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アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

南武線ウォッチング-近況報告

2010年05月05日 10時02分46秒 | 南武線
いつも毎度ながら記事の投稿がご無沙汰になって申し訳ありませんが、日々の忙しい中でも南武線ウォッチングを続けております。
最近の南武線の話題としては、横須賀線武蔵小杉駅の開業によって南武線205系の前面にヘッドマークが取り付けられましたが、残念ながらそのヘッドマークは1ヶ月ほどで取り外されてしまったようです。少しでもこのヘッドマークの姿を撮影しておこうと思い沿線で撮影しておりましたが、我ながら良いツーショットを撮らえることができたのが下の写真です。

4月11日(日)に撮影したものですが、この日の209系オリジナル車であるナハ32は47F(1547F)運用に充当され、後続にヘッドマークの付いた編成が充当されたため、このようなツーショットを撮影することができました。ちょっと話は変わりますが、この1547Fの運用は変り種で、この時間帯でも全てが立川行きであるにもかかわらず、この列車だけが登戸行きであり、しかも登戸での折り返しが21分(15:28~15:49)とかなり長く、なぜこのような列車を設定したのか疑問に残っています。ダイヤ改正前でも確かにこの時間に登戸行きが設定されているのですが、登戸での折り返し時間は12分となっていました。

次に先日もお伝えしましたように大人の休日倶楽部のラッピング車両が3月21日頃から登場し、現在もそのラッピング車両を見ることができますが、車両前面にはヘッドマークや装飾もなく、車体側面にラッピングされているだけで、撮影するほうとしてはそのラッピング部分を少しでもわかるように撮影するには苦労します。真横から撮影すれば良いと言ってしまえばそれまでなのですが、やはり前面の顔とラッピング部分両方をうまく撮影する上では場所もかなり限られてしまいます。すぐに思い立ったのが多摩川橋梁と中央道交差部で、撮影してみると下の写真のようになりました。


いつまでこの大人の休日倶楽部のラッピング車両が見れるのかわかりませんが、もう少し良い場所を選んで撮影してみたいと思います。

ところでナハ32の検査入場がそろそろではと注目されていましたが、つい先日入場してしまったようで、機器更新工事が実施されると思われることから、209系0番台オリジナルの車両は消滅したものと予想されます。出場まで時間を要しますがいったいどのような姿で出場するのか気になるところで、私としては列車種別表示が使用できるように改造してもらえると良いのですが、果たしてどのような姿になるのでしょうか。
下の写真は昨年度浦和区から転入した209系で、南武線の顔としてすっかり定着しているようです。南武線の乗務員室後部をかぶりつきで見ている最近のチビッ子は物知りで、この車両は京浜東北線で使用したものだよとか、編成番号を形式別に覚えていたりして、両親に自慢している光景をよく目にしますが、本当に最近のチビッ子は好奇心旺盛で、将来南武線の主にでもなってほしいと期待しております。


最後に気なっていることを2つほどご報告します。
5月1日付けの「議会かわさき」の広報誌では平成22年第1回定例会が実施され、各議員から質問と答弁が行われました。
22年度予算案の中にはJR南武線連続立体交差事業が盛り込まれ、民主党の議員から「整備方針確定に向け事業を展開しているが、関係機関との協議は」という質問がありました。
答弁としては「JR東日本とは鉄道設計上の整理や矢向駅直近の留置線などの処理を協議しており、横浜市からは厳しい財政状況のため大規模プロジェクトは平成23年度以降が対象の時期中期計画策定の中で検討したいと聞いている。市としては尻手~武蔵小杉間の一体整備が重要と考え、今後も調整を継続していく」と発言されています。
私も以前から懸念しておりましたが、横浜市と一体的に整備が行えるのか、横浜市としては余計な負担になると思われる矢向の留置線の整備費用を負担するのかなど難問が多くありますが、一刻も早く関係各所と協議し、実現してほしいものです。せめて私が生きているうちには実現してほしいものですが、実現するまでには20年ぐらい時間がかかるものと予想しています。

もう1つは矢向駅においてもバリアフリー工事が今後実施され、そのエレベーターが現在使用している上り線ホーム跨線橋の立川寄りに設置されるようです。ですので、その上り線ホーム跨線橋から列車と鹿島田・新川崎地区の高層ビル群をいっしょに撮影できましたが、バリアフリー工事によって残念ながらそのような光景の撮影ができなくなるものと思われます。

また、時間があるかぎり南武線ウォッチングを行い、小さな話題でもお届けしていきたいと思っております。


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