フィリピン国鉄(PNR)は10月1日ダイヤ改正が実施され、今までTutuban～Naga間に運転されていた14系寝台車+12系リクライニングシート車のBicol Expressは運転区間が延長され、Tutuban～PNRの現在の終点であるLigao間に変更されました。
主な停車駅の時刻については以下の通りです。（着が付いていないものは発車時刻）
下り 列車番号BET-611
Tutuban19:45→PasayRd.20:14→Alabang20:40→Lucena23:19→Hondagua2:42→Sipocot5:47→Naga（6:45着）7:00→Iriga8:03→Ligao9:00着
上り 列車番号BET-612
Ligao17:30→Iriga18:28→Naga（19:30着）19:45→Sipocot20:44→Hondagua23:59→Lucena3:19→Alabang5:51→PasayRd.6:17→Tutuban6:45着
また、Mayon Limited De Luxeに充当されていたキハ59「こがね」ですが、7月に乗用車と衝突し損傷を受けたものの修繕作業が終了し、10月1日のダイヤ改正とともに見事に復活し、列車名Isarog Limited ExpressとしてTutuban～Naga間に運行されています。
運転日はTutuban発が月・水・金曜日、Naga発が日・火・木曜日です。
主な停車駅の時刻については以下の通りです。（着が付いていないものは発車時刻）
下り 列車番号T-713
Tutuban18:30→PasayRd.18:59→Alabang19:25→Lucena22:02→Hondagua1:25→Sipocot4:31→Naga5:30着
上り 列車番号T-714
Naga18:30→Sipocot19:31→Hondagua22:48→Lucena2:07→Alabang4:38→PasayRd.5:03→Tutuban5:30着
下の写真はダイヤ改正の初日である10月1日にTutuban駅で撮影したもので、列車名Isarog Limited Expressとして見事に復活しました。
列車名のIsarogはNaga東部にある2000m近くの成層火山の名前です。
今までMayong Limited Ordinaryとして運転されていたキハ52ブルートレイン色ですが、車両の不調により運転を中止しており、運行開始の予定は未定のようです。
この他、念願であるLegazpiへの開通予定時期ですが、PNRのGM曰く、クリスマス前までには開通させたいとのことで、開通の暁にはBicol ExpressもLigaoからLegazpi発着に運転区間が延長されるものと思われます。
マニラ首都圏のCommuterの時刻については変更がないようで、2012年3月4日改正時のものをそのまま踏襲しているようです。
車両の不調によりキハ52ブルートレイン色は、マニラ首都圏のCommuter運用にも充当されることなく、整備が続けられているようです。
主な停車駅の時刻については以下の通りです。（着が付いていないものは発車時刻）
下り 列車番号BET-611
Tutuban19:45→PasayRd.20:14→Alabang20:40→Lucena23:19→Hondagua2:42→Sipocot5:47→Naga（6:45着）7:00→Iriga8:03→Ligao9:00着
上り 列車番号BET-612
Ligao17:30→Iriga18:28→Naga（19:30着）19:45→Sipocot20:44→Hondagua23:59→Lucena3:19→Alabang5:51→PasayRd.6:17→Tutuban6:45着
また、Mayon Limited De Luxeに充当されていたキハ59「こがね」ですが、7月に乗用車と衝突し損傷を受けたものの修繕作業が終了し、10月1日のダイヤ改正とともに見事に復活し、列車名Isarog Limited ExpressとしてTutuban～Naga間に運行されています。
運転日はTutuban発が月・水・金曜日、Naga発が日・火・木曜日です。
主な停車駅の時刻については以下の通りです。（着が付いていないものは発車時刻）
下り 列車番号T-713
Tutuban18:30→PasayRd.18:59→Alabang19:25→Lucena22:02→Hondagua1:25→Sipocot4:31→Naga5:30着
上り 列車番号T-714
Naga18:30→Sipocot19:31→Hondagua22:48→Lucena2:07→Alabang4:38→PasayRd.5:03→Tutuban5:30着
下の写真はダイヤ改正の初日である10月1日にTutuban駅で撮影したもので、列車名Isarog Limited Expressとして見事に復活しました。
列車名のIsarogはNaga東部にある2000m近くの成層火山の名前です。
今までMayong Limited Ordinaryとして運転されていたキハ52ブルートレイン色ですが、車両の不調により運転を中止しており、運行開始の予定は未定のようです。
この他、念願であるLegazpiへの開通予定時期ですが、PNRのGM曰く、クリスマス前までには開通させたいとのことで、開通の暁にはBicol ExpressもLigaoからLegazpi発着に運転区間が延長されるものと思われます。
