本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

「ヴ」の表記

2019-03-31 09:20:30 | Weblog
 外務省は外国の名称にある「ヴ」の表記を変更するそうだ。
その例として「セントクリストファー・ネーヴィス」を「セントクリストファー・ネービス」に、アフリカの「カーボヴェルデ」を「カーボベルデ」に改めるという。つまり「ヴィ」は「ビ」に、「ヴェ」は「べ」に変更するわけだ。
 
 「外来語の表記」という平成3年の内閣告示にヴァ、ヴィ、ヴ、ヴェ、ヴォ、ヴュの表記がある。この表記のほうがより国名の発音に近いからだろう。
それなのに、今となって歴史的仮名遣いだからやめるということか。それにしても複合母音が消えていくのは寂しい。

 今のところ、国名に限定したもののようだが、ヴェニスなどの外国地名はどうするのだろう。
他方、例えばヴァイオリンやヴェールなど一般的外来語はお好きにどうぞということのようだ。こちらの表記は文科省の管轄になる。

それにしても、ダブルスタンダードの表記となる。これ、考えものだ。

ツアー参加者の同窓会

2019-03-30 09:05:17 | Weblog
 同窓会開催のメールが届いた。これ、29年前の米国視察団参加者の同窓会である。
 当時はバブル絶頂期である。ビジネスクラスの空路、豪華なホテル、アミューズメント付き(ミュージカル、野球観戦、クルーズなど)の至れり尽くせりのツアーだった。ツアー料金は140万円だったか。

 参加者は電力、製薬、証券、保険、食品、化成など一流企業の課長クラスだった。なにやら企業戦士への御ほうびという感じだった。
 当時、コンサル会社にいた私はこれらの参加者企業に眼を付けた不純な動機で参加したものだ(帰国後、その成果はあった)。

 私は視察にあまり興味がないので、ボストンから単独行動でマイアミやバハマのナッソーに遊び、タンパーでツアーに再合流するという中抜けしたものだ。

 余談はともかく、同窓会の件。旗振り役と世話役がいるので、数年おきに集まっているから長続きしている。それにしても長く続いている。
東京開催なので、九州に転居した私はもう15年も不参加だ。もちろん、ほとんどのメンバーもリタイアしただろうし、物故者もいる。さて、何人が集まるのやら。

ハラペーニョ

2019-03-29 08:56:21 | Weblog
 しばしば道の駅に行く。旬の地元産の新鮮な野菜や果物が魅力である。もちろん安価でもある。
 また、時々珍しいものもある。ビーツやハラペーニョなどだ。

 そのハラペーニョも原産地はメキシコのようだが、置いているのは地元産である。辛さを計る単位の「スコヴィル値」は2500から8000とあった。
 ちなみに、調べたところハバネロは10万から35万、鷹の爪は4万から5万の値とあったからハラペーニョは辛いうちに入らない。
 
 みじん切りのニンニクとベーコンをバターで炒り、さらに種を取り除いたハラペーニョ2本とほうれん草一束を炒めた。調味は塩少々とコショウのみ。実に味がシンプルな一品である。
 たしかに辛くない。もっとも、量が少なかったかもしれない。

 ハラペーニョとスコヴィル値なるものを知ったことが収穫であるだけのこと。

会計システム

2019-03-28 09:15:16 | Weblog
  ウグイスの鳴き声とともに年度末になった。
 かつては予算消化のため、道路工事など年度末までに仕上げようとする光景があった。最近は災害が多く、その復旧工事が延々と続いており、年度末だからとはなっていない感じだ。
 
 地方自治法に「各会計年度における歳出は、その年度の歳入をもつて、これに充てなければならない」とある。この単年度主義から自治体の会計が単式簿記ということだろう。前年度の歳出を本年度費用にしたり、次年度の歳入を先食いしたりはダメだからだ。

 東京都は複式簿記に切り替えたようだし、国も複式簿記の仕訳を行う段階とか。特殊法人(今は「機構」という名称か)はどうだろう。
 ある事業団では3月末になると債務をバタバタと支払ってしまう。未払金なる勘定科目がないのだ。
 別の事業団では預け金の未収利息を計上するため銀行からその計算書を取り寄せていた。つまりP/LとB/Sの完全化であった。

 この両者の違いは何かといえば、会計担当は前者が役所からの出向、後者が民間からの出向だった。その差の説明は不要だろう。

テキサス親父の竹島問題

2019-03-27 09:21:33 | Weblog
 小学6年生の社会科教科書で竹島は日本固有の領土と明記されるとか。
 これに対し、韓国外務省は即時撤回を求めるとい声明を発表しているという。そのついでに「韓日の未来志向的な関係発展に否定的な影響を招く」と付け足しているようだ。「未来志向」とはよく言えたものだ。この言葉を韓国は無視していたのに。
 
 ところで、「テキサス親父」をご存知だろうか。誰がそう名付けたか知らないが、日本ひいきのアメリカ人である。とにかく、「テキサス親父」をキーワードに検索するとたくさんヒットする。ぜひ、閲覧してほしいものだ。

 「テキサス親父と竹下問題」で検索した彼のブログに「竹島が日本の領土であると言うマッカーサーからの電報」とある。一部を引用する。
 「ダグラス・マッカーサー連合軍司令官の甥であるダグラス・マッカーサー2世から在日本米国大使館へ送られた竹島関連の電文である。機密扱いが解除されたために入手可能となった。」
 そこに「竹島は日本の領土」とあるわけだ。

 さらに引用する。 「この電文は本物であるか確かめたく米国政府機関のナショナル・アーカイブズへ問い合わせたところ、間違いなく本物であるという返事をもらった」
 そして回答の文書(むろん英文)も掲載されている。ちゃんと確実なエビデンスの裏付けをとっている。

 前に当時のラスク長官も「竹島は韓国のものではない」旨の韓国当て書簡に触れた。多分、韓国はそれを承知の上だから、やみくもにどたんば的言動でオレの領土と必死になるのだろう。