ブログの更新がご無沙汰になってしまいましたが、先日もお伝えしましたように9月21日から10月2日にかけて、フィリピンとインドネシア(ジャカルタ)に滞在し、フィリピンにおいてはPNR(フィリピン国鉄)、LRT1号線の車庫訪問、ジャカルタにおいてはPT.KAIのBalai Yasa Manggarai、Bukit Duri、Depokの各車庫に訪問して参りました。全てをまとめて報告できませんので、今回はまずPNRの203系の動きからご紹介したいと思います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/3d/01243dd48214418e2f63a9294ed2cbe5.jpg)
現在、PNRの203系は1編成が運用についており、Tutuban~Alabang間に運用されているRotem製DMUの運用とTutuban~Biñan間のCommex運用に203系が充当されています。
最近まではTutuban~Alabang間のCommuter運用に203系が充当される場合は、Alabangの1つ手前のSucatで折り返していましたが、Alabang駅構内に機回線が整備されたことにより、203系もRotem製DMUと同様にAlabangまで運行され、大きな問題が解消されました。
下の写真がAlabang駅構内で、短期間に機回線が整備されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/4a/5a68869175d208520a8c7b4cdd586a55.jpg)
また、早朝と夜間に運行されているTutuban~Biñan間のCommex運用にも同じ編成が充当され、ボロボロ12系と置き換えが完了しました。このボロボロ12系の行方についてはTutuban駅構内には見当たらず、Caloocan工場に疎開されている可能性もあります。
運用に充当されている203系の編成については以下のとおりです。
Tutuban寄りからM203-10+M'202-14+M203-11+Tc203-107(発電機搭載)の4両編成で、冷房使用可能です。
なお、M203-10は以前、100KVAの発電機が搭載されていましたが、現在では取り外され、水タンクのみが残されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/fe/01beaf6591f2fd4aaac7ff599297d9ff.jpg)
203系の運行状況については、Tutuban~Biñan間のCommex運用に充当されることはほぼ間違いないかと思われますが、Tutuban~Alabang間のCommuterについてはどの時間に運行されるのか決まっておらず、Tutuban駅で使用される30分以前にならないとわからないとのことで、他の駅においても203系が使用される場合、その連絡が来るようです。ですので途中の駅で撮影する場合は、203系が運行されているのか切符売場の方に聞けばすぐにわかりますが、その時点で203系が運行されておらず、どうしても沿線で撮影したい場合は何度か切符売場の方に尋ねなければなりません。
私も沿線で撮影したいと思い、9月30日午前中にBuendia~Pasay Road間で粘っていたもののキハ52がCommuterに充当されていましたが、203系は残念ながら充当されていませんでした。
ならば次の日の10月1日午前中にリベンジということで、Buendia駅の切符売場の方に聞いてみるとAlabang駅へ行ったところだというので、これはしめたものだと言うことで1時間少々待ち続けました。
結果、ダイヤが大幅に乱れていたものの11時30分過ぎにようやく撮影することができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/68/c8496ec3a0973c05320236f430a45e16.jpg)
後ろ姿を見ると中央線や武蔵野線バージョンの203系にも見えますが、ジャカルタのKCJバージョンに比べシンプルでこれはこれで良いのではないかと個人的に思っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/2d/3f14e81b9abb135174c62a43461eb33c.jpg)
走って203系を追っかけ、Buendia駅に停車している姿を撮影してみました。Buendia駅のホームは2つの踏切に挟まれたところに位置しており、4両編成の203系では最後尾1両が踏切上で停車し、車やバイクの行き来が出来なくなります。最初からホーム位置を考えて設置すればこのようなことがないのですが、フィリピンでは先々のことをよ~く考えず、このようなハプニングはざらです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/cc/0adc473fbd50e87f77b0385268a8209c.jpg)
次回は203系でTutuban~Biñan間の乗車記を簡単にお届けします。
下の写真はBuendia Ave.(Gil Puyat Ave.)の踏切で待つフィリピン庶民の乗り物ジープニーと203系を撮影したものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/3b/3d67cf7540e3c8e69dd1c88de36d1925.jpg)
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現在、PNRの203系は1編成が運用についており、Tutuban~Alabang間に運用されているRotem製DMUの運用とTutuban~Biñan間のCommex運用に203系が充当されています。
