本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

白米ともやし

2014-08-31 10:16:08 | Weblog
 参勤交代のお供で江戸詰めになったサムライは身体の不調を来たしたという。原因は白米ばっかり食べて、ビタミンB1欠乏による脚気だったとか。
 にわかには信じがたい。それじゃ、脚気に罹らない江戸の庶民は三分つきかせいぜい五分つきのめしを喰っていたのか。それともイモ類か。
 くだんのサムライは国許では白米を食していないのか。
 
 明治時代でも白米による障害は大きく、日露戦争の陸軍では脚気による病死兵が相当いたようだ。ビタミンB1不足とわからず、かの森軍医総監すなわち森鴎外は細菌が原因と考えていたとものの本にある。
 
 これとは別の話になる。
 やはり日露戦争でロシア兵にビタミンC欠乏の壊血病が蔓延した。日本兵にはそれがなかった。モヤシを喰っていたからとある。
 
 旅順の勝利にはモヤシも貢献したということらしいが、では白米はどこの戦場で足を引っ張ったのか。なにやら矛盾する話である。

図書館の本

2014-08-30 09:16:02 | Weblog
 昨日の読売新聞の「顔」に登場したのは湯本豪一さんという方だった。
「妖怪に関する新聞記事を集めて出版」したことが話題の核のようだ。

 この湯本氏が編者の本がある。『江戸漫画本の世界』というタイトル。1997年の刊行で、3,200円+税。高い本だが、買ったわけではない。
 たまたま最近、市立図書館が「リサイクル資料」のゴム印を押して、欲しい人はどうぞと放出していたいくつかの本の1冊だった。それでもらってきた。

 題名に惹かれたが、内容はたいしたことはない。それでも人によっては資料的価値があるかもしれない。私の場合は読み終われば資源ゴミになる。

 本来なら処分せずに保管するべきだと思う。収納上無理ならば、古本屋に引き取らせてはどうか。そのためにはゴム印などを書籍に押さないことだ。
 バーコードのシールさえはがせば図書館の痕跡は消えると思うが。

言い訳と自己弁護

2014-08-29 08:57:14 | Weblog
 何であれ、落ち度があれば謝らなければならない。そのときにやってはならないのが言い訳と自己弁護である。

 慰安婦誤報に関して朝日新聞は、この言い訳と自己弁護のようだ。これでまた読者を惑わすことになる。
 愛想をつかして購読をやめる世帯もあるだろう。皮肉で言えば、韓国と中国の支援が必要ではないか。
 
 私も何十年と朝日を購読していた。今はアンチ巨人ながら読売にしている。どうやら歳を取ると保守的になるらしい。ただ、もう一紙の西日本新聞はリベラルを標榜しているのか、保守に批判的だ。両紙を読めば左右の論調がだいたいわかるという感じになる。

 話を戻すと、かくも国益を損ねた朝日は解体して、新朝日として出直しするべきではないか。

葉物野菜

2014-08-28 09:11:47 | Weblog
 今の時季、葉物は端境期か。スーパーはともかく地物しか扱わない道の駅にはホウレン草や小松菜はない。
 
 いや、道の駅にも葉物はあるにはある。だが、ツルムセサキはヌメルが苦手で食材に使ったことはない。チンゲン菜は育成に農薬が多いと聞く。実際は知らないけれど、なんとなく敬遠している。空芯菜も出回っていたが、家庭料理で食べる習慣はない。
 これらは東南アジアや中国の食材ではないかな。
 
 天候不順で野菜が不作とか。それで都市部では相当に値上がりしているらしい。幸い、この地域では値上がりの印象はない。しかも道の駅には中国産なんぞない。
 田舎は食に安心して、生活しやすいのは確かだ。

新聞広告

2014-08-27 15:53:35 | Weblog
 つい2、3日前、読売新聞に週刊ポストの広告が載っていた。いつから広告が載らなくなったか知らないが、唐突な広告掲載だ。
 
 なんでも週刊ポストに掲載された読売新聞の記事が名誉毀損として、新聞側は提訴していたという。結論をいえば、それが認められ週刊ポスト側は敗訴したそうだ。それ以来、同誌は広告を出していないとか。

 今回、広告を依頼したということは、わだかまりが解けたか、両者間で握手の合意があったか。

 ついでにいえば、月刊誌「WiLL」が初めて新聞広告を出している。前号に続いての朝日新聞糾弾特集号のようだ。だから朝日新聞には広告は載らないでしょうね。
 前号の売れ行きで儲かったか。早速買いに行こう。