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185系、南武線に入線

2013年06月16日 17時46分59秒 | 南武線
6月9日~14日にかけて、185系、B7編成4連が中原区に貸し出され、乗務員訓練として南武線に入線しました。貸し出された編成はTc316 MM'232 T'c216で、編成の向きは逆向きで入線しました。
かつて、185系は南武線の府中本町~立川間及び浜川崎線の尻手~浜川崎間に入線したことがありますが、それ以外の南武線の区間においてはいまだに入線したことがないと思われ、中原区の入線も初めてのことになるかと思われます。


中原区に到着後、編成は武蔵新城寄りに留置されました。


10日~13日にかけて、その185系が武蔵中原~立川間において、乗務員訓練と思われる試運転が1往復実施されました。表示は「回送」ですが、「試運転」という表示がないために回送表示になっています。


また、185系が中原区に入線したためか、12、13日には10~11時半という短い時間ながらミニ撮影会が実施され、185系はもちろんのこと中原区の205系も撮影することができました。
185系は「水上」や「草津」、「踊り子」、「はまかいじ」などあらゆる表示に設定していただき、今後見られるのかどうかわかりませんが「修学旅行」という表示にも設定していただきました。


この他、205系の先頭改造車である1200番台が留置されていましたので、まぼろしとも言える「快速ハイキング号川崎」をリクエストさせていただくと、ご親切にその表示に設定していただき撮影することができました。残念ながら南武線の生え抜きのほうの車両は留置されておらず、種別に「快速」、行先表示も「快速○○」ということまでは叶いませんでしたが、オリジナルの山手車において「快速稲城長沼」などのふだんは見れない表示も見られました。


今後、183系が185系に変更され、南武線の団体列車や修学旅行列車として使用されるのか動向が注目されますが、今まで使用されている183系の去就も気になるところです。
最後にこのようなミニ撮影会を実施していただいた中原電車区の皆様方に御礼を申し上げるとともに、今後も電車区の一般公開が定期的に実施されることを期待しております。