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南武線E233系投入から約8年経過

2023年01月02日 19時46分14秒 | 南武線
私は昭和のオヤジですので、どうしても世代的には103系や205系世代であり、103系は好きでもE233系は好きになれませんが、カッコいい形式かと言うと確かにそうなのかもしれません。
2014年10月4日の914Fから使用開始され、103系と同様にデビュー時から乗車しましたが、投入開始から約8年が経過し、完全に南武線の顔として活躍していますが、今後はどのような動きがあるのでしょうか。
現在、南武線の各駅ではホームドアの設置工事が実施されており、数年後にはワンマン化されるということも考えられ、また、ここ3年あまりのコロナ感染により輸送需要が最盛期よりも減少しているものの、川崎市南部地域を中心に2030年頃まで人口が微増し、今後においては多少輸送需要が増加し、ラッシュ時においてはさらなる増発や場合によっては列車の編成両数を現在の6両から7両もしくは8両化というのも必要になってくるのかもしれません。
長編成化については大規模な設備投資が必要になってきますので、鉄道会社側としても予測をもとに慎重な判断が求められ、自治体側に対しても協力が要請されるものと思いますが、今後、長編成化という計画が示されるのか、その場合、新造する車両は単なるサハなのか東急等で導入しているようなQシート的な車両を導入することになるのか夢が広がります。


考えてもキリがありませんので、E233系導入時のことを振り返ってみると2014年8月7日にE233系第1編成のN1が中原に到着し、その後は線内で試運転が実施されたのち、9月28日は登戸駅中線でそのN1編成の展示会が実施されました。
展示会にあわせてE233系や205系等のグッズ、記念弁当等が販売されるとあって、南武線ファンの私も電車の動き出す前の朝4時頃にスクーターで行ってみたのですが、強者の約10人程が徹夜で並んでいたものの、お望みのグッズは簡単に購入することができました。


そして、待望のE233系運用開始は10月4日の914Fからで、現在、このような時間に出庫する列車はなくなってしまいましたが、この当時はデビューには相応しい運用がありました。
また、この日の朝は南武線の主要駅でE233系デビュー記念入場券が発売されるということで、各駅の販売枚数が100〜300枚とかなり少なく、1人1セットに限定され、各駅で台紙の色が黄色、オレンジ、茶色と異なり、3種類をゲットしたいところでしたが、実際には黄色の台紙の武蔵小杉でしか購入できませんでした。


武蔵小杉での記念入場券をゲットしたあとは、E233系デビューの出発式と乗車を楽しむため、武蔵中原に来てみると上の写真のようなポスター等が貼られ、利用者にアピールされていました。

上りホーム川崎方は関係者以外立ち入りができませんので、マニアたちは下りホームからご覧のように撮影することができましたが、横浜支社のマスコットであるハマの電ちゃんも参加され、今だったら武蔵中原駅のマスコットである「ムナマズ」も参加していたのかもしれません。また、南武線利用者にはこの他に周知されるようになった川崎運輸区のマスコットである「カワッサー」、鎌倉車両センター中原支所の「ナハニャン」、登戸駅の「ノトちゃん」等も着ぐるみが登場すると子供さんたちを中心にもっと愛着のある路線になるのかもしれません。


2014年8月のE233系N1編成の投入開始から2015年末まで35本が投入され、2016年1月9日には205系としては最後まで残っていたナハ46のありがとう運転が実施されたものの、209系ナハ53が引き続き使用されていました。
しかしながら、このナハ53は翌年2月9日の運用を最後に静かに引退し、房総地区のサイクルトレインとしてB.B.BASEに改造されるとともに、豊田のトタ青670編成を改造した8500番台が転入し、南武線のE233系化が完了しました。


ナハ53は幕張車両センターへ回送され、マリJ1編成の編成札を付けサイクルトレインに改造され、シーズン中の週末を中心にB.B.BASE内房やB.B.BASE外房等、房総各線のサイクルトレインとして新たな活躍を見せています。

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