国鉄末期の昭和61年になると日本全国的に各形式に大型転配が行われましたが、103系もいろいろと転配が行われたことにより、各路線で混色編成が多く見られ、とても見応えのあった時期でもありました。青梅・五日市線では6両編成については武蔵野線との運用共通化により、青梅・五日市線内で103系による混色・異色編成が見られましたが、4両編成においても写真のような混色編成が見られました。
先日、秩父鉄道に乗り入れた国電ミステリー列車を紹介しましたが、昭和60年8月25日にも蒲田~品川~新宿~立川~青梅というようなルートで運転されたようです。写真は品川駅で山手線103系とすれ違うところを撮影したものです。
先日の記事で、青梅・五日市線の青色の103系を初めて見てビックリという記事を掲載しましたが、拝島で撮影した青色の103系の写真が出てきました。この時期、東京郊外の路線である南武線では、黄色とオレンジ色や黄色と青色の混色編成、横浜線ではウグイス色と青色の混色編成、青梅・五日市線ではオレンジ色と青色の混色編成が見られ、73系同様に101系や103系も都落ちする車両が多くあり、とても滑稽な姿を見せてくれました。