Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

1990年のLRT1号線

2007年07月16日 00時16分32秒 | フィリピン
いつも103系などの車両の話題ばかりでしたので、本日はフィリピンの鉄道の話題を述べたいと思います。私が初めて外国へ行ったのがフィリピンでした。フィリピンはみなさんご存知のように、日本から最も近い東南アジアの国であり、日本と同じように島国です。その頃私は日本から出たことがありませんので、初めてマニラの空港に着いた時には驚くことばかりでした。もちろん外見的に日本人と同じアジア人と言っても、基本的にマレー系の人が多く、文化や習慣的にはアメリカやスペインに支配されたことから、カトリック教徒が多く、癖はありますが英語をフィリピノ語同様に話せる人が多いなど、これだけでも当時の私としてはカルチャーショックでした。
マニラに着いてから仕事などもありましたので、鉄道好きでも数日はPNR(フィリピン国鉄)やLRTには乗車できませんでしたが、おそらく4・5日たってから初めてLRTに乗車することができました。当時LRTは1号線のみが営業しており、今でも区間はかわりませんがBaclaran~Monumento(約14km)を結んでおります。このLRT1号線の当時の車両は1000型と呼ばれるベルギー製車両で、全車非冷房、3両で1編成の連接車でした。乗車する場合はトークンという乗車用のコインを改札機に入れて乗車するのですが、今やこのトークンもLRT2号線やMRT3号線と同様に磁気カードに変更されております。写真の1000型は現在では塗装も一新され、冷房装置も取り付けられており、この他の車両としては近年、韓国や日本から冷房車の近代的な車両が導入されております。
また、時間がありましたら2号線や3号線の話題も提供したいと思います。


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