Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

JABODETABEK-最近の話題

2010年05月07日 18時13分04秒 | インドネシア
ジャカルタの電鉄区間であるPT KAI COMMUTER JABODEDABEK管内において、ここ最近いろいろな話題がありましたので、簡単にご報告したいと思います。なお、報告の内容についてはインドネシアの鉄道ファンや鉄道会社に勤務する方からの報告であり、私が実際に確認したものでありませんのでご了承いただきたいと思います。

●東京メトロ7000系第一弾、ジャカルタ到着
インドネシア西部時間、先月19日16時頃に東京メトロ7000系7117F10両編成がTanjung Priok港に到着しました。到着後はトレーラーにてBalai Yasa Manggaraiに収容され、その後Bukit Duriの車庫へ移動したようです。試運転並びに営業の時期についてはわかりませんが、わかりしだいお知らせしたいと思います。

写真は船から慎重に降ろされる7000系です。


Bukit Duriの車庫へ移動した7000系で、帯の色は変更されていません。どのような帯の色が巻かれるのか楽しみです。


今後は先日もお伝えしたように3編成計30両が順次毎月到着するようです。また、東西線で使用している05系3編成30両と千代田線の6000系2編成計20両が譲渡されるのではという情報がインドネシアの鉄道ファンの中では話題に上がっていますが、実際どこまで話しがまとまっているのかわかりません。同時にINKA社で組み立て予定の4両編成10本、計40両(今年は8両落成予定)の計画もあり、どこまで計画が実行されているのかわかりませんが、わかりしだいお知らせしたいと思います。

●6000形6151F前面リニューアルで登場
2008年10月30日にKampung Bandan付近で衝突した6181Fと2009年8月4日Cilebut~BogorでHolecと衝突した6151Fの2編成が編成を変更し、6151と6188は前面をリニューアルし見事復帰しました。新たな編成はJakarta Kota寄りから6188 6175 6176 6151の4両編成で、4月23日には110km/h高速試運転(percobaan)が実施されました。7日あたりからBogor線でEkspresとしてたった4両で営業されているようですが、今後は環状線においてCiliwungに充当することを予定しているようです。なお、残った6000形車両の処遇についてはわかりません。


●KRL-I、8両編成で営業?
従来、環状線やTanjung Priok線などで活躍していたKRL-I(INKA社組み立ての冷房車)2編成を1編成に組成の上、Bogor線などで営業についたという情報を現地のマニアから聞きました。真偽のほうはどうだったのかわかりませんが、現在は環状線のCiliwungで4連で営業しているようです。しかしながら、6000形リニューアル車が環状線に充当されることも予想されますので、もしかしたら103系と同様にに8連での営業が実現するかもしれません。

●抵抗制御車(RHEO)、Manggarai駅付近で脱線(anjlok)
インドネシア西部時間、6日午前11時頃、Manggarai駅付近において、抵抗制御車(RHEO)が脱線しました。列車はBukit Duri車庫に収容する列車であったため乗客はおらず、けが人はおりませんでしたが、架線柱をなぎ倒した模様で、車両の破損状態は軽傷のようです。現在はBukit Duri車庫に収容されているようです。

以上でありますが、また、何か話題がありましたら、報告したいと思います。
Foto:Mas Adam