Asian Railway Plaza

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去就が注目される埼京線205系の行方は

2013年05月11日 00時26分35秒 | 他線区の103系
東北新幹線建設の見返りとして建設された埼京線(赤羽~大宮間)は1985年に開業し、同時に赤羽線に乗り入れが実施されましたが、開業してから月日が経つのも早く30年近くを迎えようとしております。車両自体も開業当初は山手線への205系投入によってウグイス色の103系がそのまま使用されていたものの、当路線にも205系が1989年から投入され、翌年には全車が205系に置き換わりましたが、その205系も20年以上経過し、いよいよE233系によって置き換える時期に来ております。

下の写真は山手線からウグイス色のまま埼京線に転出された103系で、開業当初、103系の電動機から発生するモーター音が沿線住民の問題として取り上げられることが多いようでしたが、このような問題からかどうかわかりませんが僅か5年ほどで205系化されてしまい、同じウグイス色が使用されていた横浜線も埼京線よりも一足先に205系化が実施され、この時期から急速にウグイスの103系が激減してしまいました。山手線のウグイス色の103系こそが私の鉄道趣味を開花させた原点であり、ウグイス色好きな私にとって残念なことでありましたが、幸いにも川越線・八高線で103系が長く活躍し、関西線においては黄色帯の警戒色がなくなるなどある程度ウグイスの103系で楽しませていただきました。


話しは飛びますが、1989年から投入された埼京線の205系も南武線や横浜線よりも先にE233系によって置き換えられることになり、そのE233系もすでに4編成が出場しているようですが、来月から営業開始される予定で、来年の1月にはE233系への置き換えが完了するようです。全部で31編成が製造される予定のようですので、置き換えのペースは私鉄の会社では考えられないほど早いペースであり、今から撮影しておかないと205系と巡り会うチャンスが少なくなるということで撮影してみました。


また、この埼京線の205系の去就が注目されていると思いますが、私自身も今後の行方を把握しておらず、噂されているように高崎の107系置き換えとして使用されるのか、はたまた他のローカル線用として使用されるのか注目されていますが、今後、それらについては時期を追っていくことによって解明されるのではないかと思いますので、今後のお楽しみということで動向に注目しております。