Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

Ekspres列車の公認車内販売

2009年01月01日 19時14分42秒 | インドネシア
あけまして、おめでとうございます。
今年もJABOTABEKの鉄道の話題や南武線などの通勤型車両の話題を提供していく予定ですので、よろしくお願いいたします。
昨年11月訪問時のJABOTABEKの話題が全て終わっておりませんので、少しずつ提供していきたいと思います。まずはいつも車両の話題ばかりですので、ちょっと変わった視点からということで、Ekspres列車内の公認車内販売の話題を1つ。
ジャカルタでは冷房車でないEkonomi列車では、果物やテンペ、ジュース、新聞、子供のおもちゃなどを売る売り子が走る列車の車内を行ったり来たりして乗客らに販売されており、また、3~4人ぐらいのバンド連中が生バンドを車内で披露したり、小さな子供が自家製カラオケセットを背中に抱え、音楽を流しながら歌い、乗客らにチップを求めるというようなことが、日常茶飯事に行われています。これらの行為はEkonomi列車でよく見られる光景ですが、Ekspresの車内ではいっさい禁止されております。
Ekspresの列車では、以前から日本の通勤電車のように車内販売などがなかったと思われますが、昨年11月の訪問時ではJABOTABEK公認の車内販売員が列車の中でお菓子類やパン、ジュースなどが販売されております。おそらくこのような光景は他の国では見られないかと思われますが、このような車内販売を行っているのは販売員の話しによるとJakarta Kota~BogorとJakarta Kota~BekasiのEkspres列車で行われているようです。この写真はKotaからBogorへ行く列車の中で撮影したもので、販売員はManggarai駅付近を通過したあと、Bogor寄りの先頭車からKota寄りの後部へと移動し車内販売が行われました。乗客自体が少ないにもかかわらず、多くの乗客がいろいろなものを購入しており、売上げの方も上出来ではないかと思われます。