
今日は海外に目を向けてマレーシアの通勤電車のKTM Komuterについて述べたいと思います。マレーシアのマレー半島にはシンガポールとタイを結ぶKeretapi Tanah Melayu Berhad(マレー鉄道)がありますが、人口密度がインドネシアのジャワ島のように高くないため、クアラルンプール首都圏を除いて全国的に鉄道は発達しておりません。しかしながら首都圏ではおよそ175Kmが25kVで交流電化され、1995年8月よりコミューターサービスが開始されております。KTMのkomuter路線は西海岸線と重複するRawang-Sermban線とSentulから港町のPelabuhan Klangを結ぶSentul-Palabuhan Klang線の2路線があり、Putra~KL Sentralはこの2路線が重複する形となり、Xの字運転の形態をとっています。この2路線のデータイムの運転間隔はともに平日で20分間隔、休日では15分間隔で、Putra~KL Sentralにおいては重複区間のため平日で8~12分間隔、休日で7~8分間隔となります。また、朝のSeremban→Sentulには快速が2本と急行が1本運行され、Seremban~KL Sentralを急行で55分、快速で63分で結んでおります。(各停は76分)また、夕方にはSentul→Serembanには快速が3本運行されております。Sentul-Plabuhan Klang線及びRawang方面には急行、快速列車は運行されていないようです。なお、Rawang~Rasaは2007年4月21日にコミューターサービスが開始されたようですが、この間をシャトルサービスし、中心部の方へは直通列車がないようです。
このKTM Komuterに使用されている車両については下記に示しますが、3種類の車両が使用されているようです。
私はKTM Komuterに何度か乗車したことがありますが、他の国の通勤路線に比べてスピードが遅いというような印象があります。また、列車密度も低いので首都圏の路線としては物足りなさを感じてしまいますが、旅客需要も少ないので仕方がないのかと思っています。電化複線化も今後郊外へ延長され、高速化も図られると思いますので、通勤路線としての需要やシンガポールやバタワースなどへの長距離の需要も高まっていくのではないかと思います。
写真は2003年7月にRawangに留置されているKTM Komuterの車両を撮影したものです。
このKTM Komuterに使用されている車両については下記に示しますが、3種類の車両が使用されているようです。
私はKTM Komuterに何度か乗車したことがありますが、他の国の通勤路線に比べてスピードが遅いというような印象があります。また、列車密度も低いので首都圏の路線としては物足りなさを感じてしまいますが、旅客需要も少ないので仕方がないのかと思っています。電化複線化も今後郊外へ延長され、高速化も図られると思いますので、通勤路線としての需要やシンガポールやバタワースなどへの長距離の需要も高まっていくのではないかと思います。
写真は2003年7月にRawangに留置されているKTM Komuterの車両を撮影したものです。
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