本と旅とやきもの

内外の近代小説、個人海外旅行、陶磁器の鑑賞について触れていき、ブログ・コミュニティを広げたい。

ヘリコプター遊覧

2017-05-31 09:10:50 | Weblog
 阿蘇高原のホテルではヘリコプターに宿泊客を乗せて阿蘇山の火口まで遊覧飛行を行うプランがあるそうだ。
 
 30年も前、ニューヨークで翌日のヘリコプター遊覧を予約した。その朝、遊覧ヘリが前日に墜落したことをテレビニュースで報じていた。
 前日に乗っていたらヤバかった。そのニュースから気が進まなかったが、どうせ事故調査のため遊覧休止になるだろうと思った。とりあえず、ヘリポートに行ってみると平常どおり運行するという。これには驚いた。FAA(連邦航空局)から事故原因調査やらヘリコプターの総点検やらで運行にストップがかかるものではないのか。

 遊覧飛行はマンハッタンや自由の女神のあるエリス島など巡る。素晴らしかったかって。とんでもない。マンハッタンを見下ろしただけで怖くて縮みあがった。それで目をつむった。

 ヘリコプターは高所恐怖症と閉所恐怖症を誘発するもののようだ。隣のかみさんは平気だった。

政治に思う

2017-05-30 08:57:30 | Weblog
 安倍首相は露見しても行政の最高権力と数の力をバックに押し切るという態度ですね。ちょいとプーチン大統領的になってきたな。
 だから首相自ら口を挟まなくても,ことに当たる者は忖度するのです。特に役人は政治家の意思を忖度するものです。

 また、官僚は政治家の不始末を上手に処理できるかどうかが問われる。あの理財局長はさらに出世するでしょうね。
 そんなわけで、文科省の前事務次官の発言は勇気があるといえますが、多分、現役の役人諸氏はけんもほろろですね。間違っても拍手はしません。となれば、多勢に無勢で発言は朝露のごとく消えてしまう。同情しますわ。
 
 個人的には安倍首相は権力の座から降りてほしい。
 
 

シカ対策

2017-05-29 09:17:43 | Weblog
 畑の6畳程度の枠の中でいろんな野菜苗を植えている。すくすく育っているので、そのうち、朝露に濡れたもぎたてのトマトやキューリが朝の食卓にのるだろうと、ほくそ笑んでいる。

 最近はシカが出没しない。効果があるといわれるピンクテープで周りを囲っているおかげか。と思いきや、被害に遭った。やはりシカは山から下りてきている。テープの間から首を突っ込んでトマトなどの新芽を喰っていたのだ。

 あわててネットを張り巡らした。ついでに、ミニトマトなどは鳥も狙うだろうから天井にも網で覆うことにした。尻を隠しても頭隠さずでは不完全というわけだ。

梅が枝と梅ケ谷

2017-05-28 09:17:02 | Weblog
 福岡県朝倉市の国道386号沿いの看板を見て、「あっ、ここで梅ケ枝餅を売っている」と言った女性がいたそうだ。「梅ケ枝餅」といえば大宰府名物である。そんな場所で売っているはずがない。
 
 実はその看板には「梅ケ谷藤太郎の生家」と<ここから右折>とあるのだ。その通りを何度か走ったことがあるが、たしか看板の脇には第15代横綱とあったと思う。梅ケ谷は横綱である。
 ずいぶん早とちりした女性がいたものだ。よほど「梅ケ枝餅」が好物に違いない。

 ここで触れたいのは、梅ケ枝や梅ケ谷の「ケ」について。
 この「ケ」は古語の所属の助詞の「ガ」と発音し、現代では「ノ」にあたる。
 通常、自分と身近なテリトリーにあるものを受ける場合は「ガ」や「ケ」で、テリトリーが遠くなると「ノ」が使われたはずだ。

 であれば、梅ケ谷にある梅は、身近にあるのではなく谷という遠いテリトリーにあるので、梅ケ谷ではなく「梅ノ谷」が正しいような気がする。ただ、相撲界の四股名には伝統的に「ケ」が多い。

 梅ケ枝も遠い梅林にある梅の場合、「梅ノ枝」となるのだろうが、大宰府の梅ケ枝餅にある梅は、大宰府の境内に植えられている。大宰府から見れば身近にある梅だろう。それで、梅ケ(ガ)枝になったかもしれない。

 バカバカしい話の先に梅雨の季節がくる。

転居13年目

2017-05-27 08:54:12 | Weblog
 畑のジャガイモは芽かきして以来、順調に育っている。来月に太ったイモがゴロゴロと土中から出てくるだろう。
 
 4か所ほど回った今年の野イチゴ摘みも終わった。かみさんはせっせとこの野イチゴのジャム作りに励んで10ビンほどの量を確保した。ビンの容量はよくわからないが、朝のパン食で費消するだから相当の期間食卓に上がるはずだ。
 
 酉年に転居して、今年は酉年なので干支が一巡して戻った。田舎暮らしは板についたわけだ。月日の流れは速いものです。