Asian Railway Plaza

アジア各国の鉄道やJR南武線の話題などをお届けします

阪和線混色103系活躍中

2010年06月01日 22時58分33秒 | 他線区の103系
先週末28日夕方にちょうど仕事のけりがつきましたので、急遽、大阪へ行くこととし、29日、30日と阪和線で活躍中のウグイス+オレンジ色の混色編成を撮影しに参りました。
28日は夜行バスにて本厚木駅から乗車し、京都駅には29日午前6時前に到着しました。早速、みどりの窓口でおおよそ大阪近郊区間が乗り放題の切符である「春の関西1デイパス」を購入し、阪和線の起点である天王寺へと向かいました。天王寺7:14発の列車に乗車し、私は混色の編成がA25の運用に充当されていると思い、堺市駅付近で撮影しようとしていた矢先、杉本町でその混色編成と擦れ違ってしまいました。どうも私の予想を覆し、この日はA22の運用に充当されていましたが、おまけに持参した運用にミスがあるようで、全く運用が読めません。無料で配布されている阪和線の時刻表から和歌山へ行くということまでは推測できましたが、その後の運用については推測ができませんでした。ちょうどその頃いつもお世話になっています103系の大ファンの方から有難く運用を教えていただき、この日の運用を把握することができました。しかしながら、混色編成はこのまま和歌山まで行ったのち日中は和歌山(新在家派出所)でお昼寝とあって、阪和線内を走る姿を撮影できません。とりあえず、下の写真のとおり和歌山駅近くで駅に入線する姿を撮影し、この後は新在家派出所で撮影できないかと思い、和歌山線の田井ノ瀬駅まで行って様子を覗うことにしました。

和歌山線の脇の留置線に混色編成が留置されているものの、ある程度の高さのフェンスが手前にあり、綺麗な姿を撮影できないと判断し、断念することにしました。夕方までは混色編成がお昼寝ということですから天王寺まで戻り、大阪環状線の方の混色編成が運用に入っていないかどうか確認しておりましたが、しばらく観察していたものの全く見ることができず、森ノ宮区内にも列車内からは見当たりませんでした。この日の夜や30日もしばらく観察していましたが、混色編成は確認できず、消息が全く掴めませんでした。
一方、阪和線の混色編成は夕方出動するということで、どこかで順光で撮影できないかと考えておりましたが、地図を見ても阪和線は天王寺と和歌山の間の泉州平野をほぼ一直線で無駄のない線形を描いていますので、この時間、光線的に良い区間が見つかりません。唯一、線形が南北に近い浅香駅北側の大和川が良いのではないかということで、大和川の北側の土手付近から撮影してみることにしました。おそらく17時頃の光線の条件としては、ここ大和川が最適なのではないかと思うのですが、現場に来てみるともっと厄介なことがありました。それはやぶ蚊の襲来とススメバチのような大型のハチが飛び交っておりました。おまけにカラスの巣が近くにあるせいか、私の頭を目がけて何度もカラスに襲われ、思わぬ者たちと格闘しておりました。とにもかくにも何とか混色編成が予定どおり大和川を通過しましたが、光線は車体の側面に十分当たるものの、前面には写真のとおり少ししか当たりませんでした。


29日も引き続き、阪和線の混色編成を撮影することにしており、天王寺駅で私の予想どおり運用番号A23で充当されているかどうか確認しましたが、残念ながら予想に反して他の編成が充当されていました。とりあえずは堺市駅まで行ってみることとし、このA23運用に充当された列車に乗車し堺市へと向かうと、またしても杉本町付近で混色編成と擦れ違ってしまい、昨日と同じような状況になってしまいました。ここまで来ると頭の中に「マーフィーの法則」が過ぎります。開き直りしかありませんが、堺市駅付近で予定どおり、しばらく撮影することにしました。(この季節、ラッシュ時においてはコードの影が入ってしまうようです)


混色編成は運用番号A30に充当されたため、天王寺と和歌山間を行ったり来たりという運用になりますが、光線的に条件の良い長滝~新家で撮影してみました。


その後、大和川で天王寺から和歌山へ向かう混色編成を撮影しましたが、11時前に上野芝付近で踏切の緊急停止ボタンが押されたため、列車は軒並み15分の遅延が発生し、この混色編成の行先も本来の和歌山から日根野へと変更されてしまいました。


今回は混色編成の運用の巡り合わせも良くなかったこともあり、成果があまりありませんでしたが、運用に充当されただけ良いものではないかと判断し、次回も混色編成を求めて大阪へ参りたいと思います。最後に運用を教えていただいたmasaさん、切符のことなどについて教えていただきました牛親分さん、皆様に御礼を申し上げたいと思います。