最近まではTutuban~Alabang間のCommuter運用に203系が充当される場合は、Alabangの1つ手前のSucatで折り返していましたが、Alabang駅構内に機回線が整備されたことにより、203系もRotem製DMUと同様にAlabangまで運行され、大きな問題が解消されました。
下の写真がAlabang駅構内で、短期間に機回線が整備されました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/4a/5a68869175d208520a8c7b4cdd586a55.jpg)
また、早朝と夜間に運行されているTutuban~Biñan間のCommex運用にも同じ編成が充当され、ボロボロ12系と置き換えが完了しました。このボロボロ12系の行方についてはTutuban駅構内には見当たらず、Caloocan工場に疎開されている可能性もあります。
運用に充当されている203系の編成については以下のとおりです。
Tutuban寄りからM203-10+M'202-14+M203-11+Tc203-107(発電機搭載)の4両編成で、冷房使用可能です。
なお、M203-10は以前、100KVAの発電機が搭載されていましたが、現在では取り外され、水タンクのみが残されています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/fe/01beaf6591f2fd4aaac7ff599297d9ff.jpg)
203系の運行状況については、Tutuban~Biñan間のCommex運用に充当されることはほぼ間違いないかと思われますが、Tutuban~Alabang間のCommuterについてはどの時間に運行されるのか決まっておらず、Tutuban駅で使用される30分以前にならないとわからないとのことで、他の駅においても203系が使用される場合、その連絡が来るようです。ですので途中の駅で撮影する場合は、203系が運行されているのか切符売場の方に聞けばすぐにわかりますが、その時点で203系が運行されておらず、どうしても沿線で撮影したい場合は何度か切符売場の方に尋ねなければなりません。
私も沿線で撮影したいと思い、9月30日午前中にBuendia~Pasay Road間で粘っていたもののキハ52がCommuterに充当されていましたが、203系は残念ながら充当されていませんでした。
ならば次の日の10月1日午前中にリベンジということで、Buendia駅の切符売場の方に聞いてみるとAlabang駅へ行ったところだというので、これはしめたものだと言うことで1時間少々待ち続けました。
結果、ダイヤが大幅に乱れていたものの11時30分過ぎにようやく撮影することができました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/68/c8496ec3a0973c05320236f430a45e16.jpg)
後ろ姿を見ると中央線や武蔵野線バージョンの203系にも見えますが、ジャカルタのKCJバージョンに比べシンプルでこれはこれで良いのではないかと個人的に思っています。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/2d/3f14e81b9abb135174c62a43461eb33c.jpg)
走って203系を追っかけ、Buendia駅に停車している姿を撮影してみました。Buendia駅のホームは2つの踏切に挟まれたところに位置しており、4両編成の203系では最後尾1両が踏切上で停車し、車やバイクの行き来が出来なくなります。最初からホーム位置を考えて設置すればこのようなことがないのですが、フィリピンでは先々のことをよ~く考えず、このようなハプニングはざらです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/cc/0adc473fbd50e87f77b0385268a8209c.jpg)
次回は203系でTutuban~Biñan間の乗車記を簡単にお届けします。
下の写真はBuendia Ave.(Gil Puyat Ave.)の踏切で待つフィリピン庶民の乗り物ジープニーと203系を撮影したものです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6c/3b/3d67cf7540e3c8e69dd1c88de36d1925.jpg)
フィリピン&インドネシアへの御遠征どうもお疲れさまでした!
そして、さっそく垂涎ものの203系画像を楽しませて頂き感謝の限りです!
藍色のフィリピン罐とオレンジ帯の203系の組み合わせ、何とも魅惑的ですね……。
沿線も撮りやすそうなところが多いようで (?)、
フィリピンという国そのものへの興味とともに
(古い街並み見物なども兼ねて)
これはいよいよ昼間の203系を拝みに行きたいモードです (笑)。
あと1~2編成ほど落成し、確実に日中運用があるようになるのを
待ってからになりそうですが……。
引き続きのレポートを楽しみにお待ちしております!
ところで、DLは相も変わらずあのままの様ですが、何らの計画もないのでしょうか?
あの只でさえ渋滞のブエンディアの踏切に平気ではみ出し停車とは、如何にも国柄でしょうか。
でも、交通信号でさえ3分や5分単位での切り替えですから、35秒とか40秒とか5秒も疎かにすまいとする日本人が心配する程の事でもないと思えます。
市内バスにしても、時刻表どころか停留所もなしで「大体この辺」の認識で、あとは「来るのを待つ」で事足りているのですからね。
駅があり、ダイヤもあるPNRは数段格上?