マニラ首都圏のCommuterの時刻については変更がないようで、2012年3月4日改正時のものをそのまま踏襲しているようです。
車両の不調によりキハ52ブルートレイン色は、マニラ首都圏のCommuter運用にも充当されることなく、整備が続けられているようです。
南の島に渡った14系に乗りたく、12月上旬の渡比を計画中で、貴重な情報を得ることができ、心より感謝いたします。
Bicol Expressの区間延長については、FacebookでのPNR公式ページで情報は把握していましたが、確実に復旧が進んでいるのは喜ばしい限りです。
ところで、現在気がかりなのは指定券の予約についてです。事前に予約するには、今のところ電話しか手段がないようですが、会話に不安がありますし、コストの面でも、できれば避けたいのが本音です。
かと言って予約なしで駅に行って、満席では元も子もありません。
調べたところ、総じて空いているという情報もあれば、満席で買えなかったという情報もあるのですが、実際のところどちらが本当なのでしょうか？
Bicol Expressの切符購入については、事前に電話で予約できると思いますが、支払い時期が乗車される当日でも良いのかどうかわかりません。
また、乗車される当日にTutuban駅で切符を購入する場合、既に空きがないということでしたら、列車が発車する前に車掌を探して交渉してみてください。各駅に切符の割当が指定されていて、リクライニングシートでなければ1人や2人分の空きがあるかと思われます。
支払いの時期のことまでは正直考えていませんでした。電話で予約が取れたとしても、「○日までに乗車券を購入してください」と言われたらどうしようもないですね。
打つ手がなければ教えていただいたように車掌に頼んでみることにします。
私としてはこれが生涯で最後の海外になるはずですので、何としても、車掌か出札係にいくらか握らせてでも（いいことではないのでしょうが）乗りたいというのが本音です。
まずは電話してみて、支払いが乗車当日でも大丈夫なのかどうか確認してみてください。
それが無理ということでしたら、乗車当日できるだけ早くTutuban駅に行ってみて購入することが最善かと思いますが、もし空きがないと言われましたら、その列車の車掌がどこにいるのか聞いてみて、見つけしだい交渉してみてください。また、Tutuban駅内のPNR本社2階のどなたかに「どうしても乗車してみたい」と告げると対応していただけるかもしれません。ただし、本社事務所に入る場合、1階の受付を通す必要があり、理由も正当な理由がなければ事務所に入れませんが、正直に「日本からはるばる来たので、どうしても今日乗車を希望しており、PNRの方にお願いしたい」と告げると取合っていただけるかもしれません。
それでだめなら、マニラ空港からツツバン駅に直行して、不幸にも満席なら教えていただいたような特攻作戦でゆきます。
ネット予約システムを構築中とのことで、それがスタートすれば一番いいのですが、とても間に合いそうもないですね。
そうですね。まずは電話で確認してみてください。もし電話での予約や乗車日当日の支払いが無理でしたら、乗車日のできるだけ早く窓口で聞いてみて、空きがないようでしたら、先日お伝えしたようなことを実行してみてください。フィリピンのことですからある程度どうにでもなるというところがありますので、あまり心配はいらないような気もします。
「ある程度どうにでも～」の言葉に安心しました。
今までどこの国でも、事前の予約などなくても「満席」ということはほとんどなかったので、オロオロする必要もないはずなのですが、気になりだすと止まらない性分です。
それにしても井上様の行動力、調査力、人脈の広さには驚くばかりです。
私自身、現在でもよくわかりませんが、フィリピンにおいて、どうしてもこの列車、この飛行機に乗らなければならないと言い通すと、だいたい何とかなっているところがありますので、どうしてもという場合は然るべき人に聞いてみてください。
それと私の行動力や人脈は大したものではなく、現地ではいろいろな人の助けがあって、何とか撮影や調査等が行えています。
今後とも何か質問などがございましたら、遠慮なくコメントなどいただきたいと思います。
甘えついでにお訊ねしたいのですが、リガオに着いてから、ら、ナガまたはレガスピまでのバスやジプニーは頻繁に運行されているのでしょうか？
PNRには今日にでも電話してみたかったのですが、通訳をさせる連れ合いが不在で、まだできておりません。会話ができないというのは不便なものです。
LigaoからLegazpiやNagaへの交通手段ですが、Ligao駅に到着しましたら、国道に向かってください。Google Mapを見ていただければすぐにわかりますが、駅から国道まで約300m程で辿り着けます。
国道には頻繁にジープニーが運行されていますので、Legazpi行きのジープニーに乗車していただければ約45分ぐらいでLegazpiに到着できると思います。
（12月にはもしかするとLegazpiまで鉄道が開通しているかもしれませんが）
また、LigaoからNagaへは約70kmありますが、おそらくLegazpi方面からバスが運行されていると思いますので、地元の方にバス乗り場（バスターミナル）を聞いてみてください。もしかするとNaga行きのジプニーも多く運行されているかもしれませんので、地元の方に聞いて最適な交通手段を尋ねた方がよろしいかと思います。