ある。1月1日と4月16日。
1月1日は世間がお正月気分だが、4月16日は私だけの区切りのスタート日、ということ。
宮島の厳島神社の桃花祭・神能が昨日16日より始まったが、2016年がスタートしたと思って奉納している。
神能を楽屋裏から撮影しているので、ご紹介したいと思う。
いつもの変わらぬ大鳥居の風景
神能初日はまず演者たちの神へのご祈祷からはじまる。
翁 . . . 本文を読む
デジブックへの投稿が、当方の契約手続きのミスにより昨年までの作品がすべて消去されてしまいました。
徐々に再投稿していきたいと思います。
デジブック 『27年 目黒川の桜』
文責 粟谷明生
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