でも、LRTも始終発こそ決まっているものの、駅に細かい発時刻表示は無く、やはり「来るのを待つ」と。
今は雨期で毎日スコールですね。殆どの人は傘など持たず、「止むのを待つ」と、…。
この「いい加減さの妙」、いやぁ懐かしい~。
今回、念願が叶ってようやく203系の走行シーンの撮影と乗車ができました。DL+203系のシーンは混沌としたマニラの街に溶け込んでいるのではないかと思いますし、PNR線路際には柵など撮影する上で障害となるものが少ないので、思い通りに撮影が楽しめるものと思います。
また、203系は1編成のみが稼働し、残りの編成の整備時期については車両担当者に質問しておりませんが、しばらく時間がかかりそうなかんじです。
203系の日中運用については確実にあるかというと断言できませんが、おそらく1日2往復程度充当されているものと思われます。
キハ52新潟色の部品供出は本格化していませんが、PNRのGM曰く、今年のクリスマス前に念願のLegazpi開通を予定していますので、撮影&乗車を楽しむ上ではそろそろ良い時期ではないかと思っています。
今回、PNR事務所へ訪問した際、PNRのGMとお会いすることができまして15分程お話しすることができました。今のところDL含めて車両の具体的な譲渡予定はないとのことですが、情報収集やレターの作成、各国への視察等を予定しているようですので、今後、譲渡計画が浮上してくるのではないかと思っております。
フィリピン人の計画の無さ、いいかげんさにはうんざりさせられることが多々あります。都市計画や交通計画においてもこのようにすれば利便性が高まるのにと思いつつも実際には不便極まりないものになってしまい、利用者サイドのことは全く考えられていません。これでは到底経済発展など望めませんが、ここは郷に入れば郷に従えと自分自身に言い聞かせております。
さて、私も先月24日、26日の早朝にビニャン発の203系の撮影に行きました。24日は中間2両が緑帯でしたが、26日はオレンジ帯でした。写真はあるのですが車両番号が読み取れないので、車両を変えたのか帯色が変わっただけなのかは不明です。
また、トゥトゥバン駅に23日に行きましたが、そのときはボロボロ12系は駅構内にいました。
何も変化がないように見えても意外と少しずつ動きがあるものなのですね。
フィリピンのジープニーと203系の取り合わせを見ていると、「凄い国に来てしまったなぁ・・・」という203系のつぶやきが聞こえてきそうです。まぁ、インドネシア行きの203系が俗に言う「副都心線帯」みたいな赤+黄色+白の3色派手派手カラーになったのに比べると、韓国製ディーゼルカーに合わせて、シンプルな朱色帯に変更になったのはこれから主役で頑張るつもりだ、というフィリピン側の意気込みを感じます。
踏み切りの光景を見ていると、アルゼンチンのブエノスアイレスで走っている近郊電車線があるのですが、その光景に良く似ています。ただ、向こうは第3軌条式なので、感電死の危険が付き纏いますが・・・
それにしても、次の段階としては都心部での高架化と電化でも計画する時期だと思うのですが、フィリピン側は考えてるのでしょうか?道路渋滞や列車と車やバイクの接触事故防止はもちろんですが、更にはスラムの撤去を含んだ沿線再開発も含んでやるべきだと私は思うのですが。
PNRのラインカラーはLRTやMRTも含めて、ラインカラーがそれぞれ決められておりますので、その決められたラインカラーに従いPNRではオレンジ色が採用されています。
マニラ首都圏内のPNRの輸送状況をみるかぎり確かに需要が増加し、抜本的な輸送力増強を必要としておりますが、都心部においての立体交差化や電化については莫大な費用がかかりますので、完成させるには相当な時間を必要とするのではないでしょうか。日本社会として一般的な整備における費用負担は立体交差化は地方自治体並びに国が大部分を負担、電化においては鉄道事業社(最近では地方自治体が一部負担することがありますが)が負担しますが、このような大プロジェクトはフィリピン国家としても財政上厳しいところがありますので、ODA等による支援が必要なのではないかと思っております。また、今のところDOTCの計画にはPNRの電化と交差する道路との立体化については計画がなかったかと思われます。(最新の計画は確認しておりません)
ところで最近のPNR203系の動きですが、確かにNagaでPenaafrancia祭があった9月上旬から中旬にかけてオレンジ帯+エメグリ帯の203系が組成されていたようですので、24日はその編成を目撃されたものと思われます。また、私が今回の訪比で初めてPNRを確認できたのは26日で、確かに1編成全ての車両がオレンジ帯でしたので、おそらく24~26日にかけて編成替が行われたものと思われます。
ボロボロ12系の行方と今後の去就が気になるところですが、次回クリスマス前にでももう一度訪比し、担当者に尋ねてみたいと思っております。